NLP・心理学

リフレーミングで世界が変わる|効果、実践方法、事例を詳しく解説!

リフレーミングとは、
心理学NLP(神経言語プログラミング)において、
出来事の枠組み(フレーム)を変化させて
出来事に対して別視点を持たせるものです。

リフレーミングが理解できるようになると、
ものごとを多角的に捉えたり、
柔軟に捉えることができるようになるため
思考の幅が広がります。

今回の記事では、
リフレーミングの種類や具体的な事例、

また物事を認識する、
枠組み(フレーム)を変化させる
具体的な切り口もご紹介していますので、
読めばすぐに実践できる方法が手に入ります。

ポジティブやネガティブといった、
表面的なものではなく、

あなたが生きる世界観をも変えてくれる
リフレーミングをぜひあなたのために、
そしてあなたの大切な人たちのために
活用してください。

著者:足達 大和
全米NLP協会公認・NLPトレーナー

当サイト「Life&Mind」の運営元である「NLP-JAPAN ラーニング・センター」の専属トレーナー。5,600回以上という圧倒的な回数の研修実績を持つ。

NLP-JAPANラーニング・センターとは、日本最大手の「NLP総合スクール」で、NLP業界の世界5大組織と連携。日本で唯一、NLPの基礎から大学院レベルまでの学びを提供している日本最高峰のNLPトレーニング機関。

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目次

1.リフレーミングとは

リフレーミングとは、心理的枠組み(フレーム)によって、人や物事への印象や意味を変化させ、理想に向かえる有効な状態にしていくことを言います。

このリフレーミングを学ぶことによって、失敗したとき、悔しさで前に進めないとき、プレッシャーがかかっているときなど、行き詰まっている状態の認識の枠組みを変え、新たな選択肢を見出すことができます。

こちらの写真をご覧ください。

これは、魚の絵です。
次のように枠が変わると、

追いかけている魚のように見えます。
さらに枠を広げると…

逃げている魚の意味も表れてきます。

※参考文献 Encyclopedia of Systemic Neuro-Linguistic Programming and NLP New Coding By Robert Dilts and Judith DeLozier.

つまり枠組み(フレーム)は、私たちの認識に影響を与え、ひいては感情や気分、また意味づけや思考や行動に影響を与えているわけです。

これはライターである私が社会人一年目に経験した話ですが、当時の上司に貯金についてのアドバイスをもらいました。

上司「今のうちに貯金を始めたほうがいいぞ。給料の2割はやったほうがいいな」

私「それはキツイですね」

という会話でした。そのあと少し間をおいて、上司が次のようにアドバイスしてくれました。

上司「じゃ給料の8割で生活を目指すとしたら、できそうか?」

私「それならできそうです!」

今思うとなんて単純な新人なんだと思いますが、引いてみるとわかりますが、実はどちらも同じことです。

このように難しく感じることも、枠組み次第で「できそうなこと」に変化させることができます。

またあなたが病気で手術を受けなければならなかったとき、次のように医師に説明されたらどちらの手術に同意しますか?

A:この手術は死亡率が10%の手術です
B:この手術は生存率が90%の手術です

これも引いてみればわかりますが、これはどちらも同じ率の手術です。このようにフレームは、私たちの判断にも影響を与えていきます。

物事は中立で、その物事に意味づけをするのが、その人の心理的枠組み、つまりフレームです。

リフレーミングは以下の図のようにこれまでお伝えしてきたことを悩みや落ち込み、問題や停滞といった行き詰まった状態から、あらたな選択肢に気づき、理想に向かって有効な状態にしていくことを目的としています。

このリフレーミングは、今やカウンセラーやセラピストといった特別な職種の人だけではなく、コーチやコンサルタント業の人はもちろん、セールスやマネージャー、また親子も含む教育の世界ではなくてはならない考え方になっています。

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2.ポジティブシンキングとの違い

リフレーミングについて知ろうと思った時、似た意味の言葉で「ポジティブシンキング」が出てきますが、それぞれ異なった意味を持っています。

リフレーミングは、出来事の枠組みを変えて、出来事に対して別の視点を持たせるものだとお伝えしました。

一方でポジティブシンキングは、出来事を前向きに捉えることを意味します。

つまり、リフレーミングは視点を変えるもの、ポジティブシンキングは前向きな思考法です。

似ているようで意味は異なっています。

3.リフレーミングの種類と事例

行き詰まった状態を、理想に向かえる状態に変えるリフレーミングの種類は大きく分けると2つです。

一つは「状況のリフレーミング」。もう一つは「内容のリフレーミング」です。

それぞれどのような枠組みか、その事例を踏まえてお伝えします。

3-1.状況のリフレーミング

「状況のリフレーミング」とは、その人や物事は、「他のどのような状況ならば役立つか?」と、状況や背景の枠組みを見直すことです。

例えば、ある方はよく細かいことに気づいて、何事もつい指摘してしまう傾向があり、余計なことまで口にしてしまい、「人間関係がうまくいかない」という状況があったとします。

