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【やる気が出ない原因】19パターンと解決策のヒント

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「やりたくてもやる気が出ない」、そんな時ってありませんか?

仕事や勉強、ダイエットや婚活など、人生のさまざまな場面でやらなきゃいけないのにできないでいる、というのは多くの人が直面する問題です。

「やる気は大事」。このことは頭でわかっているけど、なかなか行動に移せない、やる気が出ない、ということは人生にはつきものですが、だからといってそのままにしておいては、これも問題で放置しておくと場合によっては取り返しがつかない状況になってしまいます。

実は心理学や脳科学の分野では、やる気が出ない原因とやる気の出し方についてはすでに研究されており、社会で成功している多くの人は、それに基いて自分のやる気を引き出しています。

この記事では、やる気が出ない原因とその対策を心理学、脳科学に基づいて「モノの見方や考え方」「脳と身体」「関係性」の3つの分野に分類し、計19パターンでご紹介しています。

全てのパターンに目を通すことで、あなたに当てはまる原因がみつかるはずです。各パターンには「解決策のヒント」も載せていますので、あなたの状況にあったパターンを見つけて、現状を打破する機会にしてください。

目次

1.モノの見方や考え方が原因になってやる気が出ない10のパターン

これまでやったことがない新しい仕事が目の前にきた時、ある人はプレッシャーに感じ、ある人は自分の評価を上げるチャンスと捉えます。

この例のように出来事は同じですが、人によってはストレスといったネガティブの機会になり、ある人にとっては評価を上げるといったチャンスになるよう、モノの見方や考え方が原因でやる気が出ない状態、出る状態つくられます。ここでは、モノの見方や考え方が原因になってやる気が出ないパターンをお伝えします。

1-1.やることが漠然としていてやる気が出ない

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やることが漠然としているとやる気が出ません。

目標が大きすぎたり、やることがたくさんあると、何から手を付けていいかわからず、やる気はあるんだけど、そのエネルギーの矛先がみつからず、モンモンとした状態が続き、やる気が出なくなる場合です。

  • 「新しい仕事にチャレンジしよう!」と思っていても、何をどうしていいかわからない
  • 「部屋の掃除をしよう!」といっても、どこから始めるかを決めていない
  • 「外国語の勉強をしよう!」と思っていても、何から手をつけるかわからないでいる

こんな時、やることを曖昧なままにしておくと、結局は考えてもやらないあなたができあがり、何度も繰り返していると、「何かをやろうとしてもやらない」とその人の中で条件付けが生まれてしまいます。つまり、やりたいけど、やらない自分を育てているようなものです。

解決策のヒント!

「まず何から始めるか」、この最初の一歩を決めるだけでも、やる気のエネルギーが活用され、行動にともなうやる気が出てきます。コーチングやコンサルティングの世界で、「スモールウィン」と呼ばれる概念があります。要は最初の小さな勝利を手に入れることで、課題の達成を促進していくテクニックです。とにかく最初の一歩を決めて、あなたを動かしてください。先程の例で言えば、

  • 新しい仕事にチャレンジしたくても、どうしていいのかわからなければ、
    → 最初の一歩は、「上司に相談する」とか
  • 部屋の掃除で、どこから手をつけていいのかわからなければ、
    → 最初の一歩は、「掃除の仕方についての本を2冊本屋で立ち読みする」とか、
  • 外国語の勉強をしたくてもどうしていいのかわからなければ、
    → 最初の一歩は、「外国語の学習コースのパンフレットを入手する」

と、これぐらい確実にできる小さな一歩で大丈夫です。

1-2.いろんなことが完了できずにやる気が出ない

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仕事のことや家庭やプライベートなことと、「やりたいこと」「やらなきゃいけないこと」が増えてくると、いろんなものが中途半端になり、前に進もうと思っていても、なかなかやる気が出ないでいる場合があります。

ここでご紹介しているのは、やることが増えて、手はつけるものの、完了せず、気ばかりがあせり、達成感や解放感がないままの状態が続いている場合です。

パソコンで言うなら、やる仕事に必要なソフトやデータを立ち上げ、閉じることなく、デスクトップ上に次の仕事、次の仕事と開き続けている状態です。データがおもすぎて処理が遅くなっている、またフリーズしてしまう状態です。

解決策のヒント!

