コミュニケーション

簡単だけど効果絶大!コミュニケーション能力が高い人の特徴

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コミュニケーションの悩みは誰にでもつきもので、例えばこのような経験があなたにもあるのではないでしょうか。

  • 初対面の人との会話が続かず気まずい空気を作り出してしまう。
  • 何度言っても後輩が指示を間違う。
  • 先輩や上司の言っていることがわかりにくいし、意見も言いづらい。
  • 営業先で何を話せばいいかわからない。
  • 部署内の人間関係が泥沼で居づらい・・・。

私たちの仕事、人間関係、ひいては人生全般にコミュニケーションが影響していること、そしてコミュニケーションの重要性を、すでに多くの人が気づいていることでしょう。

例えば、クリントン元米大統領やダイアナ妃、マザーテレサ・・・。
これら錚々たる人物をクライアントに持つ、世界No.1コーチのアンソニー・ロビンスはこう言っています。

「コミュニケーションの質が人生を左右する」

そして私たちの身近なところでは、今や8割の企業が人材採用時にコミュニケーション能力をもっとも重視する項目に挙げています。

では、コミュニケーション能力を高めていくにはどうすればいいのでしょうか。

コミュニケーション能力とは、数値で測れるものではありません。
ですから、話した相手が、この人と話してよかった。この人の話はわかりやすい。
そんな風に思える人こそ、コミュニケーション能力が高い人なのではないでしょうか。

コミュニケーション能力が高い人たちの5つの特徴を知って、すぐに使えるコミュニケーションの秘訣を取り入れていきましょう!

1.コミュニケーション能力が高い人の「5つの特徴」

1-1.特徴① 人の話を聴き逃さない

「聞き上手は話し上手」という言葉があるように、コミュニケーション能力が高いと言われる人たちは、話を聴くことに集中し、相手の話からポイントを拾ってどんどん広げていきます。

カウンセリングやコーチング、心理学の世界では話を聴くことを「傾聴」と言います。

クライアントのことをよく知るために、相手に本音を話してもらうために、聞くことはコミュニケーションにおいてとても重要だとされています。
つまり、傾聴することはクライアントと関わる基本姿勢でもあります。

一方で「会話が続かない」「何を話せばいいかわからない」
こう悩む人によく見られるのが、「コミュニケーション」=「話す」ことに偏ってしまいがちなことです。

コミュニケーションは、相手との意思疎通、会話のキャッチボールです。
むしろ投げてばかり、自分の話ばかりする人は、自分本位な人と映ってしまう場合もあります。

コミュニケーション能力を高めていくために、まず大事なのは人の話をしっかり聴くことからです。

相手の話を傾聴し、会話を続けていくためのポイントは以下の3つです。

  • うなづきやあいづちで、会話を促す。
  • 相手との共通点を見つけて、そこから会話を盛り上げる。
  • 相手が興味を持っていることを、深堀していく。

どれも、相手に関心を持って話を聴くことができれば、思う以上に簡単なことです。
そこから自然と会話が弾んでいくことに気づくでしょう。

1-2.特徴② 気持ちをくみ取る

コミュニケーション能力が高い人は、人の気持ちや感情をくみ取るのが非常にうまいです。
人には、自分のことをわかって欲しい、認めて欲しいという欲求がありますから、理解し、認めてくれる人との話が面白くないはずがありません。

まず、会話のキャッチボールができない人のコミュニケーションの特徴を見てみましょう。
「この前、仕事でミスしちゃってさー。」と切り出してきた相手の話に対して「そうなんだ。」で終わらせてしまうことにあります。

こう切り返されたら、この人は私の話に興味がないのかもしれない、今話しをするのは迷惑なのかもしれない。話しづらい人だ。そんな風に思うでしょう。

相手は報告をしたいのではなく、伝えたいことやわかってもらいたいことがあって話しているわけですから、その真意や気持ちをくみ取ってあげたいものです。

すると、「この前、仕事でミスしちゃってさー。」と相手が話かけてきたら、「それは痛い思いをしたね。」「ものすごい焦ったんじゃない?」と、こんな言葉が出てくるのではないでしょうか。

まず、相手の”言葉の奥”には、どんな気持ちがあるのか、あるいは自分が同じような状況だったら、どう思うのかをしっかりとくみ取ってあげることです。

1-3.特徴③ 話の組み立て、目的・結論を明確にする

コミュニケーション能力の高い人は、人に伝える時に「伝えたいことは何か」「この話を聞いてどうなってほしいのか」を明確にします。

話がわかりづらいと悩む人にありがちなのが、話のポイントがあいまいになってしまうことです。
つい思いつきで話して、「結論は何が言いたいの?」と言われてしまった経験があるならば、改善の余地ありかもしれません。

結論から先に述べるという、ビジネスコミュニケーションのマナーがあるのは、そもそも何の目的でこの話をしているのか、何が言いたいのかを先に相手にわかってもらうためです。
それによって、忙しい相手でも素早く状況を理解し、判断ができるというメリットがあるからです。