本人からしてみればマイナスな点だと悩んでいるかもしれませんが、いざ状況が変わると仕事の場面では、ミスを確認する業務で誰よりも細かくチェックすることができ、その特徴が重宝される可能性があります。

また、確認が丁寧で、何をするにも時間がかかってしまう傾向の人がいたとします。

急ぎの業務を任された場合、周囲からもっと早くしてほしいと思われることもあるかもしれませんが、状況を変えて確認漏れを起こしてはいけない業務を任された場合、この丁寧な業務は逆に必要とされる特徴は適正だと言えます。

このようにその状況においては機能しなくても、他の状況においては、役立つ資質であり、リソース(資源)になることがあります。

物でいえば、強力な接着剤の開発に莫大な資金と時間を投資して失敗した液体を、新しい文具にして普及したのが、私たちが使っている「付箋」です。

「くっついてはがれる、またくっついてはがれる」という事実に目を向け、接着剤の開発としては失敗しましたが、他の物として成功した事例です。また風邪薬としては、うまくいかなかった素材に少し加工してできたのが、コカ・コーラです。

こういった事例はいくつもありますが、いずれの例もこの「状況のリフレーミング」になります。

うまくいっていない状況や物や人を見たとき、
「これは他のどこで役立つだろうか、どこで機能するだろうか」と考えることが状況のリフレーミングの基本です。

3-2.内容のリフレーミング

内容のリフレーミングとは、意味のリフレーミングとも呼ばれ、

「その物事には他にどんな意味があるだろうか?」
「どんなプラスの価値があるだろうか?」

といった具合にその内容(意味)をつくる枠組みを見直すものです。

例えば、お客様からクレームをいただいた場合、普段の対応とは異なるため、対応に時間や労力がかかり、焦りやプレッシャーから精神的な疲れを感じてしまうことが多いのではないでしょうか。

一般的にクレームは、対応したくないものだと考えられていますが、リフレーミングをすることで、クレーム対応にも意味や意義を見つけることができます。

例えば「クレームをいただく」ということは、このようにリフレーミングすることができます。

クレームをいただいたおかげで、業務改善点に気づくことができた。

そこから、サービス向上の糸口が見つけられるかもしれない。

もしご指摘いただいた部分に気づかないままだったとすると、知らない内に損失を出していたかもしれない。

耳が痛いご意見だが、ありがたい情報として受け止め、クレームをくれた人には感謝をしよう。

こうして見方を変えると、同じ内容でも、気が付かなかったプラスの意味が見つかります。

私たちは、「自分はダメだ」と、何かに行き詰まってしまう状態にいるとき、その内容を「一区切りの出来事」として評価や判断をしています。

そんな「内容のリフレーミング」に関して、理解が深まる有名なお話がありますのでご紹介いたします。

昔、ある国境付近に住んでいた老人の飼っていた馬が逃げてしまいました。

しかし、数ヵ月後、その馬が1頭の名馬を連れて一緒に戻ってきました。

喜んだ老人の息子は、その名馬に乗り落馬してしまい、足を骨折してしまいました。

その後、まもなく戦争が起こり、たくさんの若い兵士たちが戦死しました。

しかし、足が悪かった息子は兵役を逃れることができました。

「人間万事塞翁が馬」という話ですが、この物語が示唆するものの一つに「物事は中立である」こと、そしてそこにどんな意味づけをするかが、私たちの人生だということです。

このようにマイナスな出来事に行き詰まっても、「上手くいくまでの過程の一部」という枠組みで捉えることで、感じ方が大きく変わることをご理解いただけたのではないでしょうか。