「一つ終えたら、一つ閉じる」
このことをやるだけで、あなた自身にスッキリとさせた気持ちを体験させて次に向かう態勢づくり、つまりやる気を出していくことが容易になります。以下のポイントを参考にしてやることを手放してください。

  • 「手をつけないこと」を決めて、完了させる
  • 「今」はやらないと決めて、完了させる
  • 「一人」ではやらないと決めて、完了させる。

そして、「一つ終えたら、一つ閉じる」。これだけでも現状を打破することはできます。

1-3.やることの価値や魅力が感じられなくてやる気が出ない

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やることに価値や魅力を感じないでいると人はやる気ができません。
やることが同じでも、価値また魅力を感じていれば、やる気が出て行動を起こします。

結果をつくり部下から信頼を得ている上司は、こういったことを熟知していますので、資料のコピーを誰かにお願いする時「この資料10部コピーを頼む」だけでなく、「大切な経営会議の資料だから、10部コピーを頼む」と伝え、その仕事の意味や目的を添えて、自分の行動がどれだけ影響を与えるのかを含んで伝えます。

想像するとわかると思いますが、「◯◯をお願い」と言われるのと、「□□のために◯◯をお願い」と言われるのでは違った感覚になることにお気づきになるかもしれません。

解決策のヒント!

もし、やることに価値や魅力を感じない場合には、以下の2つのステップを活用してください。

ステップ1
まずは問いかけです。以下の問いかけをしてください。

「これをやると、さらに手に入る肯定的ポジティブなものは何か」
「やり終えたら、どんないい気持ちを感じるだろうか」
「これを終えたら、取り組める価値があること、魅力的なこと、やりたいことは何か」

ステップ2
次にその答えが見つかったら、その価値や魅力、目的と一緒にTo Doリストなどにやることを書き出します。例えば、ただ「掃除する」だけではなく、「心をスッキリさせるために掃除する」という書き方です。

「残業を終えて飲みに行く!」といった書き方で、価値や魅力がある次のアクションに意識を向けます。こういった書き方をするだけでも意識は変わってきます。やることへの価値、魅力を見つけて書き出してください。

1-4.燃え尽きてやる気が出ない

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燃え尽き症候群。あなたも一度は聞いたことがある言葉だと思います。
とことんやって、燃え尽きてしまった状態です。

この燃え尽き症候群には、二つのパターンが考えられます。車に例えるなら、エンジンがオーバーヒートしている状態。もう一つは燃料のガソリンがなくなっている状態です。

人には緩急のバランスが必要ですから、こんな時はしっかり休養や栄養をとり、燃料を補給する、そして燃やす対象を見つけていく、といった両方のアプローチが必要になってきます。

解決策のヒント!

こういう時は休む「勇気」が必要です。勇気には「何かを始める勇気」と「何かをやめる勇気」の2つがあると言われます。休むことに抵抗がある方もいるかもしれませんが、この場合は「やめる勇気」つまり休養をとることをおすすめします。

火がつけば、燃えるあなたがいることは分かっていますから、思い切って時間を確保して、次の目標を見つけていくなり、リフレッシュして充電期間を確保することです。

1-5.ただ単にマンネリ化でやる気が出ない

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恋愛や結婚生活に倦怠期と呼ばれる時期があります。二人でいるだけで、「それだけで幸せ♡」と思っていたにも関わらず、なんとなく停滞してくる時期です。
恋愛や結婚生活だけでなく、他のことでもこういった状態は起きます。

例えば、「大好きな曲を何回も何回もリピートして聞く」、といった経験があなたにはないでしょうか。好きな曲は何回も聞きたいものですが、回数を重ねるに連れ、時が流れるに連れ、大好きな曲ではあったんだけど、何度か聞いていると、他の曲が聞きたくなるといった感覚、ありますよね。

その曲が悪くなったわけでなく、恋愛で言えば、付き合っているその人の魅力がなくなったわけでもなく、ただ単にマンネリ化している状態です。

私たちの脳は、最初は少し難しいと思えるようなことでも、回数を増やし、何度も何度も体験していると、それが当たり前の事になっていきます。例えば、靴ヒモ結びや歯磨きなど、幼い時には難しく感じていたことでも、今では簡単にできますね。これは私たちの脳がさまざまなことを学習できるようにできている理由に他なりません。

解決策のヒント!

