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リーダーシップとは?必要な要素と高め方・お勧め書籍を徹底解説!

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  • いいリーダーシップって何だろう?
  • リーダーシップをとっていきたいが、具体的なやり方ってどうすればいいんだろう?
  • リーダーシップのポイントって何だろう?
  • 次世代を育てるために、リーダーシップをどう発揮すればいいんだろう?

そんな疑問を持ち、解決したいと思っていらっしゃる方も多いかもしれません。

そこで、この記事では、ビジネスでの成果や年収を高め、やりがいを生む、リーダーシップの高め方や見つけ方、さらには部下を育てるリーダーシップについてご紹介していきます。

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1.リーダーシップとは?

まずは「リーダーシップとは何か」についてその定義、そして具体例について見ていきましょう。

1-1.リーダーシップとは?

リーダーシップとは、チームや組織がゴールを達成するため、その時々のチームの課題や困難を乗り越えるための『考え』や『能力』のことです。

ここで知っておきたいことは、「リーダーシップ」とはリーダーだけが持つものではなく、メンバー1人1人、誰もが持っているということです。

1-2.リーダーシップの『考え』と『能力』とは

リーダーシップの『考え』には、どのようなものがあるのでしょうか。1つの例として、「周囲にいい影響を与えること」があげられます。

そのためにできることとして、例えば「周りの人間をモチベートすること」があります。

相手の言葉や行動によって、「やる気が出た!モチベーションがあがった!」という経験が、みなさんもあるのではないでしょうか。また、「常に笑顔でいること。明るい声で挨拶をすること」で、チームの雰囲気を良くすることができます。

そして、これらの「周囲にいい影響を与えること」は、リーダーはもちろん、メンバー1人1人、誰もが持てる『考え』になるのです。また「能力」とは、思考力、発想力、戦略性等、人がそれぞれ持っている要素のことです。

1-3.リーダーシップを発揮するとは?

「リーダーシップを発揮する」とは、チームや組織の課題や困難に対して、みずからチームに貢献していこうとする『行動』のことです。結果、チームメンバーとともに課題や困難をクリアしていくことができます。

大切なことは、リーダー自身がリーダーシップを発揮するのはもちろんのこと

「メンバー1人1人がリーダーシップを発揮できる環境を整える」

ということです。

そもそも、リーダーがリーダーシップを発揮できていないとき、チームそのものが機能しなくなることは、容易に想像できるかと思います。

そして、チームを機能させるためにリーダーが持っておきたいリーダーシップ要素としては、「安心感、実行力、共感力、信頼性、ビジョン」があります。

さらに大切なことは、この5つの要素に加え、「自分ならではのリーダーシップ」に気づき、それを発揮することです。

自分ならではとは、自分の中にある自分にしかない要素に気づき、発揮することです。自身の能力を最大限引き出すこととなり、以下のようなリーダーシップを発揮できるようになります。

  • 仕事に喜びを感じ
  • 周囲とのコミュニケーションも円滑になり
  • チーム全体の目標達成にもつながる

さらには仕事だけでなく、自分の人生を豊かに生きることにまでつながるのです。

では「自分ならではのリーダーシップ」について、「どのように見つけるのか」「どのように身に付けていくのか」を見ていくことにしましょう。

参考1:リーダーシップとリーダーの違いについて

リーダーとは、基本的には『役割』の事です。そして、「成果に責任を負うこと」が求められます。チームや組織が向かう方向性を決め、その方向性からずれてしまいそうなときに旗を振り、方向を修正し導いていくことです。

また部下や周りの人から支持され、認められることも大事です。「この人の影響を受けたい、ついていきたい」と思われることで、協力を得て、大きな成果を出すことができるのです。

参考2:リーダーシップとマネジメントの違いについて

マネジメントとは、目標・ゴールを達成するための「計画やプロセスを管理すること」です。
例えば、より効率的に、スピーディーに達成するためにどうすればいいかを考えたり、計画が遅れたりしてしまった際に、目標・ゴールを達成するために、再度計画を設定することです。

以上をまとめると、「リーダーとは、行き先を示し」「マネジメントとは、そのプロセスを管理すること」です。

参考3:リーダーシップの歴史と特徴、主な理論について

歴史特徴
①特性論
(1940年代以前)
リーダーシップとは天性のものであり、生まれ持った資質であるというという考え方、理論
②行動論
(1940年代~1960年頃)
リーダーシップは天性のものではなく、良いリーダーはどのような行動を起こすのか。その行動に注目した考え方、理論