「偉人や発明家、成功者と呼ばれる人たちは、人一倍の逆境や挫折、失敗を経験している」と言われていますが、そのような人たちはマイナスな出来事であっても、

  • 「そこから学べるものは何か」
  • 「何をすればうまくいくのか」

と、成長するための学びの機会にしています。

「人生は、いいこともあれば悪いこともある」これはあなた自身も経験していることだと思います。

ですが、どんな出来事であっても「次に繋げるための経験」という枠組みを持つことで、失敗や挫折をしても、

  • 「何かを学ぶ機会」「より成長するための機会」

という枠組みで捉えることが出来ます。

こういった認識の枠組みに変えることが、内容のリフレーミングの基本です。

4.リフレーミングで得られる5つの効果

リフレーミングは、フレーム(枠組み)を変えることで悩みの改善にも活用できます。

それに加え、リフレーミングという手法は、子どもから大人まで万能に使える、かつ高い効果が期待できる手法です。

この章では、具体的にリフレーミングでどんな効果が得られるのかをご紹介します。

4-1.気持ちが軽くなる

人によっては、自分にとってマイナスな出来事が起こった時、悩みや悲しみといった感情から落ち込み、自信をなくしてしまうことがあります。

そんなとき、リフレーミングをすることで、一見マイナスに思えることに対して、プラスの側面もあるのだということに気づくことができます。

そして、出来事に対してプラスとマイナスの両方の側面を認識できたとき、マイナスな側面しか気づけなかった状態よりも、気持ちが軽くなります。

4-2.人間関係で悩まなくなる

人生において、一生続いていくもの。その一つは、会社や家族、友人との人間関係であり、一度は悩んでしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

例えば、職場に自分の苦手なタイプの人がいるとします。

  • 「なんだか会話のテンポ感が合わないなぁ」
  • 「いつも私に対して口うるさく言ってくるから、なるべく一緒にいるのは避けたいな」

そんな苦手な人と接する際に、リフレーミングのスキルは非常に有効です。

リフレーミングをする対象は、その人の短所となる部分であったり、棘のあるように感じる言葉などです。

そこで、リフレーミングを駆使することで、短所や棘のある言葉に対してポジティブに捉えられるようになり、今まで見えていなかったその人の良いところも見えてくるようになります。

例えば先程の例で言うならば、

  • 「将来のためにどんな人ともうまくコミュニケーションを取る練習になるな」
  • 「細かい部分にまで気づいて言ってくれるおかげで、自分の仕事の質が向上してるな」

といったように、苦手だった人から自分にとってプラスの影響を与えてくれる人となるわけです。

そして結果的に苦手意識が薄れて人間関係の悩みが減っていきます。

4-3.モチベーションが上がる

リフレーミングの手法は、モチベーションを上げることにも役立ちます。

モチベーションが下がってしまうときは、たいていの場合、自分の苦手なことや嫌いなことをしている場面だったり、物事が思い通りに行かなかった場面などが挙げられると思います。

先ほど「内容のリフレーミング」で述べたように、出来事に対する意味づけを少し視点を変えると、マイナスな出来事も肯定的な機会として捉えられるようになります。

ですが、リフレーミングの手法を使うと…

  • 「苦手なことでも工夫をすればここまでできるようになる」
  • 「思い通りに行かなくても、良い練習になった!」

このように、物事に対してどんなプラスの価値があるのか気づくことができるようになり、モチベーションを上げることが可能です。

すべて肯定的に捉えられるようになるとは限りませんが、実践次第では、たいていのケースでは動じないメンタリティが身につくことが期待できます。

4-4.問題解決能力が高まる

リフレーミングができるようになれば、自然と問題解決能力も高まります。

例えば、仕事で失敗をしたとき、失敗した事実に意識が向いてしまい、ほとんどの人が落ち込んだり、気持ちが萎えてしまうでしょう。

そんな時に、気持ちを切り替えてポジティブな発想をすぐに持つことは、なかなか難しいものです。

そのような場面で、捉え方を変える手法であるリフレーミングは非常に有効です。

例えば、5-2でご紹介する『アズイフフレーム』という手法では、問題解決のために役立つ視点として、このようなリフレーミングを行います。

  • 「もし上司が同じ仕事をしたらどうやるか」
  • 「この仕事を成功させるにはどうしたらいいだろう」

こうした視点を変える発想を行うことによって、思考やアイデアの幅が広がり、問題解決能力が高まっていきます。

4-5.相手を励ますことができる

仕事やプライベートで、誰かから悩みを相談された経験が、誰しも一度はあるのではないでしょうか。

リフレーミングは、自分を取り巻く状況だけでなく、他人に対しても効果的に使えます。

相手の状況や悩みの内容をリフレーミングすることができれば、出来事に対する認識を変えてあげることができるので、悩みを解消する助けになります。

例えば、下記のような状況だった場合、このようにリフレーミングすることができます。

Aさん:「いつも仕事で失敗ばかりで、上手く行かないんですよね…」

あなた: 「失敗しているということは、それだけ挑戦しているということだよ。それに、人に教える時には、自分の体験を元にして、誰よりも上手に教えることができるんじゃない?」

人が悩んでいるときは視野が狭くなり、出来事を肯定的に捉えることが難しい場合があります。

そこで、リフレーミングによって別の視点を持つ言葉をかけてあげるだけで、その言葉を受け取った相手を励ますことに繋がります。

5.リフレーミングを実践する具体的な6つの方法

この章ではあなた自身であれ相手であれ、行き詰まったフレームをどのようにリフレーミングしていくか、具体的な方法を6つ紹介していきます。

5-1.言葉の定義をリフレーミングする

このリフレーミングは、言葉の定義や意味を変えて、行き詰まった状態を崩し、前に進める状態をつくるための切り口です。

例えば、頑固という言葉があります。

「頭が固い」「融通が利かない」といった意味を表しますが、一方では「自分の意見をもっている」ことや「妥協なくいい商品やサービスを提供する」といった意味をもつ言葉です。