こういった時は「やりたいことを増やす」、また「新しいやり方で取り組み直す」といったことが必要です。

甘いものには目がない人はどんなにお腹がいっぱいでも「甘いモノは別腹」といって手を出しますね。これと同じように私たちは、本当にやりたいことは、忙しくてもなんとかやりくりしていくものです。ですから「やりたいこと」を意図的に増やして脳に刺激を与えてください。その刺激が他の分野へのやる気を生み出すきっかけになります。

また、別なやり方で取り組むのも脳に刺激を与えます。

「より速くやってみる」「より楽しめるように工夫する」「他の誰かとやってみる」。
やることは同じでも、別なやり方取り組むことで、あなたのマンネリを打破してください。

1-6.責任転嫁でやる気が出ない

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自分がうまくいっていないのは、「◯◯のせい」と不快な状況を人や組織のせいにしている場合に起きるケースです。その人や組織を責めることにはやる気が出ていても、本来のやる気は出ていません。引いてみれば、実はやる気を奪われています。

ココでのポイントは、「過剰に責任を押し付けている」、ということです。

社会の中では、責任の領域をしっかりさせていくことはもちろん必要ですが、「あの上司のせい」、「親のせい」、「知人のせい」「政治のせい」と他のものに過剰な責任転嫁をしていると問題が解決されないだけでなく、怒りや憎しみの中に自分を陥れていて、時間が経てば、意気消沈し、無気力になる原因となります。

「Aさんのせいだ」と人の責任にし過ぎる人は、実は、「自分は無力。私が幸せになるのはAさん次第」と言っているようなもので、仕事や人生の主導権を相手に渡している状態でもあります。つまり、依存です。

本来の理想の状態をつくることに向けられるやる気のエネルギーが、「相手を責める」という他のものにすり替わっている状態です。すぐにでも解決策のヒントを参考にしてください。

解決策のヒント!

もし、あなたがこの状態に気付かずになっているのであれば、その主導権を取り戻す必要があります。それは決して、相手に対して文句をいうことではありません。
深呼吸して、自分を落ち着けて、以下の問いかけを自分にしてください。

「この状況を作った原因が【仮に】自分にあるとしたら、解消できる小さな一歩はなんだろうか」

【仮に】と考えてみることがポイントです。それは大きなことでなくても大丈夫です。小さなことで、自分でできる確実な一歩を見つけてください。

1-7.自分を責めすぎてやる気が出ない

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これは先にご紹介したパターン「責任転嫁でやる気が出ない」の逆のケースです。過剰な責任感を自分で持ちすぎて、自分を責めている状態です。なんでもかんでも「自分の責任」と考えて、状況が停滞していることの原因を全て自分を過剰に責めている状態です。

責任感は、人を自律させ、リスク回避の視点や目的を実現させる可能性など、その人がもつ能力を向上させる重要な要素としてリーダーシップの研修などでは言われますが、今回のやる気が出ない原因という観点からお伝えすると、繰り返しになりますが大切なのは、「責め過ぎる」と言う点です。

「責任をもつこと」と、「自分を責めること」は別です。
「自分の責任」が建設的に機能して、理想に向けて進めていればいいのですが、「責める」「責め過ぎる」と、最悪感や自分の無力感に包まれてしまい、やる気が出ません。

この状況に気づかないでいると、責めることで、自分の怠慢や失敗を償うといった一見建設的な破壊的な心理状態を招きます。「うつ」と呼ばれる状態がありますが、まじめな人ほどなりやすいと言われるのは、この状態が悪化した時に起きると言われています。

解決策のヒント!

