ビジネス・仕事

ビジネスで使える心理学とは?「結果を変える心理学」と6つの活用法

『仕事でもっと高い結果を
出すには、心理学が使えそうだ。』

このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。

その考えは正解で、
今や心理学は、ビジネスシーンに欠かせない大事な要素。

セブン&アイ・ホールディングスの元会長、
鈴木敏文氏もこのように言っています。

「もの不足の売り手市場の時代には、
消費は経済学で考えれば良かったが、今は心理学で捉えなければならない」

「今の時代は顧客の心理を読まなくてはならない」

もしもあなたが、

  • マーケティングやコピーの反応を高めること
  • 営業、セールスの成約率を上げること
  • 部下やチームの育成、モチベーションを高めること
  • コーチングに心理学を取り入れて差別化すること
  • 自分の潜在能力をもっと発揮すること
  • リーダーシップの発揮、影響力を高めること

こんな風に仕事でもっと高い結果を求めているのでしたら、
心理学を活用するかどうかで、結果を大きく左右していくことになるでしょう。

そこでこの記事では、NLPという心理学を
ビジネスに駆使する方法をご紹介していきます。

NLPは、「脳と心の取り扱い説明書」とも言われ、
世界的な著名人が学んでいることからも、効果性や実用性の高さがわかります。

さっそく進めていきましょう。

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1.ビジネスに使える心理学とは

心理学には様々な学びがあり、ビジネスにはもちろん、人間関係や人生全般に活かせる素晴らしいものがたくさんあります。

そして大きくは、以下に影響を与えることを目的に、心理面にアプローチを行っていきます。

■マインド・精神面に働きかける
自分の内面を変える、感情のコントロール、トラウマの解消、
思考パターンに影響を与えることができる

■行動面に働きかける
シーンによって、状況や行動に影響を与えることができる

ビジネスに使える心理学というと、セールスや交渉、販売などに使われる、行動心理学のスキルが有名かもしれません。例えば、「ザイオンス効果」「バンドワゴン効果」など・・・

これらはシーンによってうまく活かすことができれば結果につながるものですが、それらは一時的な効果を期待するものがほとんどです。

根本から自分を変えたい、自分を成長させるために心理学を活かすのでしたら、
「マインド」の部分にフォーカスする必要があります。

心理学NLPには多くのスキルがありますが、

中でも無意識に働きかけて、「マインド」にプラスの影響を与えたり、あなたの成長や成功のブレーキになっている心理的な要因(足枷)を取り除く、というアプローチがとても豊富です。

特に、この足枷を外すというアプローチは重要で、

足枷を外す作業を行っていないままでは、一生懸命頑張っていても結果が出ない、あと一歩行動を起こすことができないなど、努力が実らず苦しい状況が続くことが予測されます。

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2.ビジネスで心理学を使った「事例と効果」

「心理学を取り入れることで、どのような結果を創り出せるのか」

その一部を以下にご紹介します。

  • 営業、マネジメント、人材育成で結果を出し、子会社の社長に抜擢されたマネージャー
  • 業界のカリスマから、子会社の社長をオファーされるほど、突き抜けた会社員
  • 売上が月1,000万から2,000万円に倍増したセールスパーソン
  • お客様の気持ちが分かり、売上を作れるようになったことで、「経営に不安はない」と話す経営者
  • 出会う人が次々にファンになり、質の高いスタッフやお客様に恵まれているオーナー
  • 多くのスタッフに「あなたのために頑張りたい」と応援され、倒産寸前の会社を上場企業に変えた経営者

など

ビジネスに心理学を取り入れることで、これまでとは劇的に違う結果を生み出した例はたくさんあります。さらに「意識的に創り出す」力を高められるようになっていきます。

そこでこの章では、ビジネスに心理学を使った「事例と効果」についてご紹介します。あなたの状況に置き換えて、ヒントや発想、学びを得ていきましょう。

2-1.年商9億の弱小事業部門を、2年で累計47.5億に伸ばした事例

「心理学に出会っていなければ、今の自分はいない」

これは「年商9億の弱小事業部門を、周囲の協力を得ながら2年で累計47.5億に伸ばした」ビジネスパーソンの言葉です。

20代前半で、社会経験もないフリーター出身だった彼は、歩合制の営業マンとして成績が上がらず、奥さんもいるのに経済的に苦しい状態でした。真夏の営業で喉がカラカラになっても、当時100円のジュースを買うことに躊躇するほどです。