ですから、例えばある人が、「自分は頑固で、融通が利かない」というフレームにいたとしたら、次のような会話でリフレーミングすることができます。

相手「自分は頑固で融通が利かないんです」

あなた「頑固というのは、妥協をゆるさず、物事に対して主張をもつことを意味するからね。いい仕事をするために大切な要素だよ」

また「頼まれたら断れない」という言葉ですと、「相手の立場を尊重する」「人のために尽くす」「優しい」という意味を持ちます。

会話の例としては以下のようになります。

相手「自分は頼まれたらなかなか断れないんです。」

あなた「頼まれたら断れないのは、相手の立場を尊重している優しい性格の証拠だね。そこまで人のために尽くせる人は貴重な存在だよ」

ポイントは、X=Y(XイコールY)、またはX⇒Y(XだからY)という形をとると効果的です。

X=Yとは、「〇〇である(ということは)、☆☆ということだ」という表現です。

※言葉のリフレーミング一覧について詳しく知りたい方はこちら

【リフレーミング一覧】場面ごとの例とともに分かりやすく解説!

5-2.アズイフ(As If)フレームで、リフレーミングする

アズイフフレームとは、「もし、できたとしたら」「例えば〇〇だったら」「仮に〇〇をやったら」という問いで、行き詰まっている状態から、可能性や発想を広げるフレームに移行するやり方です。

ある仕事が滞っているとき、
「もし、今日中にやり切るとしたらどんな行動が必要だろう」
「例えば仕事がデキるあの先輩だったらどう処理していくだろう」
「仮に定時にこの仕事を終えたら、他の時間でどんなことができるだろう」
といった問いかけをします。

具体的には以下のような質問を活用してください。

  • もしできたとしたら、どんなことが起こるのか
  • もしできたかのように振舞ったら、どんな気持ちが出て、どんな発想が出てくるか
  • 仮にそれができたとしたら、どんな行動ができるか、していくか
  • 仮に尊敬するあの上司ならこの状況をどう乗り越えられるだろうか
  • 例えばイチローがこの状況ならどんなふうに考えるだろうか
  • 例えば3日でこの問題が解決できるとしたら、何ができるか。最初の一歩は何か

立場が変わると、また同じ景色でも違うものに見えてきます。職場であれば、マネージャーと新入社員の視点は当然異なり、仕事の意義や責任感など、一つひとつの業務や打ち合わせ、商談がまったく異なります。

もし、上司の立場から見るとこの行動はどう見えるだろうか?
もし、部下や後輩の視点から見るとこの行動はどう映るだろうか?
もし、お客様や取引先の立場だったら、どんな反応が起きるだろうか?

同じ仕事でも、経営陣の立場、中間管理職の立場、平社員、新人とその人の立場で、意味が異なってくるようなもので、相手の立場に立って物事を考えることで、多面的に見ることができます。

実はこういったリフレーミングは、私たちが無意識に使っています。この問いを自分に、そして大切な周囲の人に「意識して活用していく」ことがポイントです。

行き詰まったままの人は、この問いを悪い方に無意識に使っています。

「もし、失敗したらどうなるだろう?」
「もし、できなかったら、どうなるだろう?」といった問いです。

想像するとわかりますが、あまり良いフレームではありません。
「もし」「例えば」「仮に」といったアズイフフレームを意識的、建設的に活用してください。

5-3.時間枠でリフレーミングする

これは2-2の「内容のリフレーミング」でご紹介している内容に、時間枠というフレームを用いて、異なる意味づけを見出すためのリフレーミングの方法です。

時間枠のフレームは、

  • 「未来から見た今のリフレーミング」
  • 「今で良かったというリフレーミング」

上記2つに分けられます。

■【未来から見た今のリフレーミング】

内容のリフレーミングのところでお伝えしましたが、私たちが行き詰まった状態にいるとき、
その物事は「過程の一部」という認識がありません。

そこで、この「未来から見たリフレーミング」というスキルは、今現在の視点ではなく、未来(将来)からものごとを捉えて、今の物の見方を変えていく方法です。

例えば、何かを失敗したときに以下のような質問を問いかけます。

  • 未来に活きてくるための学びの機会だとしたら、学べるものは何か
  • このことはより成長するための何を始めていく機会だろうか
  • 将来のために何かをやめる、何かを手放す機会だとしたら、それは何か
  • 自分のキャリアに活かすために「もしやり直せるとしたら、何をするか?」
  • 10年先から見ると、このことはどんなふうに見えるだろうか
  • 成長や出世を果たした自分から見たとき、今の自分にどんなアドバイスができるか

