コミュニケーション

仕事のストレスも軽くなる!苦手な上司と向き合う心得5つ

あなたにも苦手だなと思う上司の1人や2人がいるかもしれませんね。
上司の顔が思い浮かんだ人、いるいると同感した人。日々の仕事は楽しいですか?

「嫌味ばっかり言われてモチベーションが下がる。」
「なんであの人が上司なの?」
「もっと部下のことを考えてくれればいいのに・・・。」

あなたにとって上司は大きな存在ですから、こんな風に思う上司があなたの身近にいるなら、仕事やモチベーションにもすでに影響が出てしまっているかもしれません。

そこで、そもそも上司と部下はどんな関係なのか?
知っておくと、もっと上司との関係が楽になる考え方をご紹介します!

監修:日本コミュニケーション能力認定協会

コミュニケーションの専門機関として “満足度99.3%” の『コミュニケーション能力認定講座』を開催。日本教育推進財団が監修し、19万人の指導実績に基づくコミュニケーション・カリキュラムは、信頼の獲得・リーダーシップの発揮・営業や交渉での成功・人間関係の構築に効果的。メディアからも注目されている。

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1.上司と部下の関係って?

1-1.そもそも上司は嫌われ役。いい上司はいないと心得る

もしあなたが、上司にしたい芸能人ランキングのような理想の上司像を求めているのなら、それはまず現実にはありえない、くらいに思っておきましょう。

上司は嫌われ役だってやらなければならない。そしてそもそも、いい上司なんていない、と、こんな風に割り切って考えると、上司との関係も楽になるものです。

なぜなら上司と部下(あなた)の関係というのは、上司とは、部下に良い仕事をさせる。良い仕事ができるように育てる役割。父親や母親のような役目と責任があります。
そして、部下のあなたは成長して良い仕事をすること、会社に貢献することが役割です。

あなたを育てるのが上司の役目ですから、やり方を示すことや良い仕事をしたことをしっかり認めること。時には悪いものを悪いと叱る必要もあります。

仮に上司が「嫌われたくない」「好かれたい」と思って部下に接する「いい人(上司)」ならば、間違いを正さず、笑顔を振りまき、あなたのことを褒めるぐらいしかしないでしょう。
もちろん、それは心地よい関係かもしれませんが・・・。
あなたの本当の意味での成長は、そこにはありません。

人を叱るということは、嫌な仕事なのです。
あなたの人格を傷つけるようならば、その叱り方は適切ではないかもしれませんが、嫌な思いをしても正してくれるのならば、むしろありがたい存在ではないでしょうか。

1-2.自分に都合の良い上司=理想の上司ではない

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上司が苦手、上司に不満がある。
そんな風に思う時、もしかすると「自分にとって都合の良い上司」を求めていませんか?

上司に対して苦手意識や不満があるのなら、客観的にその気持ちと向き合ってみましょう。

「~~してくれない」「もっと~~してほしい」こんな風にないものねだりをしたり、自分のリクエストに応えてくれないことに不満を持っている場合もあります。

あるいは厳しい指摘を受けたり、否定されたことで、言われた内容ではなく上司そのものへ不満を持ってしまう場合もあります。

客観的に考えることができれば、その指摘は自分に役立つことだったり、自分のために向けられたものだと気づくことができるでしょう。

しかし自分本位な考え方に偏っていては、上司に対して苦手意識や不満を作り出すのは当然です。
本当に自分のためになることに気づくことができなくなってしまいます。

上司といえど、四六時中あなたのことを見守っているわけではありませんし、あなた以上に責任ある仕事を抱えていながら、部下や全体をまとめていく必要があるのです。

そんな中で、指摘をしたりミスを注意したり指導してくれる上司であれば、その「言葉」は受け止めてはどうでしょうか。

2.あなたが上司だったら?上司の気持ちがわかればあなたが変わる

上司との関係をもっと良くしたい、苦手意識をなくしたいなら、あなたが上司になってみることです。

実際になるのではなく、上司の立場や視点に立って仕事や自分・部下との関係、役割などを見つめてみる、ということです。

誰しも、自分の立場や視点、価値観を中心にものごとを見ています。
すると人のそれと、自分との違いに気づかず、相手の気持ちを理解できなかったり、すれ違い、ぶつかりあったり、自分の考えを押しつけることになってしまいます。

子どもを持って、初めて親の気持ちがわかった。
後輩を持って先輩の気持ちや言っていたことがわかった。
こんな経験はありませんか?
それをあなたが上司になったとして、逆の立場から部下であるあなたを見てみるのです。

実際に相手の立場を体験するための、セラピーから生まれた手法を紹介します。

フリッツ・パールズらによって編み出されたゲシュタルト療法というセラピーでは、相手の役割を演じることで、相手の視点、考えや気持ちになってみること、あるいは相手へ伝えたいこと(または相手から自分へ伝えたいこと)を探り、気づきを得る「エンプティ・チェア」という手法があります。