さらに会社の上司の理不尽さも重なり、ネガティブな思考と感情に飲み込まれた時期は、会社をやめようと思ったこともあります。

しかし何とか踏ん張っていたある日、人生を変える出会いがありました。それが心理学との出会いです。そして、「これは営業に使える」と考え、すぐに実践を始めたのです。

その結果、心理学を使うほどお客様の反応は変わります。成約率が高まり、売上が倍増します。さらに心理学を学び続け、実践を重ね、気づいたときには、ビジネスパーソンとして能力が高まり、意識的に結果を作り出せるようになっていました。

その後、2年半で5回の昇進。最後は最年少で取締役に抜擢されるまでの結果を出し、誰からも評価される、見事な成功を勝ち取りました。

この時期に、「年商9億の弱小事業部門を、周囲の協力を得ながら2年で累計47.5億に伸ばす」という結果を創り出しています。

2-2.ビジネスで心理学をどのように使ったか?

「なぜ心理学を取り入れ、誰もが認めざるを得ないような成果を創り出すことができたのか」

彼は心理学を以下のように使っていました。

  • 深い信頼関係の構築/絆づくり
  • 強いチームづくり/スタッフの育成
  • 心に響き、心を動かすメッセージの発信
    (セールス、マーケティング、マネジメント、プレゼン、朝礼など)
  • 難しい人間関係やクレームへの対処
  • 自社スタッフのコミュニケーション能力向上
  • 新人スタッフや悩んでいるスタッフのケア
  • 目標達成、問題解決力の向上

など

これらに役立った心理学の学びは以下になります。

  • 人間心理(人の心の動き)の原則
  • 相手の立場に立った視点/方法
  • 卓越したコミュニケーション能力/スキル/戦略
  • ビジネスや人間関係に必須の視点(メタな視点、効果的な視点)
  • 人間心理に影響を与える言語パターン
  • 天才といわれる人達に共通した思考や行動のパターン
  • 感情をコントロールをする方法
  • 心理的な足枷(重し)を取り除く(軽減する)方法
  • 目標達成や問題解決力を高める効果的なアプローチ

など

2-3.ビジネスに使える心理学とは

ビジネスに使える心理学について、この記事では以下を定義しています。

  1. 1.学術的な知識を知らなくても、人間心理の原則を学べる
  2. 2.誰もが使えて、効果があり、汎用性がある
  3. 3.ビジネス全般で使える(セールス、マーケティング、マネジメント、人材育成、リーダーシップ、チームビルディング、自己成長など)

このようにビジネスで使えるように体系化された心理学NLPです。他にもコミュニケーション、人間関係、恋愛など、人生全般でも効果を発揮しています。
先程の営業マンが出会い、重点的に学んだのもNLPでした。

NLPとは、ビジネスや人生で使える心理学であり、言語学であり、心理療法です。人間心理(人の心の動き)の原理原則を押さえたスキルを学べるため、近年ではNLPを学ぶ経営者やビジネスパーソンが、年々増えています。

その内容やスキルは今だに進化し続けているため、心理学をビジネスに取り入れたいとお考えの方は、まずはNLPを学ぶことをおすすめしています。

NLPの概要に関しては以下にご紹介します。

【心理学NLPとは】

NLPを活用する著名人の一例として、クリントン元大統領やオバマ元大統領、トニー・ブレア元首相が挙げられ、演説で活用したことは知られています。

NLPを学んだ世界的に有名なコーチであるアンソニー・ロビンズが、低迷していたテニスプレーヤーのアンドレ・アガシをコーチし、世界一に復活させたというのは非常に有名な話です。

さらにNLPの主要な開発者のロバート・ディルツ氏は、1970年代後半より、ビジネスコンサルタントとしても世界中で高い評判を得ています。そのクライアントには、アップルコンピュータやマイクロソフトなど、数々の大企業が含まれます。

このような効果を発揮するNLPは、1970年代に、言語学部の教授と心理学の学生だった二人が、天才と言われる心理療法の権威3人を徹底して研究し、作り上げました。

当時はセラピーのスキルとして、ベトナム戦争の帰還兵が直面した、フォビア(恐怖症)の治療で効果を発揮しました。その背景には、人が体験した出来事をどのように捉え(認知し)、人の心に影響を与え、何らかの反応や行動を生み出すのかを追求していった背景があります。