※3−2のアズイフフレームと似ているように感じる方もいるかもしれませんが、ここでは時間枠というフレームからの移行がこのやり方の狙いになります。

■【「今でよかった」のリフレーミング】

これは起きた物事が、未来ではなく、「今起きてよかった」と思えるリフレーミングです。

例えば印刷したイベントのチラシの日程が、配布日の前日に誤植が見つかったとします。担当者はせっかく仕上げたものが使えないと嘆きそうな気持ちになります。こういったときに、

「今日発見できてよかったね。当日だと大変なとこだったよ」と、より膨らんでしまう大きな悲劇から回避できたというフレームに移行することができます。

このほか、職場の新人がトラブルに巻き込まれて落ち込んでいるとき、
「入社して早めにこのことが経験できてよかったな。これからのキャリアに活かせるぞ」という言葉をつかったり、

子どもがテストで悪い点数をとって落ち込んでいるとき、
「本番の試験でなくてよかった。次に向けて準備していこう」
と、今起きたことが、とてもラッキーで恵まれていることのようなフレームで伝えていくこともできます。

「今でよかった、そして未来を考えよう」、基本としてはこのようなフレームに移行することが目的となります。

5-4.「Want」でリフレーミングする

これはとてもシンプルです。

行き詰まっている状態に対して、「その代わりにどうしたい?」と問いかけます。

「こんな状況は嫌だ!」「なんでこうなっちゃうの!」というときに使う言葉は、「その代わりにどうしたい?」という問いです。「どうしたい?」と問いかけると、自然と現状を打破するフレームに移行できます。

例えば、相手が
「あの人にあんなこと言われたくない!」

そんな状態にいるとき、あなたは、
「そのことを言われる代わりにどう言われたい?」
と問いかけます。

すると、

相手「褒めてもらいたい」
あなた「そうか、じゃあそのために何ができそうか考えていこう」

というふうに、未来に向けて思考を働かせるフレームが生まれてきます。

また、

相手が緊張や不安の状態にいるときでしたら、

相手「明日のプレゼン緊張するなぁ、不安だなぁ」
あなた「緊張や不安の代わりに感じたい気持ちは?」
といった質問で、Wantのフレームに移行していきます。

「どうしたい?」という問いは、人の思考の世界を変えていきます。

あなた自身ももちろん活用できます。不安や恐れといった状態のとき、人は多くの場合、

「うわぁ、どうしよう〜」という言葉が流れています。
「うわぁ、どうしよう〜、の代わりにどうしたい?」という言葉を用いることで、
感情を整え、視野や思考に変化を与えることができます。

5-5.メタファーでリフレーミングする

メタファー(metaphor)とはギリシャ語が語源となる言葉で、「それを超えて」というメタ(meta)、「運ぶ」というファー(phor)という意味をもった言葉です。

つまり「白い肌」を「雪のような肌」と表す隠喩、また誰かの名言や格言、そして物語などを通して、伝えたいことを間接的に伝える表現方法のことです。

例えば、部下がセールスで失敗したとき、その人が野球のイチローが好きであれば、

「イチローの言葉を思い出したけど、イチローは4,000本安打を達成したときに『4,000本の達成の裏には、8,000回以上悔しい思いがある。大事なことはそのことに向き合うこと。誇れるとしたら記録よりそこです』と言ってたね」

といった言葉をもちいて、失敗を積み重ねて前に進むことが重要であるフレームに
移行していきます。

また、あなたの経験そのものも役に立ちます。不調の時にどのように乗り越えたのか、何がきっかけで、前に進むことができたのか、あなたの物語も相手にとってはメタファーです。

自分のことを話すときは、「私の場合だけど」という言葉を用いてください。この言葉がないままだと、相手は「あなたと私は違う」という考えが強くなり、アドバイスにならない場合があります。

できれば、その相手が尊敬する人であったり、憧れている人の言葉や物語が効果的です。

5-6.解体してリフレーミングする

焦点を変えるとその情報が持つ意味が変わってきます。ここではその枠組みを解体するリフレーミングのやり方です。

例えば、人が「いろいろやることがあって大変!」とか、「あの人はいつも私に冷たい!」というとき、一つ一つ紐解いてリフレーミングを行います。

例えば「いろいろやることがあって大変!」というケースでしたら、

「いろいろって、具体的に何?」「いくつあるの?」と聞いてみたり、「どれぐらいかかるの?」と質問していくと、頭の中が整理され、意外と1個か2個のことだったり、思ったより早く片づけることができるようになったりします。