例)PM理論

③条件適応論
(1960年代)
チームの規模や人材といった取り巻く環境に適応できることが、良いリーダーであるという考え方、理論

例)パス・ゴール理論、SL理論

④コンセプト論
(1970年代~現在)
条件適応論をベースにして、環境に適応する様々なリーダーシップが研究され、体系別にまとめた理論

例)カリスマ型・変革型EQ型・ファシリテーション型・サーバメント型

歴史特徴
①特性論
(1940年代以前)
リーダーシップとは天性のものであり、生まれ持った資質であるというという考え方、理論
②行動論
(1940年代~1960年頃)
リーダーシップは天性のものではなく、良いリーダーはどのような行動を起こすのか。その行動に注目した考え方、理論

例)PM理論

③条件適応論
(1960年代)
チームの規模や人材といった取り巻く環境に適応できることが、良いリーダーであるという考え方、理論

例)パス・ゴール理論、SL理論

④コンセプト論
(1970年代~現在)
条件適応論をベースにして、環境に適応する様々なリーダーシップが研究され、体系別にまとめた理論

例)カリスマ型・変革型EQ型・ファシリテーション型・サーバメント型

変化のスピードが早い現代では、1人のカリスマが指示するよりも、チームメンバー1人1人の特徴を活かしながら成果につなげていく「サーバメントリーダーシップ」のような、サポート型のリーダーシップが効果的であると言われています。

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2.リーダーシップを発揮するために ~チームメンバーのリーダーシップを引き出す~

みなさんの中にあるリーダーシップを発揮し、さらには部下のリーダーシップを引き出す方法を身に付けることができたとしたら、いかがでしょうか。

チームメンバーのリーダーシップを引き出す重要なポイントは、

「リーダーシップを発揮しやすい環境を整えること」

そのために、まずはチームの方向性を揃えることが大切です。

2-1.チームの方向性を揃える

リーダー自身はもちろん、チームメンバーがリーダーシップを発揮するためには、チームがどこに向かっていきたいのか、1人1人が方向性を理解することが大切です。

例えば、

  • 何か判断に迷ったとき、どのように判断をしていくのか
  • ゴールにたどり着いた結果、最終的にチーム全体でどういう状態でいたいのか など

迷ったときは自分の都合ではなく、「顧客の幸せのために」という企業理念や、チームの指針に常に照らし合わせ、判断をしていくこと。目標数値を達成とともに、チーム全員が何かしらの成長の実感を持ち、笑顔でいることを目指すなどです。

ミーティングなどにおいて、的を射ていない発言や行動を起こすメンバーがいる場合、チームの方向性を理解していない可能性が1つの大きな原因としてあげられます。

そこで、チームの具体的なゴールや、方向性を伝える前に、以下のような事例を伝えることをお勧めします。

【具体例】

『これからプロジェクトを進めるにあたり、起こる問題を回避し、目標を達成するために、みんなに話しておきたいことがあります。みんなは、渡り鳥がどのように、目的地に向かって飛んでいるか聞いたことがありますか。

渡り鳥たちは飛んでいるとき、V字の編隊を組んで飛んでいます。先頭の鳥が後ろに続く仲間が飛びやすいように、気流をつくっていると言われています。そして、先頭の鳥が疲れると後方にまわり、別の鳥が先頭を飛びます。

つまり、先頭の鳥は随時入れ替わっているんです。それにもかかわらず、最終目的地にたどり着くことができます。

なぜでしょうか?

それは、渡り鳥1羽1羽が向かう方向を理解しているため、目的地にたどり着くことができるのです。

チームも同じことが言えるんです。このチームの目標、ゴールはどこにあるのか。どの方向に向かっていきたいのか。私も含めたチームメンバー1人1人がわかっているか、いないかでチームの成果は大きく変わっていくということです。そこで、このチームのゴール、方向性の確認から始めたいと思います。それは・・・』

ここでは、渡り鳥の話を例にお伝えしましたが、同じような「チームが同じ方向性を向くことで目標達成できる」という内容のメッセージであれば、代わりに書籍で学んだ内容や、ビジネスでの事例などをお話しすることも効果的です。

このようなメッセージは、1人1人がリーダーシップを発揮するうえで、大切な基盤と考えることができます。

そこで、渡り鳥のように、このチームはどのような目標、ゴールを達成するための集まりなのか。その方向性を理解して常に念頭におくことは、1人1人がリーダーシップを発揮するために必要な最初の共通認識なのです。