特にビジネスシーン、ビジネスメールでは以下の2点を意識しましょう。

  1. 結論、目的を明確にして初めに伝えること
  2. 客観的な事実を先に。自分の主観や考えはその後に伝えること

<例>

報告であれば、冒頭に何の報告かを伝えます。事実をすべて述べてから自分の考えを伝えます。

⇒「○○の件でご報告します。(いつ)、(どこで)、(誰が)、(何を)です。私の考えでは~~です。」
会議の進行であれば、目的とゴールを初めに明確に伝えます。

⇒「今日の会議は○○の件を扱います。最終的なゴールは目標数字と各担当の責任者を決めることです。」

 

1-4.特徴④ 効果的な喩え話を使う

コミュニケーションは、聞く側と話す側との会話(意思)のキャッチボールで成り立ちます。
「伝える」という視点でも、いかに相手にわかりやすく伝えることができるかで、コミュニケーションの質、ひいては人間関係の質に影響します。

では、コミュニケーション能力の高い人たちに共通している、より説得力のある、わかりやすい話の伝え方とは何でしょうか。

それが、「比喩」「喩え話」を効果的に用いることです。
「メタファー(注1)」とも言われ、催眠療法などにも用いられます。
どういうことかというと、自分の伝えたいことをそのまま伝えるよりも、人の経験談やことわざ、寓話などを使って伝えることです。

自分の考えや意見をそのまま直接的に伝えるよりも、喩え話や、他人の話を借りてきて伝える方が、相手に対しての説得力が格段に上がるのです。

例えば、将来はプロ野球選手になりたいという子どもに対して、「地道に練習すればうまくなれるよ。」と、ただ言うだけでは、子どものモチベーションにはつながらないでしょう。

そこで、野球界で偉業を成し遂げたイチロー選手のエピソードを借りて、

「イチロー選手も小学生のころからプロ野球選手を目指して、365日休まずにキャッチボールとバッティングの練習をしていたそうだよ。毎日少しずつでも練習を続けよう。」

このように伝える方が遥かに説得力があり、自分もイチローのように頑張ろうと、モチベーションが湧くのではないでしょうか。

注1:催眠療法で用いるメタファーとは、セラピーの現場でクライアントの潜在意識にメッセージを効果的に伝えることを手法として体系化したもの。天才催眠療法家ミルトン・エリクソンの用いた様々なメタファーの手法が、心理学NLP(注2参照)ではミルトン・モデルとして体系化されている。

1-5.特徴⑤ 相手に合わせる

コミュニケーション能力の高い人は、相手と打ち解けたり、信頼を得ることが人一倍上手です。
初対面の人とあっという間に仲良くなっている、そんな人があなたの周囲にも1人はいるのではないでしょうか。

コミュニケーション能力の高い人が、あっという間に相手の心を開かせてしまうのには、相手に合わせてコミュニケーションを行っているからだと言えます。

NLP(※2)という心理学では、信頼関係を築くための以下のようなスキルがあります。

  • ミラーリング
  • ペーシング

ミラーリングとは、文字どおり「鏡」のように相手に合わせることです。
表情や姿勢、動作、ジェスチャーなどを、相手と鏡写しになるように合わせます。

ペーシングとは、声のスピード、声のトーン、口調などを相手に合わせます。

なぜ、相手に合わせることが信頼関係を築くことに繋がるのかと言うと、人には、自分と似た人に対して(共通点のある人に対して)好意や親近感、安心感を持ちやすい、という特性があるからです。

例えば、初対面の人でも、出身地が同じだとわかったら、嬉しい気持ちになりませんか?

さらに、出身校まで同じで、地元に共通の知り合いがいることもわかり、地元の話でとても盛り上がったという経験はないでしょうか。

または、同じ俳優やミュージシャンのファンだとわかって連帯感を感じたり、趣味が同じで話しが尽きなくなった。そして、いつの間にかすっかり仲良くなっていた・・・。

つまり、信頼関係が築かれている人同士は、共通点が多いのです。

そこで相手の動作や口調などに、こちらから合わせていくことで、すでに信頼関係が築かれているよ、という状態を意図的に作り出していくことができるのです。

簡単なようで効果絶大なスキルですが、当然、相手に対して心から信頼関係を築きたいという気持ちでなければ、相手に魂胆が見破られてしまいますので要注意です!

注2:NLPとは、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略。1970年代のアメリカで生まれた心理学。当時ベトナム戦争帰還兵のトラウマ治療において非常に高い成果を出す3人の天才的セラピスト(催眠療法のミルトン・エリクソン、ゲシュタルト療法のフリッツ・パールズ、家族療法のバージニア・サティア)の治療法を、リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーが研究し体系化した。別名「脳の取扱説明書」とも言われる。現在では、セラピーの現場だけでなく、トップアスリートや政治家、ビジネスマン、学生らにも広く学ばれるようになった。

2.まとめ

コミュニケーション能力の高い人とは、「聴く」「人の気持ちを読み取る」「話す」これらの能力が高いことがわかります。

そして5つの特徴を見ても、どれも難しいことをしているわけではありません。
人の話をしっかりと聴くことだったり、話す前に伝える順番を確認したり、わかりやすいように、何か喩えになる話はないかと工夫をしたり・・・といったことの積み重ねです。

重要なのは、コミュニケーションとは相手を理解し、相手に自分を理解してもらうことですから、相手がいなければ成り立たないということです。

いかに、相手の立場に立ってコミュニケーションを行うか、というのがコミュニケーション能力を飛躍させるポイントです。

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