このように細かく、具体的に、詳細にわたってその人のフレームを解体していくと、思い込みだったことに気づきます。

「私の思い込みだった」というフレームに入ったときに、人は健全な状態になれます。

実際に人に活用するときは、「変な質問に思われるかもしれないけど、少し考えてみて」とか、「正確に知りたいから、もう少し詳しく教えてください」といった前置きをすると、より効果的です。

6.場面別リフレーミングの活用事例

これまでは切り口をご紹介してきましたが、ここでは場面別でどのようにリフレーミングができるか、その例をご紹介しています。あなただけでなく、周囲の人にも活用してください。

6-1.【人生編】チャレンジして失敗したとき

何かを目指しチャレンジしたとき、失敗すれば誰もが落ち込んでしまうものですが、失敗をすることは決して悪いことではありません。

「チャレンジして失敗をすること」はあなただけでなく、偉人や発明家、成功者といった何かを成し遂げた人たちも必ず経験することです。

言い方を変えると、うまくいく人が「必ず体験するプロセス」です。

つまり、順調なことを意味します。

そんな前提で以下のようなリフレーミングの言葉を選択肢として活用してください。

  • 行動している証拠だね
  • 成功にまた一歩近づいたね
  • 更に良い結果をだせるチャンスだね

6-2.【人生編】否定や批判を受けたとき

否定や批判を受けてプラスの気持ちになる人はいないでしょう。

否定や批判をする人とは関わらないようにするのが一番ですが、特に仕事をする上では避けられない場合もあります。

リフレーミングの手法を体系的に学ぶことができる、心理学NLPの便利な考え方の一つに「失敗はない、あるのはフィードバックだけである」という考え方があります。

その前提で「否定」や「批判」を考えてみると、相手が求めているものと自分が出した答えにズレがあるというメッセージとして生かすことができます。

そんな前提で以下のようなリフレーミングの言葉を活用してください。

  • 新しい考えを取り入れられるね
  • 相手視点になって考える良い機会だね
  • それを改善すれば良い結果が出せるかもしれないね

6-3.【仕事編】新しい仕事を任されて不安

新しい仕事やプロジェクトを任されると不安になるケースもありますが、私たちは何も知らない状態で赤ちゃんとして生まれ、さまざまな学習をしたうえで、知っていること、できていることが数多くあります。

「体験して学ぶ」という成長の仕方は、最も効率のよい学び方の一つでもありますので、ある意味、何かを学ぶ機会を周囲が準備してくれた状況でもあるわけです。

その時にわからなくても、時間がたつとその体験、そのあとあとの体験が、点と点で結ばれることがあります。そんな考え方を前提に、以下のようなリフレーミングができます。

  • 新しい知識や視点、キャリアを積む機会だね
  • もし社長だったらこの仕事をどういうふうにやるか考えてみよう
  • 不安の代わりに感じたい気持ちは何?それを手に入れるための一歩を考えよう

このようにリフレーミングすることで、その後、

  • 「経験しておいてよかった」
  • 「あの経験があったから今がある」

のようにプラスの出来事として捉えられるようになるはずです。

6-4.【仕事編】上司が厳し過ぎる

部下の立場で、「上司が厳しいな」と思うことは、当然仕事をしていれば経験があることと思います。

上司の立場に立てばわかることですが、あなたに厳しくしているのは、あなたが対応できる見込みがあるからこそ、仕事を増やしたり、指示を細かく出してくれています。

つまり関心があるということです。

ここで一つ考えてみてほしいのですが、あなたは興味・関心が無い人や物事に対して熱心に指導したり、取り組むことはできるでしょうか?

期待しているからこそ厳しくなる、信頼しているからこそあなたに声がかかる、次のポジションを渡したいからこそ、いろんな経験をさせておきたい。そんな想いがあるのかもしれません。

そんな前提も含めて、以下のリフレーミングを活用してください。

  • あなたのことを良く見てくれているね
  • その「厳しい」を乗り越えた先に結果がついてくるかもしれないね
  • 上司が自分になにを求めているのか聞くチャンスだね

6-5.【仕事編】プレゼンや会議の発表などの緊張やプレッシャーを感じているとき

会議の発表やプレゼンの緊張、またプレッシャーを感じるのはあなただけではありません。

上手な人も最初は、緊張や不安があったわけです。程度の差はあれど、誰もが緊張やプレッシャーを感じるものだとわかると「自分だけではない」という安心感が生まれます。

得意な方は、その緊張やプレッシャーを「準備の鼓動」と表現したり、その状態を「ときめき」と呼んで本番に臨むいい状態に変えていきます。

講演活動を生業にする方にきくと、「いいパフォーマンスを発揮するためには緊張感は不可欠な要素。逆にないとダメ」と言います。なくしたいものではなく、「必要なもの」というフレームも役に立つと思います。

リフレーミングの言い回しとしては以下の通りです。

  • 真剣に準備してきた証拠だね
  • 聞いてくれる人に対して良い発表をしたいという気持ちの表れだね
  • 緊張やプレッシャーの代わりに感じたい気持ちはなんだろう?