2-2.言いたいことを言える雰囲気をつくる

チームのゴール、方向性を理解したうえで、その時々のチームの課題や困難を乗り越えるために、メンバー1人1人が持っている考えを遠慮なく伝えあうという行動ができるかどうかは、目標達成に大きく関わってきます。

言いたいことを言える雰囲気のポイントは、『安心感』です。
そこでメンバーに安心感を持ってもらうための、3つの方法を紹介していきます。

  1. どんなことを言ったとしても批判されない
  2. 褒める認める機会を増やす
  3. メンバーの思考のパターンを力にする

それでは、1つ1つお伝えしていきます。

①どんなことを言ったとしても批判されない

言いたいことを言えないメンバーにある大きな要素の1つとして「言ったら否定や、批判されるかもしれない」という不安な気持ちがあるということが多く見受けられます。

そこで大切になってくるのが、発言に対して意見するときは、ただ批判するのではなく「対案を出す」等の建設的な意見を出すということをチーム全体に言葉にして繰り返し伝えることです。

そして、そもそも発言に対して意見を出したとしても、その意見は「発言したメンバー自身を批判しているのではない」ということをしっかり言葉にすることです。

これらを明確にする(最初にリーダーがルールとして伝える等)ことで、建設的で積極的な意見交換ができる雰囲気や環境を作っていくことができるのです。

②褒める認める機会を増やす

ここでは、褒める・認める具体的な機会を2つご紹介いたします。

  1. ミーティングで褒める

    いい意見はもちろん、「ポジティブな変化」を褒めるようにすることが大切です。

    例えば、普段発言が少ないメンバーが、発言したとき、発言の内容がとても分かりやすかったとき等、その場で、またはミーティング等の後で、できるだけすぐに褒めるようにします。

    口頭でもいいですし、文章でも構いません。しっかりと相手に伝えることが重要です。

  2. 面談で褒める

    数ヵ月に1度等、何かしらの形でチームメンバーとの1対1の面談がある方が多いのではないでしょうか。

    その際、チームメンバーが仕事で大切にしていることや、価値観をできるだけ早い時期に知っておくことをお勧めします。

    そして、面談の際、仕事で大切にしていることや価値観に沿ったポジティブな発言や行動を褒めたり、認めたりすることを意識します。そのようにすることで、相手の自己肯定感があがり、良い行動の習慣化や、チームへの参画意識が強くなっていきます。

    以上のように、発言や行動を褒めたり認めたりする機会を増やすことで、メンバーが安心感を持つことができ、リーダーシップを発揮する機会が増えるのです。

③メンバーの思考パターンを力にする

人によって、考えやすいパターン、発言しやすいパターンがあることを知っておくことは効果的です。例えば、「意見を出す」という状況においてだけでも、大きく分けて2つのパターンがあります。

  1. オプション型
    「新しいアイデアや、改善案をブレストすることが得意」なパターン
  2. プロセス型
    「計画を実行するにあたって手順通りに行うことが得意」というパターン

新しい企画等を考えるときには、オプション型のメンバーにリーダーシップを発揮してもらい、その手順を管理するときには、プロセス型のメンバーにリーダーシップを発揮してもらうことができます。

以上のように、各メンバーの得意な思考パターンを知り、チームの力にしていくのです。

もし、それでも以下のような状態があるとしたら、

  • 新しいアイデアのブレスト時に発言が少ない
  • 発言しないメンバー(プロセス型のメンバー)に対して「チームのことを考えていない」「何も言えないのは、チームに貢献していないのと同じだ」と判断する

メンバーが発言しづらい雰囲気や環境を作り出してしまうことにつながるため、注意が必要です。

2-3.メンバーのコミュニケーション能力を鍛える

言いやすい環境ができると、各メンバーが気兼ねなく発言してくれるようになります。その際に、それぞれが話したいように話すため

  • ざっくり全体像だけ話すので言葉が足りなかったり
  • 話が詳細すぎるため、要点がつかめなかったり など

必要以上に時間がかかってしまうことが起きます。

どんな人にも多かれ少なかれ以上のようないずれかの傾向、パターンはありますが、その傾向が強すぎる場合、各メンバーの発言力を鍛えることで、わかりにくさや、余計な時間がかかることを回避し、自信を持って発言できる部下を育てることができるのです。

そこで、人前で話したり、情報を報告したりというコミュニケーションにおいて、部下に対する効果的な伝え方、鍛え方を見ていきましょう。

①「おおざっぱで、何の話をしているのか分からない」※全体型

話がざっくりし過ぎていて、情報量が少なく、話が見えてこない。あるいは把握できないというケースがありますので、「1.2.3.」のように要点を順序立てて話をするように伝えます。本人が意識し、鍛えることで、話が順序立てられ、内容がわかりやすくなります。