それは今では、ビジネス、人間関係、恋愛、キャリア、収入面、健康問題、ライフデザインなど、人生全般で使える心理学として進化、体系化されています。

詳しくは以下の記事にもまとめています。ご興味をお持ちの方はご参考にされて下さい。

3.ビジネスで心理学を有効に使う「4つの活用法」

ビジネスで心理学を有効に使うために、確実に押さえておきたい「4つの活用法」をご紹介します。人の心を動かすことで、「数字や結果は意図的に創り出せる」ようになります。あなたのビジネスに置き換えてご活用下さい。

3-1.言葉の力で「人の心を動かす」

心理学NLPでは、言葉と行動を分析することで、相手の思考パターンを瞬時に把握するスキルがあります。これは相手をより深く理解、共感した上で、信頼関係を築くことを可能にする言葉のスキルです。

さらに、「心を変える言葉の魔術」とも言われ、相手の心を動かす思考や行動の傾向を読み解くことができるため、「影響力がある/伝わりやすい」言葉を使えるようになります。それはセールス、マーケティング、マネジメントなど、ビジネスの様々な面でも効果を発揮します。

この言語スキルをLABプロファイルと言います。

人一倍、高い結果を出している経営者やビジネスパーソン達ほど、使う言葉に対して注意を払っています。誰に、どのような言葉を届けるか。それがビジネスの結果に大きな違いを生み出すことを知っています。

例えば、お客様がものを買う、商品に興味を持つ、口コミや紹介が生まれる、スタッフがやる気になる、高いパフォーマンスを発揮する、周囲の人が協力してくれる。このような現象は、人の心が動いた結果、生み出されます。

言葉により、人の心が動くことで起こる現象です。

そこに効果を発揮するのが、LABプロファイルです。
「心を動かす」「心に響く(刺さる)」強いメッセージを作れるようになります。

例えば、「痛みを避けて、快楽を得る」という、人が行動を起こす基本的な原則があります。人が何かに興味を持ったり、モチベーションを高める時、以下のように2つの傾向があることを学びます。

  • 何かを得る/得ようとする
    ⇒ 目的志向型
  • 何かを避ける/避けようとする
    ⇒ 問題回避型

これを知るだけでも、相手の思考や行動の傾向を読み解けるようになり、相手にマッチした言葉を選択できるようになります。それにより、心を動かす/人の心に響く(刺さる)メッセージを創り、発信できるようになるのです。

さらにLABプロファイルには、以下の代表的な内容が存在します。

【判断基準】

  • ものごとを判断・決断する際に、自分の中に判断基準を持つ傾向がある
    ⇒ 内的基準型
  • ものごとを判断・決断する際に、他者や外側からのフィードバックを必要とする傾向がある
    ⇒ 外的基準

【行動パターン】

  • 主体的に、すぐに行動する傾向がある
    ⇒ 主体行動型
  • 行動する前に思考や分析してから行動する傾向がある
    ⇒ 反映分析型

このように、いくつかの角度から、人の思考や行動の傾向を知り、読み解けるようになると、使う言葉をデザインできるようになっていきます。それにより、深い信頼関係を築いたり、人の心を動かせるようになっていきます。

LABプロファイルに関しては、以下の記事やサイトでも詳しくご紹介しています。ご興味をお持ちの方は、併せてご覧ください。

【補足】人の心を動かすために、最も重要なこと

「人の心を動かすポイントは、言葉を届ける相手の立場に立ち、心理を読み(理解し)、言葉の選択を行うことです」。

実は言葉のスキルを使う前に、徹底して相手の立場に立つことが重要です。
それにより以下のように相手を知ることができるようになります。

  • 相手の立場に立ち、心理を読む/理解する
  • 相手が何を望み、何に悩み、何を解決したいかを知る
  • 相手が「どのように受け取るか」「どのように思うか」を考える
  • 相手の価値観を知る
  • 相手に理解、共感できる

など

この上で思考パターンを知り、以下を意識することで、強いメッセージを発信できるようになるのです。

  • 「心を動かす」「心に響く(刺さる)」言葉を意識する
  • 人間心理、相手の心理にマッチした言葉を選択する

相手の立場に立つ効果的な方法について以下にご紹介します。ご興味をお持ちの方は、併せてご覧ください。

さらに効果的なメッセージの作成に役立つ記事を以下にご紹介します。

3-2.視点を変えて「ピンチや困難を乗り越える」

心理学では、視点の持ち方が、人の認知(出来事に対する認識や意味付け)に違いを生むことを教えてくれます。

ピンチや困難を前に、余裕を持てる人、チャンスや効果的な解決策を見出す人、必要以上に萎縮・緊張する人など様々です。この違いは、どんな視点でものごとを見ているかです。