6-6.【恋愛編】好きな人に振られた

【恋愛編】好きな人に振られた

好きな人から振られてしまったとき、立ち直るまでに時間がかかってしまう人もいれば、すぐに気持ちを切り替えることができる人もいます。

立ち直るまでに時間がかかってしまうということは、それだけその人のことが好きだったと捉えることもできますので、全く悪いことではないのです。

もし、立ち直りたくても立ち直れず、辛いときは、なかなか時間がかかることかもしれませんが、下記のように振られてしまったことに対しての認識を変えてみることで、次への一歩を踏み出すことができるかもしれません。

  • 自分の改善点を考える機会になった
  • 自分を磨く時間ができた
  • 次に進むきっかけができた

6-7.【恋愛編】パートナー(彼氏/彼女)と喧嘩をした

【恋愛編】パートナー(彼氏/彼女)と喧嘩をした

恋愛をしていると、大半の人が「喧嘩」を経験したことがあるのではないでしょうか。

「喧嘩をした」とだけ聞くと一見、仲が悪いようにも見えますが、喧嘩をするということは、それだけお互い意見をはっきりと伝えられている証拠でもあります。

もし、お互いに正直に自分の意見を主張せずにいたら、将来的に我慢の限界が来てしまうかもしれません。

喧嘩は意図せず起こるものだと思うので、今後、あなたや、あなたの周りの人から相談された際に使うことができるリフレーミングを紹介します。

  • 意見を正直に伝えられている証拠
  • 相手の考え、大切にしている価値観を知れる機会
  • 自分の改善点がどこなのか考えるきっかけ

6-8.【教育編】子どもが飽きっぽい

【教育編】子どもが飽きっぽい

子育てには、子どもとの関わり方や、子どもの友人トラブルの対処、他にも多くの悩みや苦労があります。

それに伴い、初めは平気でも疲れや日々のストレスから、つい子どもにきつく当たってしまったりすることもあるでしょう。

ですが、小さい頃に親など身近な人からかけられる言葉は、その後の人生に大きく影響を与えますのでかける言葉には注意が必要です。

そこで、子育てにおける親の悩みとして子どもが飽きっぽいことがあげられます。

例えば親から「飽きずに続けなさい!」と言われたとすると、子どもは飽きることが悪いことだと理解し、認識してしまいます。

そのため、あなたが面倒を見る子どもや、周りの人から相談された際には以下のような言葉をかけてあげることで、子どもは「飽きること=悪いことではない」と捉えやすくなります。

  • たくさんのことに興味が湧くんだね
  • すぐ行動に移せる証拠だね
  • 新しいことを見つけるのが上手だね

※子どもに使えるリフレーミングについて、詳しくはこちら!

子どもへのリフレーミングとは?子どもと関わる全ての方へ

7.活用の注意事項とポイント

ここでは人に対してリフレーミングを活用する際に、注意しておきたいポイントを3つご紹介しています。リフレーミングの注意事項と言うより、コミュニケーションそのものにおいても重要な項目です。