②話が細かすぎて、何が言いたいのか分からない」※詳細型

話が詳細すぎていて、話す時間が長く、要点が見えてこないケースもありますので、まず結論から話をするように伝えます。結論が分かったうえで話が進むため、聞き手側の理解度が大きく変わってきます。

以上のように言いたいことは伝えているが、なかなか相手に伝わらないと感じている部下には、適切なアドバイスになり、チームでのミーティングや仕事の報連相など、お互いの意思疎通がスムーズになります。

意思疎通がスムーズであればあるほど、仕事のスピード、そして成果に大きな差が出てくるのです。

※「オプション型とプロセス型」「全体型と詳細型」に関して

ご紹介した4つのパターンは「LABプロファイル」の一部です。LABプロファイルは、「人を動かし、影響力・説得力を高める」言葉のスキルで「37のパターン」について学ぶことができます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

2-4.メンバーに責任感を持たせる

『何かが決定するまでは、チーム全員で考え、意見を出し合うこと』。そして、『最終的に決まったことは、例え自分自身が反対意見だったとしても全員が全力でうまくいくように取り組むこと』が重要です。

2-2で、「誰かの発言に対し意見を述べるときは、対案を出す」とお伝えしましたが、これは、対案を出さない人は話してはいけないということではありません。大切なのは、「自身の発言に責任を持つ」ということです。

そのような視点で考えると、ただ相手の意見を批判するだけでは何も生み出しません。また、そもそも「責任を持ちたくない」と考えている人は、リーダーシップを発揮することができません。

【責任感を持つということを示す具体例】

「誰かの発言に対し意見を述べるときは、対案を出そう」と伝える

このように具体的な行動やスタンスを伝えることにより、結果として各自が責任のある発言、行動ができるようになっていく。

自身の意見が採用されたときも、されなかったときも、チーム1人1人がそのような姿勢でいることは、チーム全体の信頼関係を深め、大きな成果を手に入れることにつながるのです。

3.リーダーシップに必要な5つの要素

リーダーシップの要素には、以下のようなものが考えられます。

【リーダーシップの要素】

安心感、実行力、共感力、信頼性、ビジョン、思考力、発想力、戦略性、集約力、活気、貢献力、分析力、客観力、改善力、ユーモア、統率力、調和性、積極性、想像力、判断力、決断力、企画力、回復力、問題回避力、柔軟性、責任感、創造力、影響力、先見性、信頼性、
など

この中でも特に、リーダー自身が身に付けておきたいリーダーシップの要素はこちらです。

  • 安心感
  • 実行力
  • 共感力
  • 信頼性
  • ビジョン

以下より詳しく見ていきましょう。

3-1.安心感(精神的な安定)

メンバーに安心感を与えることは、チームを効果的に運用するために大切なことです。精神的に安定しているリーダーと一緒にいると、チームメンバーは安心感を得ることができます。

例えば、

  • 機嫌に大きな差がなく安定していて、周囲が気を遣う必要がない
  • いきなり怒鳴られることもないので、良い情報も、悪い情報も伝えられるなど

その結果、組織、チーム内の雰囲気が良くなり、成果にも影響してくるのです。
そして、ここで知っておきたいことは、成功者と言われるリーダーたちが何をしているかということです。

成功者たちも人間です。

イライラするような出来事や、決断の連続の中で不安になることもあります。そのような出来事に対し、自分自身の精神状態をコントロールする訓練をし、実践しているのです。

我慢や無理をするという領域ではありません。そのイライラの根本に気づき、自身のネガティブなパターンと向き合い、変容させているのです。

そしてそれは、実は誰もができることなのです。では、どのように行っていくのか。その具体的な方法をいくつか紹介していきます。

1.モデリングする

ここでご紹介する1つの方法は、身近にいる精神的に安定している方をよく観察し、マネをするというものです。

直接その人に「イライラしそうなときはどうしているんですか?」と聞いてみたり、もし、〇〇さんだったらそんな時どんなことを考え、行動するだろう?とその人のことを想像し、なりきってみたりするということです。

このようなやり方を心理学NLPでは特にモデリングと呼びます。

身近な人、尊敬する人、歴史上の人物だったらどのように考え、振舞うか。繰り返し繰り返し、あたかも自分自身がその人のように振舞う事で、なりたい人のような精神状態、そして行動をとることができるようになるのです。