この状態のあなたが取り組むことは、責めることをやめること。そして、自分と相手の責任領域に分別をつけることです。

繰り返しになりますが、「責任をもつこと」と「責めること」は別です。
責任をもつということは、責めることではなく、対策を考えることです。奪われたやる気のエネルギーを取り戻してください。責任領域を適切に把握し、対策をつくってください。

1-8.過去に意識が向いていてやる気が出ない

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「昔はよかったなぁ・・・」「あの時はよかったなぁ・・・」。
こういったセリフ、あなたはどこかで言ったことがないでしょうか?

  • 「不況でボーナスが出ない・・・昔はよかったなぁ・・・」
  • 「今の上司は◯◯してくれない。・・・前の上司はしてくれたのになぁ・・・」
  • 「前の彼氏(彼女)は〇〇してくれたのに・・・今の彼氏(彼女)はしてくれない・・・」

こんな時というのは、意識が過去に奪われてしまい今を憂いている状態です。
肯定的に昔を振り返っているのであれば問題はないのですが、過去と今を比べて、足りないものや欠けているものに意識が向いてしまい、「どうせあの時には戻れない」、また「あの時のようなことは今後起きない」という諦めや絶望感が原因でやる気が出ないケースがあります。

解決策のヒント!

こんな時は、現在に目を向け、現実を把握する必要があります。「受け止める」「受け入れる」という感覚が必要です。

常に成功し続けている人であっても、こういった経験を持っていたりしますが、その人達は、そのことを受け止め、受け入れ、さらに学びに変えて次のステージに活かしいていきます。

ぜひ、現実を把握してください。把握し受け入れることができたら、この状況をどうしたいか、どういう未来にしたいのか、という未来に対して意識を意図的に向けて、やれることを見つけ出していくことが重要です。受け入れることができたら、後は前に進むだけです。

1-9.思い込みが原因でやる気が出ない

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ここでご紹介するのは、「思い込み」と呼ばれるものが原因になって、やる気が出ないでいるパターンです。具体的なもので言えば、「私は、◯◯が苦手だ」とか、「□□は下手だ」とか「△△はできない」といったものです。

私たちは、過去の体験や何度も聞いたり見たりした情報で、「◯◯とは、□□だ」と、その人なりの物事の定義、つまり「思い込み」をつくります。

例えば、初恋の人に告白して、お互いが両想いだったことを知れば、「勇気は自分を幸せにする」「目標を達成するためには行動が大事だ」といった「思い込み」がつくられます。また逆に告白してフラレた場合、「勇気は自分を傷つける」「行動は自分を不幸にする」といったことを学習し、その後の人生にも影響を与えます。

仕事でセールスに従事している人であれば、過去にお客さんに断られたり、強烈なクレームを言われたりすると、それが心の傷となって、セールス活動が億劫になるというのが、このパターンです。

このような思い込みや信じ込みは、自分自身に対してもあります。セルフイメージと呼ばれるものです。セルフイメージとは、自分をどのように思っているか、感じているかのことで、自分のことを好きとか、嫌いとか、またどういう生活レベルなら相応しいと思っているか、思っていないかということで、人間関係や収入、社会的地位といった分野にも影響を知らないうちに与えるものです。

セルフイメージについては、「セルフイメージとは?仕事、年収、恋愛、人生に大きな影響が」の記事を参考にしてください。

解決策のヒント!

イメージや催眠的なアプローチが効果的です。その一つにアファーメーションと呼ばれるものがあります。

「私は行動的な人間だ」「私は人に愛されている」といった肯定的な言葉を何度も言ったり、聞いたり、見たり、書き出したりすることです。

先にご紹介したとおり、「思い込み」は何度も見たり聞いたりすることで作らます。
ただし、人前で話すことに対して苦手意識がある方が、「私はスピーチの達人だ!」と言っても、無意識は必ず抵抗します。ですので、ここでおすすめするのは許可型のアファーメーションです。許可型のアファーメーションとは、