7-1.ただポジティブなことを言えばいいのではない

2章でも解説をしましたが、リフレーミングと単純なポジティブ表現(ポジティブシンキング)は、異なった意味を持っています。

震災があると、全国のカウンセラーやボランティアの人たちが、現地に向かい、被災者の生活のサポートやメンタル的なケアをすることがあります。

このとき、被災者に言ってはならない言葉が紹介されるのですが、その一つにあるのが、

「生きていただけでも、よかったじゃないですか」という言葉です。

これは、リフレーミングの言葉のように聞こえますが、被災にあった方の中には、

「家族が亡くなって自分だけが生き残った。なんで自分だけが生き残ったんだ」また、「自分だけが生き残ってしまって家族に申し訳ない」という気持ちの方がいます。

その人たちの「気持ち」や「立場」、そして「今」を受け止めることなく、ポジティブなことを伝えても、その言葉は相手を支える言葉にはなりません。

逆の立場になればわかることですが、あなたが落ち込んでいるとき、ただ上辺だけの言葉をかけられても、いい気持ちはしませんね。

場合によっては、傷口に塩を塗られたような思いをすることもあるわけです。

リフレーミングは、表面的なポジティブな言葉を言えばいいということではありません。
相手の立場に立ち、理解し、共感するところから始まります。

理解や共感のない上辺だけの言葉は、相手を支える言葉にはなりません。

理解や共感のない言葉をかけられた相手から、不信感を与えることにつながり、結果としてあなたの価値を下げてしまうことにもつながります。

相手が伝えたい、わかってほしい本当の気持ちは何なのか。

そして、この言葉は今の相手にとって、どんな状態を生み出すのか。

そこがあって、このリフレーミングのアプローチは始まります。

より効果的なリフレーミングは、相手との関係性があって、生み出されるものです。

そしてその関係性は、相手を理解するあなたのマインドや、関わる姿勢にあります。

7-2.相手の今のフレームや言葉を尊重すること

リフレーミングは、人をコントロールすることではありません。人に対して活用する場合、相手の世界を尊重し、その人の成長や物事の改善のために活用するスキルです。

相手への理解がないまま、そして「この人はわかってくれている」というあなたへの信頼や安心感がないまま、上辺だけの会話を進めていても、

  • 私のことを理解してくれていない!
  • この人、なんにもわかってない!
  • あなたと私は違う!

といった抵抗や反発を生み出します。

ですから、日頃からその人へ関心をもち、理解していくコミュニケーションを心がけることが重要な鍵となります。

そこで注意したいのが、相手が活用する「言葉」です。

相手が「自分は暗くてつまらない人間だ」というフレームにいた場合、例えば「まじめだね」といった言葉を使ったとします。

ひょっとしたら、相手にとっては「まじめ」という言葉は、非常に不快な意味を持つ言葉だと逆効果です。

「どうせ自分はまじめでつまらない人間だ」という捉え方にもなるわけです。

また個性的な人にその魅力を伝えようとして、「ユニークですね!」という言葉を使ったとき、相手の中では「変わり者」「異質」「変人」といった意味として受け取る方もいます。
そうなると逆効果です。

相手が理想の状態や憧れる人、尊敬する人の話をするときに使う言葉は、リフレーミングするときに非常に有効なキーワードになります。

相手の世界観を尊重しながら、そこで出てくる言葉を活用しながら、リフレーミングを行ってください。

5-5の「メタファーでリフレーミングする」でお伝えした、誰かの言葉を用いることなどは、特に顕著な効果を持ちます。

相手のまったく知らない人の言葉を伝えても、影響力はあまりありません。

その人が尊敬している人、憧れている人、良く読むビジネス書の著者や歌のアーティストなどの言葉を用いると効果的です。

7-3.バックトラッキングを加えてリフレーミングする

ここでは7-1、7-2を踏まえて、どのようにすると効果的なリフレーミングができるのかをお伝えします。

それは公式であらわすと以下のようになります。

【相手の言葉(バックトラッキング)+リフレーミングの言葉=

よりよい効果的なフレーミング】

バックトラッキングとは、人間関係に必要なラポールと呼ばれる相手との信頼関係を築く話の聴き方のことです。

一言でお伝えすると、相手が発した言葉を繰り返して、会話をすすめていく聴き方の技法で、日本のカウンセリングの世界では「オウム返し」と言われています。

簡単な例でお伝えすると以下のようになります。

相手「週末にディズニーランドに家族で行ってきたんだよ」

あなた「ディズニーランド!家族で行ってきたんだ〜」

と、相手が言った言葉を活用して、言葉を返していくコミュニケーションの進め方です。

このバックトラッキングを行うことで、「理解してくれている」「わかってくれている」「大切にされている」ということを自然に感じてもらう技法であり、逆にお伝えすると、聴くことを通して、

「あなたのことを知ろうとしています」
「あなたのことを理解しようとしています」
「あなたのことを知りたいと私は思っています」

といったメッセージを相手の無意識に伝えるコミュニケーション、それがバックトラッキングです。

あなたが相手をリフレーミングしたいときには、
このバックトラッキングをしてから、リフレーミングをするアプローチが効果的です。

例えば、職場であなたの後輩が仕事で落ち込んでいるときでしたら、

後輩「同期よりも仕事ができなくて・・・、私は劣等感の塊なんです。」

あなた「同期より仕事ができない、劣等感の塊だと思ってしまうんだね。
劣等感というのは、何かを目指している人が持てる感情だからね。それを具体的にしていこう」

といったことを伝えます。

もし、あなたが日頃から相手を理解し、共感しながら、コミュニケーションをとることができれば、ここで学ばれているリフレーミングの切り口や言い回しはより効果的になります。

「相手の枠組みを尊重すること」「相手の言葉を尊重すること」。
活用する際は、以上2つのポイントを注意して活用してください。

※参考文献

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8.リフレーミングを日常で使うには…

さて、リフレーミングを使うことによる効果や活用の事例についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

これまでお伝えしてきたように、リフレーミングの手法は、仕事やプライベートのあらゆる場面で非常に役に立ちます。

あなたの価値を高めることにも繋がっていきますので、今回ご紹介した方法をぜひ実践してみてください。

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