そこでNLPでは、効果的な視点を持てるように、以下を学んでいきます。

  • メタな視点(俯瞰した視点)
  • 知覚位置の変更(自分、相手、第3者の立場に立つ)
  • リフレーミング(思考の枠組みを変え、ものの見方・捉え方を変える)
  • チャンクサイズ(全体や詳細を見る)

など

この視点を取り入れることで、問題解決能力を始め、目標達成能力、創造性を高めることができます。ものの見方や捉え方、意味付けが変わり、思考や行動に違いを生み出せるためです。

さらに視点の重要性は、「アルベルト・アインシュタイン」による以下の言葉にも表されています。

「重要な問題は、その問題を作ったときと同じ考えのレベルで解決することはできない」

視点の持ち方一つで、出来事に対する認識や意味付けが変わります。さらに導き出せる答えや発想、創造性は全く違うものになります。それがビジネスにおける業績や人の行動・反応に大きな影響を与えます。

そこで以下に効果的な視点の例をご紹介します。

【立場を変えた視点】

  • 自分の主観的な視点
  • 相手の立場に立った視点
  • 第3者の立場に立った視点
  • メンターの視点(尊敬する人、歴史上の偉人など)
  • 未来の自分の視点(困難を乗り越えた幸せな未来の自分)
  • 大きな視点(地域、社会、大自然の立場に立つ)

など

【ものごとを見る角度を変える視点】

  • 前や後ろ、上や下、右や左から見る
  • 全体を見る/詳細を見る
  • 具体的にする・掘り下げる/抽象度を高める

など

【無意識レベルの肯定的な理由から見た視点】

※常に人は何かを満たすという肯定的な理由のために動いています。それを知ることで、相手への見え方が変わります。

【出来事の意味を再定義する視点】

  • 出来事の意味を考える
    :この出来事にはどのような意味があるか/何を教えてくれているか
    :この出来事から何を学んだか/良かった点は何か
    :この出来事は何につながっていくのか?
    :この出来事の意味や意義は何か?

など

視点が変われば、思考、感情、行動が変わります。それにともない、ビジネス全体、組織、チーム、個人レベルで手にする結果が変わります。

視点の持ち方に関して、具体的な内容をまとめた記事を以下にご紹介します。ご興味をお持ちの方は、合わせてご覧ください。

3-3.結果を妨げている足枷(重し)を取り除き、「ビジネスの業績を高める」

心理学NLPやセラピーでは、クライアントの人生を辛く、苦しいものにしているネガティブな足枷(重し)を解消する/軽減するアプローチがあります。このアプローチをビジネスに取り入れることで、手にする結果を高め、改善することができます。

ネガティブな足枷(重し)とは、例えば、以下の様なものです。

  • ネガティブな感情
  • 否定的な思い込み
  • 心の葛藤
  • マイナスの思考パターン、行動パターン
  • 悪習慣
  • 自己評価の低さ
  • 強い劣等感

など

ネガティブな足枷(重し)を持ち続けることは、穴のあいたバケツで水を汲み続けるのと同じで、手にする結果を妨げます。
さらに妨げるだけでなく、足枷(重し)がマイナスを生み出している場合、ビジネスなら致命的なダメージを受けることもあります。

しかし足枷(重し)を取り除くことで、思考、感情、行動が変わるため、手にする結果が変わったり、ビジネスにおいて、高いパフォーマンスの発揮やブレイクスルーを可能にします。

さらに、ネガティブな足枷(重し)を外すという考え方は、以下のように、ビジネスにおける直接的な活動にも置き換えることができます。

  • 顧客の流出
  • 売上に対する経費の高騰
  • 同業他社やSNSによる誹謗中傷
  • 社内の人間関係の悪化
  • 運営面での非効率化
  • セールス/マーケティング力の低さ
  • ビジネスを運営する仕組みができていない
  • 教育やレベルアップに時間が割けない
  • 設備や精度の老朽化
  • 経営者、幹部、リーダーの意識、知識、スキルが低い