  • 「私は行動的になってもよい」
  • 「私は人に愛されてもよい」
  • 「私は人前でスピーチすることを楽しんでもよい。上手になっても大丈夫」

といった型で行うことによって、抵抗感を緩和し、徐々に変化は訪れてきます。
許可型のアファーメーションを活用してください。

思い込みを変化させることは、本を読んで少しその気になっても簡単に変化させることは容易ではありません。専門家のセッションや勉強会などで、学ばれることをおすすめします。以下を参考にしてください。

1-10.自己重要感が不足してやる気が出ない

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自己重要感とは、自分のことをどれだけ大切に思っているか、感じているか、というあなた自身の価値や存在感に対する認識のことです。

心理学者によれば、私たちは認められたいと思いながら生きていて、そのことを渇望していると言われています。そして、社会的に認められている成功者と言われる人たちでもそうだと言われます。

この自己重要感が不足していると自分のやることなすことに無意味や無価値観を感じ、無気力になってしまいます。

この自己重要感には、二つの側面があり、一つは周囲が自分のことをどれだけ大切かと感じてくれている方という側面と、もう一つは自分で自分のことをどれだけ大切な人間だと感じているのかという側面です。

解決策のヒント!

ここでおすすめしたいのは、他者からの承認は、あなた以外の人が決めていきます。ですから、まずは自分で自分を承認できる何かを始めていくことです。
最初は、簡単なことで、小さなことから始めていきます。

例えば、「毎日机の上を整理する」、「スマホの画面を一日一回拭く」、「深呼吸を10回やる」といった毎日継続してできることが、自分への承認を高め、自己重要感を感じていくことが有効です。自分自身との約束のようなものです。

「一日一回相手を褒める」ことを取り入れていけば、あなたの無意識の自己重要感を満たすことができて、なおかつ相手の自己重要感を満たすことができるでしょう。

1-11.隠れたポジティブな目的が存在してやる気が出ない

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世界中で学ばれ、仕事や人生で結果をつくる実践心理学と呼ばれているNLP(神経言語プログラミング)では、この隠れたポジティブな目的のことを「肯定的意図」と呼んでいます。「肯定的意図」とは、一見ネガティブな思考や行動の中には、それに見合う肯定的なメリットがあるという考え方です。

例えば、喫煙という行為の肯定的意図は、「自分の時間を確保すること」であったり、「やすらぎを得ること」であったり、タバコを吸う人ならではの「コミュニケーションをとるためのツール」という目的であったり、カッコいい人のシンボルとして「自分に自信をもつ」といったものが挙げられます。

暴走族と呼ばれるような非行の肯定的意図は、「人からの関心を集め、承認欲求を満たす」だったり、仲間たちの結束も一つの魅力ですから「人とのつながりを得る」といったものが挙げられます。

病気と言われる症状もその一つです。人は、病気になると、先生や看護師が丁寧に接してくれたり、入院になると周囲が付き添いやお見舞いに来て、人の親切な行為や愛情を感じることができます。「ココが痛い」といえば、周囲が動いてくれる環境を手に入れることができます。

退院してしまうと、その親切な行為や愛情を感じられなくなるので、時間が経ったらまた「病気になる」「入院する」を引き起こしてしまうという状況がこの「肯定的意図」が働いているパターンと言われます。

やる気が出ない状態が継続しているとしたら、そこには何かしらの肯定的な意図がある。
そんなふうに考えてみてください。

例えば、何も手をつけないことで、「自分のペース」を手に入れたいのかもしれません。
また、やる気を出してしまうと、自分が目立ってしまい、「出る杭は打たれる」といった言葉がありますが、人からの批判を恐れ、そのことを避けたいとあなたの無意識は思っているのかもしれません。この場合の肯定的意図は「平穏」や「平和」といった言葉で表されます。

さらに探っていくと、やる気を出して張り切ってしまうと、他の人の活躍をうばったり、人のコンプレックスを刺激して仲間を傷つけてしまったりすることを恐れている場合もあります。この場合でしたら、本来の目的は「調和やバランス」といったものを手に入れたいのかもしれません。

ネガティブな行動そのものに価値を見出しているわけでなく、隠れた意図や目的があり、一度その行動から意図や目的を切り離すことが大切です。

解決策のヒント!