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そして心理学NLP(※)には、この手法をセラピーの現場でなくとも、より日常的に実践できる「ポジション・チェンジ」というスキルがあります。

このスキルの大まかな方法は以下の通りです。

  • 「自分」と「相手」の2名(第三者を加えた3名とすることも可能です)を、目の前にいるものとして、それぞれの場所を特定する
  • 相手の場所に自分が体を動かして、相手の気持ちになって関係性や状況を捉えたり、相手の視点から自分を見る

このように体を動かすことで、実際に視点を移動させることがポイントです。

詳しい手順は下記の記事で解説しています。

こちらを参考に取り組まれることをお勧めします。

※NLPは、フリッツ・パールズを始めとした3人の天才セラピストの卓越した技術や技法をもとに、体系化されています。私たちが日常で取り入れやすいことが特徴で、現在も常に新しい手法が開発されている最新の心理学です。

3.先輩、上司。第三者の視点を解決のカギにする

相手の視点に立つこと以外にも、第三者の視点や意見を取り入れることで、苦手な上司への見方、対応、コミュニケーションの方法は今よりもっと幅を広げることができます。

あなたの周りにいるのは、すべて苦手な人ではなく、せめて1人くらいは相談できたり、頼りになる存在がいるのではないでしょうか。
特定の上司に対して苦手意識を持っていたとして、その人とうまく関係を築いている人や、先輩、上司の上司などの存在を活かしていきましょう。

あなたの先輩であれば、少なからずあなたよりも人間関係を築いたり、良い意味でうまく対処してきた経験を持っているはずだからです。

同じ部署の先輩が、あなたが苦手と感じる上司とどのようにコミュニケーションを取っているのか、苦手な上司がいたらどんな風に対処するのか・・・。
人が通った経験から学ぶこともあなたに役立つでしょう。

また、苦手な上司との関係を少しでも良いものにしたいならば、周囲に協力をお願いすることもできます。
信頼できる先輩から、あなたがその上司ともっとうまくコミュニケーションを取りたいと思っていることを、それとなく伝えてもらえるよう頼んではどうでしょうか。
上司にしてみれば、関係を良くしたいと思っている部下の存在や、頼りにしてくれていることがわかって嫌だと思う人はいません。

4.「逃げ」や「我慢」はNG!直接話す勇気が苦手を打破する

相手の視点を持つ、第三者の視点を持つ。これらも解決のための大事なポイントですが、時には苦手な上司の懐に飛び込むことも必要です。

苦手だからと我慢や回避していては、それは積もり積もってどんどん苦手意識が増していくだけで一向に解決しません。また、言葉では発していなくとも、苦手意識は相手にもしっかりと伝わっていることも理解しておきましょう。

上司部下の関係がスムーズでないとすると、それはすぐにあなたの仕事に影響が出てきます。
報告が遅れたり、相談しづらくスピードも落ちてしまう。さらに周囲へも広がり最終的には、会社にとっても大きな痛手となることは想像できるかと思います。

では、直接話すにはどうすれば?何を話せばいいのか?
いくつかのヒントをご紹介します。

① 基本のコミュニケーション(挨拶、お礼、返事)は丁寧にする

挨拶やお礼、返事というのは苦手意識を持っていたり、嫌いな相手にはどうしてもぎくしゃくしたり、固い表情になってしまいます。
苦手だからこそ、いつもの倍の笑顔や丁寧さを意識してください。

② 上司のこだわり、大事にしていることを尋ねる

苦手な上司が、仕事でどんなことを大事にしているのか、こだわりを知り、それを尊重することです。人は自分の価値基準(※)を、他人からも大事にされることで、その相手に対して強い信頼感を持つため、心理的な距離を縮めることに大きく役立ちます。

※誰もが物事の良し悪しの判断となる基準や大切にしている考えがあり、心理学NLPではこれを「価値基準(クライテリア)」と言います。
価値基準については、「上司とのコミュニケーションが楽になる 2つの考え方と10のポイント」の記事もぜひ参考にしてください。

③ 自分が話すより、聴くことに徹する

何を話していいかわからない、そんな時に取り繕う必要はありません。ひたすら「聴く」ことに徹しましょう。苦手であろうと、上司はあなたの仕事や成長に大きく影響する重要な存在です。

価値基準を尋ねてみたり、上司の仕事の経験談を聞かせてもらうなど、何か役立つことは必ず見つかります。
大事なのは、相手(上司)の話を丁寧に聴くという姿勢。この積み重ねが信頼につながります。

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5.まとめ

あなたが上司だったとしたら?
そんな風に考えたことがなかった方には、新しい発見になったのではないでしょうか。

自分だけでなく、相手や第三者の視点に立って物事や関係を捉えるという手法は、人間関係における、主に問題解決に使われる専門的な手法です。

私たちの視点や視界、ものごとの捉え方を大きく広げるのに非常に役立ちますから、職場だけでなく、人間関係をもっと良くしたいと思うあなたはぜひ試してください。やってみると簡単で、大きなヒントが得られます!

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