など

このような結果を妨げているバケツの穴を見つけ出し、改善するだけで、ビジネスで手にする結果が変わります。

アメリカ合衆国の政治家、著述家、物理学者であるベンジャミン・フランクリン氏は次のような言葉を残しています。

「僅少の出費をつつしめ。水のもる小さな穴が巨船を沈める」

ささいな事が、積み重なることで、致命的なダメージになることを教えてくれます。大切なのは足枷(重し)の存在を明確にして、改善することです。

そのための第一歩となる、足枷(重し)を明確にする効果的な質問をご紹介します。

【成果を妨げているものを明確にする質問】

  • 結果を妨げているものは何ですか
  • マイナスを生み出しているものは何ですか
  • 結果を妨げているネガティブな足枷(重し)は何ですか
  • 結果を止めている思考や行動のパターンは何ですか
  • お客様の行動(来店、申込、紹介など)を止めているものは何ですか
  • 成約率を下げているものは何ですか
  • お客様の流出を生むものは何ですか
  • スタッフの成長や行動を妨げるものは何ですか
  • 業績の足を引っ張るものは何ですか
  • パフォーマンスの発揮を妨げるものは何ですか

など

ビジネスにおいて、足し算、掛け算で考えることは一般的です。そこにネガティブな足枷を取り除く/軽減させるという引き算を入れることは、あなたの想像以上に結果に大きな影響を与えます。

3-4.セルフイメージを高め、ビジネスで突き抜ける

「私は望んでいる結果に相応しい」「結果が出て(出せて)当たり前」という自己認識、自己評価を育みましょう。ビジネスで圧倒的な結果を出し続ける人達は共通して、高い自己認識・自己評価を持っています。

心理学NLPでは、自己認識・自己評価をセルフイメージと言います。
あなたが自分に対して持っている評価やイメージです。

「役割効果」とも言われ、人は役割を与えられると、その与えられた役割(セルフイメージ)通りの行動を取っていくことを教えてくれます。

フランス皇帝のナポレオンが残した言葉に、

「人はその制服通りの人間になる」

とありますが、まさにその通りです。

どのようなセルフイメージを持っているかで、ビジネスで手にする結果が変わります。

セルフイメージは、免疫系にも影響を及ぼすと言われており、宝塚で男役をやっている方は、役に入り込むと生理が止まるという話を真矢ミキさんやACHOUさんがテレビで語っていらっしゃいます。

それくらい、無意識レベルで思考、感情、行動に影響を与え、仕事、人間関係、年収、恋愛など、人生で手にする結果を決定づける力があります。

不思議とセルフイメージを高めるにつれ、ビジネスで結果を出すために相応しい情報、出会い、起きる現象が変わります。

そのため、ビジネスで人一倍、あるいは今まで以上の結果を望むなら、「結果に相応しいセルフイメージ」を手にすることがポイントです。

以下はセルフイメージを高める3ステップになります。

  • 現在のセルフイメージを明確にする
  • 手にしたいセルフイメージを明確にする
  • セルフイメージを高める方法を行う

そして以下に、セルフイメージを高める基本的な方法をご紹介します。

【セルフイメージを高める基本的な方法】

  • 過去の体験による心理的な足枷(重し)を解消する/軽減する
  • 未完了を完了する
  • 生活環境、生活習慣を整え、より良いものにする
  • 決めたことを行動する/そして難易度を高めていく
  • 他者、出来事、自分に感謝する
  • ポジティブなフィードバック(達成リスト、良いことリストの作成など)
  • 言葉にするだけで力になる言葉で「アファーメーション」する

など

これらを習慣にすることで、セルフイメージを高めることができます。
不思議とセルフイメージを高めるにつれ、ビジネスで結果を出すために相応しい情報、出会い、起きる現象が変わります。

少しずつ、セルフイメージを育み、結果に相応しいものへ高めて(変えて)いきましょう。

セルフイメージについて詳しくまとめた記事を以下にご紹介します。ご興味をお持ちの方は、合わせてご覧ください。

【補足】:心理学NLPの体験講座に関して

ビジネスで心理学NLPを有効に使いたい。そうお考えでしたら、気軽に体験できる体験講座を活用するのは、最も効率の良い方法の1つです。

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4.人を動かす「すべての基礎」・信頼関係と心理学

関わる人の心を掴みましょう。信頼関係による心のつながりがある所に、人は集まり、アクションが生まれ、コミュニティやプラットフォームが形成されます。さらに良い人材や協力者が集まります。

それを可能にするのが意識的な信頼関係の構築です。

売上が上がるのも、会社を運営できるのも、ビジネスを通してやりがいを感じられるのも、その前提にはすべて、お客様やスタッフの存在があります。その前提には、信頼関係による心のつながりがあります。