やる気が出ないでいる状態が続いている時に見ておく必要があるのが、この無意識の中に
隠れている「肯定的意図」です。大切なポイントは、無意識の中に隠れている「肯定的意図」を別な形で埋めていく、という発想です。以下の2つのステップを試してみてください。

ステップ1
次の質問を自分にします。

「このやる気が出ない状態が続いていることで、手に入れようとしているものは何か?」

例えば、安心、やすらぎなど、何度も何度もくりかえし、無意識に隠された肯定的意図をあなたなりに見つけてください。肯定的意図は、無意識に中にあります。ですから、リラックスして問いかけ、ふっと浮かんでくるあなたの声を手に入れてください。

ステップ2
肯定的意図を満たす簡単にできる他のやり方を見つける。

ステップ1で出てきた肯定的意図を満たす、「やる気を出さないこと」以外の他の方法を見つけます。

「残業を終えて飲みに行く!」といった書き方で、価値や魅力がある次のアクションに意識を向けます。こういった書き方をするだけでも意識は変わってきます。やることへの価値、魅力を見つけて書き出してください。

1-12.人生の方向性が見つからなくて、やる気がでない

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生きる目的やビジョンやミッション、つまり人生の方向性がないことが原因でやる気がでない場合があります。

迷子は、どこにいっていいか、誰に話していいかわからない状態で、ただただそこで泣き続けているばかりですね。大人の迷子は、歩くことはできていても、その一歩一歩に自信が持てず、「これでいいんだろうか」、「これが私の生き方なんだろうか」と、一歩一歩踏み出すたびに虚無感を感じながら、不安の泥沼を歩いているような気分になります。

人生の方向性を持っている人は、自分軸をもち、ブレることなく、その方向に向かって邁進します。もちろん、あなたと同じ人間ですから、いいこともあれば、悪いこともあります。

ただ、人生の方向性をもっている方は、一見「悪い」と思えるような状況を自分の成長の機会として捉え、逃げることなく、その出来事と向き合います。

逆境がチャンスになることを知識だけでなく、体験でも知っていますので、逆境の苦しさ以上のメリットや未来の可能性を想像して、一つ一つに取り組んでいく姿勢を持って成長していきます。

解決策のヒント!

もし、人生の方向性が曖昧なのであれば、以下の問いかけで、あなたの生きる意味や方向性を見つけるきっかけにしてください。

  • 本当はどんな自分になりたいか
  • 本当はどんな家族や家庭にしたいか
  • 本当はどんな職場にしたいか
  • 本当はどんな社会にしたいか
  • 本当はどんな人生にしたいか

常にこの問い掛けを持ちながら、探求してください。

2.脳と身体が原因になってやる気が出ない4つのパターン

脳の状態、そして体つまり健康状態が原因になって、やる気が出ないことがあります。

ここでご紹介しておきたいのが、やる気やモチベーションの分野で定番として認知されているものの一つにマズローの5段階欲求説があります。

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私たちの欲求をピラミッド型で表したとき、土台となるのは、生きていくために必要な睡眠や食欲、排泄や性欲などの本能的な生理的欲求で、その上が寝る場所が確保されて安心して生活できるという安全欲求、そして仲間や友達、また家族といった他者とのつながりを持ちたいという社会的欲求、そして認められたい、尊敬されたいといった承認欲求、そして自分が持つ能力や才能を存分に発揮したいという自己実現欲求と呼ばれるものです。

この説の大切なポイントは、低層の欲求が満たされて、はじめて上の層を目指す様になるというものです。

これまでは生理的欲求が満たされたうえでのやる気が出ない原因に触れてきましたが、これからは、その土台となる生理的欲求に影響をおよぼす身体や脳についてご紹介します。

2-1.睡眠と休養が不足してやる気が出ない

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睡眠時間が少なかったり、休養不足では、思考の質やスピードが低下するだけでなく、体内のリズムも狂ってきて、あなたがやる気を出そうとしても、出す気力がなくなっていきます。

すでにあなたも経験していることだと思いますが、ミスが増え、イライラも増えます。睡眠が十分に取れていれば、それだけで体が軽く感じ、爽快さといったさわやかな気分を手に入れることができ、やる気を出そうと思わなくても結果的にやる気が出ている状態になります。

解決策のヒント!

上質の睡眠心がけたければ以下のことをヒントにしてください。

  • 枕や布団を快適なものにする
  • 決まった時間に寝て、起きるようにする
  • 就寝前の90分から2時間前にお風呂に入っておく
  • 就寝前にアロマやBGMでリラックスできる状態をつくる
  • 就寝前にコップ一杯の水をとる
  • 一人で寝る(家族やペットと一緒だとどうしても深い眠りの妨げになります)
  • 昼寝は20分以内に抑える(それ以上になると、夜の睡眠に影響が出ます)
  • 睡眠時間については1時間30分周期の時間が望ましいと言われます。
    6時間、7時間30分と1,5時間の周期の時間を確保します。

2-2.運動不足と食事のバランスが原因でやる気が出ない

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適度な運動とバランスが取れた栄養の摂取は、安定した私たちの生理的欲求には大切です。運動不足、また逆に過多な運動は、健全な健康状態をつくれません。食事も同様、適切な量と栄養のバランスが必要なことは、あなたも知っていることですね。

もしあなたのやる気がなかなか出なかったり、出ない状態が続いているのであれば、運動と食事に注意を向けてください。

解決策のヒント!

専門家にアドバイスをもらってください。
「ネットで話題になっているから」といった理由で、始めるのは危険な場合があります。
個人差というものが必ずありますので、医師や栄養士、また健康運動指導士といった専門家に相談してください。

2-3.脳への適切なブドウ糖が不足してやる気が出ない

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睡眠や運動、食事が適切にとれるようになったら、あなたの脳の状態は、嫌でも良くなっていきます。そこに努力は不要です。ただそこに安定したエネルギーの供給が行われなければやる気は出ません。エネルギーが供給されないと停滞した思考を招き、注意散漫な状態になります。

エネルギーとして欠かせないのがブドウ糖です。
現代の科学では、脂肪やたんぱく質では脳の消費エネルギーにはならず、別名グルコースと呼ばれるブドウ糖が必要とされています。欠如してしまうと、車の燃料と同じで、いい車体やエンジンがあっても動きません。

ガソリンとなるブドウ糖を採ってください。

解決策のヒント!

穀物や果物に豊富に含まれていますが、手軽にとれるのはチョコです。
穀物でも果物でもチョコでも食べるときは、ゆっくり噛んで唾液と絡めるのが効率よくブドウ糖を採る秘訣と言われています。

2-4.生活のリズムが不規則になってやる気が出ない

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睡眠時間をしっかりとっても、不規則な就寝時間になったり、一食だけ大量に食べてあとは食べない食生活をしたりといった不規則な生活をしていると、脳の機能が低下し、ストレスを起こしやすくなります。

ストレスの状態の時には、病気もしやすく、まともな思考に支障を起こしていきます。つまりやる気が出ません。

解決策のヒント!

これまで述べてきた脳や身体へのアプローチを規則正しく行うことで、あなたのやる気は安定してきます。もし、健康的な生活をし、安定したやる気を出していきたいのであれば、生活のリズムに着目してください。

3.関係性が原因になってやる気が出ない3つのパターン

私たちは、単一の存在ではなく、様々な周囲との関係性の中で存在しています。季節や天災なども私たちに影響をおよぼすこともその一つですが、ここでは他との関係性で顕著なものをピックアップしてやる気がでない原因となる3つのパターンをご紹介します。

3-1.人との関係性が影響してやる気が出ない

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あなたの個人的な問題だけでなく、他の人との関係性で、ネガティブな思考やストレスが過剰に発生することは、「1、モノの見方や考え方が原因になってやる気が出ない」
でもいくつかパターンとしてお伝えしました。

ここでは、包括的にお伝えします。ネガティブな思考の人や不健全な態度の人の中にいては、健全な心の状態は生まれにくいものです。どんな良いお金でも、悪いお金や不正なお金の中に混じれば、悪い方に影響を受けやすくなるという「悪貨(あっか)は良貨(りょうか)を駆逐する」という諺があります。

残念ながら、人間関係もこれに近いところがあります。純粋な子どももネガティブな両親のもとに生活をしていれば、非行に走りやすくなるのが顕著な例です。大人の私達にもこのことは影響を与えていて、人との関係性が原因でやる気が出ない場合があります。

解決策のヒント!