つまり人を動かす「すべての基礎」は、信頼関係です。

第3章でご紹介した心理学の活用も、他者との信頼関係、自分に対する信頼関係、会社やお店に対する信頼関係があって、初めて効果を発揮します。

フォード社を創業した「ヘンリー・フォード」は、以下の言葉を残しています。

「人が集まることが始まりであり、人が一緒にいることで進歩があり、人が一緒に働くことで成功をもたらしてくれる」

そして信頼関係を深めるほど、お客様やスタッフの反応は、面白いように変わります。その結果、以下のような現象が起こります。

  • 「あなたから買いたい/あなたの会社(お店)から買いたい」と言われる
  • 口コミ、紹介、リピートが増える
  • 成約率、リピート率、購買単価、購入頻度が高まる
  • お客様から応援される/感謝される
  • クレームが減る/お客様からの愛のあるご指摘をいただける
  • 社内の雰囲気が明るくなる/離職率が下がる

など

人の態度、言動、反応は、関係性により大きく変わります。①誰から(信頼関係があるか、ないか)と②どのような関わり方をされるかで、心の動き、態度、言動、反応が決定づけられます。

この裏には、常に人間心理(人の心の動き)が影響しています。

ここで役立つのが心理学NLPのコミュニケーションスキルです。
様々なコミュニケーション講座や書籍で取り上げられているコミュニケーションのベースには、NLPがあります。

そのためNLPそのものには、短時間で、効果的に、信頼関係を築く方法/戦略が体系化されています。

例えば以下のようなものです。

  • 心理状態(思考、感情)に合わせる
  • 価値観へ理解・共感し、大切にする
  • 興味、関心を持つ
  • 相手の話と心に耳を傾ける
  • 話の内容、話し方、話すスピード・リズムに合わせる
  • 声の大きさ・抑揚、間に合わせる
  • 表情、アイコンタクト、頷きと相槌
  • 共感、同調、肯定、自己重要感を高める
  • 自己重要感を高める
  • 相手の状態を観察し、関わり方を柔軟に変える

など

人は無意識レベルで、好感、共感、安心感、親近感を感じる相手に心を開き、警戒心を解きます。そこから信頼関係を築き、育めるようになります。

このように信頼関係を築くことにも人間心理は影響しています。

上記のようなコミュニケーションを意識すると、そうでない時と比べ、驚くほど相手の反応が変わります。ぜひご活用下さい。

5.効果的な「対人能力とスキル」・コーチングと心理学

コーチングはもはや当たり前。
と言えるくらい、企業内でも部下育成やマネジメントに必須のスキルになりました。

コーチングの基本的なスキルには、心理学やNLPのスキルが多く取り入れられており、効果を発揮するための土台となっています。

そして心理学をより専門的にコーチングに取り入れることで、
従来のコーチングでは対処できない課題に対処することができるようになります。

その課題というのが、心理的な要因。

代表的なものでは、
自分の行動や可能性を、自ら制限してしまうような「ビリーフ(思い込み)」「トラウマ」などのことです。

例えばあなたに部下がいるとして、
その部下が「自分には無理だ」というビリーフを持っているとしましょう。

高い目標を立てて計画を立てて進み出しても、
いざ、はじめの一歩が踏み出せない、あるいはあと少しのところで行動ができなくなってしまう・・・。そんなことが起こってきます。

やるべきことはわかっているのにです。

頭ではやろうやろうと思っていても、潜在意識に深く刻まれている、「自分には無理だ」というビリーフが強力に働いて、そのビリーフ通りの結果や状況を作っていくのです。

マイナスに働くこれらの要因を解消しない限り、どれだけ頑張っても前進できず、どんどん自己肯定感を下げてしまうことも・・・。

自分を制限してしまうような心理的な要因は、誰もが多少なりとも持っているものですから、部下やクライアントの成長をサポートするためには、対処するスキルを持っていることは非常に重要です。

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まとめ

ビジネスにおける全ての活動の裏には、人の心理が影響しています。

お客様がものを買う、あなたのサービスを受けることや、
口コミや紹介が生まれること。

スタッフがやる気になる、高いパフォーマンスを発揮する、
周囲の人が協力してくれるようになる。

このような状況を作り出すためには、心理学が大きく効果を発揮します。

今、あなたのビジネスをより飛躍させたい、
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