不健全な人が周囲にいるのであれば、その人との関係を断ち切ることも場合によっては必要です。あなたの周囲の状況を見回して、もしそんな状態であれば、一度距離を置くことも選択肢の一つです。

3-2.物との関係性(物的環境)が影響してやる気が出ない

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物が溢れすぎると、結果を出すためのシンプルな思考や物事の処理の邪魔になります。
例えば、職場では書類を探すことに時間を取られたり、家の中では、洗濯物がソファの上に出しっぱなしになっていたりといった状態、あなたにも経験がないでしょうか。

ひとことで言うと整理整頓ができていない状態です。こういった状態の時は、あなたのやる気は奪われ、ストレス度合いや程度が少なくても、回数を重ねていくと、あなたのやる気が奪われ、時に怒りに変わり、無気力になってしまいます。つまりやる気が出ない状態です。

解決策のヒント!

人との関係性の整理だけでなく、物的な環境の整理もおすすめします。
多くのクライアントをサポートしてきたプロのカウンセラーの言葉です。

「問題を抱え、悩みを多く抱える人の部屋は、整理整頓がされていない」

やる気が出ない原因がモノとの関係にあるということも知っておいてください。

ちなみに「整理整頓」は、「整理」が捨てるものを決めること。「整頓」が残したものの置き場を決めることです。どんどん捨て、整頓を促進し、本来のやる気を取り戻してください。

3-3.全体のバランスが影響してやる気が出ない

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私たちの人生は、以下のようないくつかの分野のバランスで成り立っています。

  • 仕事
  • 家庭(親との関係、配偶者との関係、子どもとの関係、親戚関係を含む)
  • 趣味や教養
  • 人間関係、
  • お金/経済
  • 健康など

私たちの人生は、他の分野と相互に影響を受けていますので、そこのバランスが崩れているのが原因で、やる気が出ないということがあります。

解決策のヒント!

何かに対してやる気が出ない時、他の分野で問題が生じていないか、補うところはないかを確認してください。あなたのやる気が停滞しているときは、他の分野でもっと補うところは何かを見ていく必要があります。

もちろん得意なところを伸ばすという考え方も一つですが、ここでは、不足している分野を補うことで、人生の総合点はあがるという考え方をおすすめします。

例えば10点満点で「仕事分野」、「家族分野」、「健康分野」と3つの分野を点数で表すとして、仮に仕事分野が7点、家族分野が5点、健康分野が3点とし、相互に関係しているので掛け算で表すと、以下のようになります。

仕事分野7点 ☓ 家族分野5点 ☓健康分野3点 = 105点

点数は105点です。
得意分野を高めることは悪いことではないのですが、仮に高いところつまり仕事分野の7点のところを2ポイント挙げて「9」点にし、他の分野は変えずに計算すると、

仕事分野「9」点 ☓ 家族分野5点 ☓ 健康分野3点 =135点

135点です。
ここで、今回おすすめする低いところの健康分野を2ポイント挙げて「5」点で計算すると、

仕事7☓ 家庭5 ☓ 健康「5」 = なんと175点です。

135点と175点。同じ補うところでも、低いポイントのところを上げることで、あなたが人生で手に入れる全体のポイントは高くなります。人や物との関係だけでなく、他の分野との関係性で、あなたのやる気を取り戻してください。

4.まとめ

あなたのやる気が出ない原因は19のパターンのうちのどれに当てはまったでしょうか。場合によっては、一つだけでなく、複数のパターンが組み合わさっていることもあります。

大切なことは、自分自身でよく考えることです。そして見つけてください。よくわからない時は近かそうなモノの解決策を試してみてください。「できるところからやっていくこと」、これが現状を打破する大切な一歩です。

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