※モデリングに関して詳しくはこちらをご覧ください。

2.高いセルフイメージを持つ

日々の仕事やプライベートで困難な状況になったとき、望ましい目標、状態を繰り返し思い出すことで、心をいい状態に保つことができるようになります。

やり方は、未来の望ましい目標、状態になったそのときに、見えるもの(景色や人の笑顔等)、聞こえるもの(歓喜の声や感謝の声等)、感じるもの(達成感や嬉しい気持ち等)を、落ち着ける場所で事前に繰り返しイメージしておきます。

そうすることで、望ましい状態を達成できている自分が鮮明になり、結果、「達成できる自分」という高いセルフイメージ(自分自身をどのように捉えるか)を持つことができます。

困難な状況になったり、くじけそうになったりしたときに、そのイメージを思い出すことで、「その目標、夢のために頑張ろう」と自然と力が湧いてくるのです。

※セルフイメージに関して詳しくはこちらをご覧ください。

3-2.実行力

組織やチームで決定したことはもちろん、どの方法が有効かわからない時にまずはやってみる、実行するということは何においても重要です。

成果を出している人は「計画6割」とよく言われ、とにかく行動することでチャンスを生み出しています。

躊躇していたり、完璧な準備をしたりしていたら、他人や他社がそのチャンスを自分のものにしてしまいます。どんなに立派な目標やゴールであっても、実行することが出来なければ絵にかいた餅で終わってしまいます。そして、困難なときや、人が躊躇してしまうときほど、率先してやることが後々、大きな差となっていくのです。

そもそも躊躇や、完璧な準備をしてしまう背景には「失敗したくない」という気持ちが大きくあることが大半です。

ですが、大きな成果を出している人は、沢山の失敗を経験しています。むしろ、失敗していない人が大きな成功を手に入れることはないのです。

そこで、自身の過去を振り返ったとき、あまり挑戦してこなかったと感じたり、結果他の人に成果を明け渡してしまったという方ほど、6割の準備ができたら実行することをお勧めいたします。

3-3.共感力

チームメンバーに嬉しいことがあったとき、ともに喜ぶこと。そして辛いことがあったとき、共感し、その感情を言葉にし、思いやりを示すことでメンバーは愛情を感じることができます。

家族や友人のように気にかけることで、メンバーはチームにいることに喜びを感じ、所属意識が高まっていくのです。

さらには、何かを伝えるとき、受け手がどのように受け取るか、相手の立場、つまり「他者の視点」にとことん立ってみること(ポジションをチェンジすること)は、コミュニケーション上とても効果的な考え方、手法なのです。

※ポジション・チェンジに関して詳しくはこちらをご覧ください。

3-4.信頼性

信頼性は、言い換えれば正直であること、誠実であることです。

つまり信頼性があるとは、約束を守る。嘘をつかない。自分の過ちをすぐに認めることです。これらを「知っている」で終わらせるのではなく、自身の信念とし「行動する」ことが大切なのです。

信頼がないリーダーの言葉を聞きたいと思う人は、ほとんどいません。

または、聞いたとしてもそれは心からの行動にはなりにくいものです。信頼があるとコミュニケーションも円滑に進み、仕事へのやる気があがり、効率があがり、成果も数倍にあがるのです。

3-5.ビジョン

ビジョンとは、組織やチームの可能性を示すことであり、メンバーのモチベーションをあげることにつながります。

組織やチームが、どのような成長を遂げていくのか。その結果、どのように人、社会に貢献でき、どのような世界をつくり上げることができるのか。それは、社員1人1人が物心両面の幸せを手に入れることにつながっているということです。

特に、困難な状況において希望を見出すことは、メンバーの不安を打ち消し、未来への期待に変えることができるのです。そして組織やチームのビジョン、さらには個人としてのビジョンを持つことにより、より力強いメッセージを発することができるのです。

ただ、それだけでは具体的に何をしたらいいか分からないというメンバーもいることが多いです。

そこで、ビジョンを示すと同時に、まずは何をしていくのか。どのようなプロセスで達成していくのかまでを具体的に示すことが非常に重要です。

参考:「人生の軸を持った人」とは

以上のように、ビジョンがあり、信頼性があり、行動できる人はどのように表現されるでしょうか。ここでは、「人生の軸を持った人」と表現していきます。

そのような軸がなくとも生きていくことはできます。ですが、このような軸を持つことは、人生の方向性が明確になり、迷ったときの指針となります。結果、楽しく、むしろ楽に生きることが可能となるのです。

また、企業に勤めている場合、企業理念と自身の人生の軸が重なれば重なるほど、企業理念や組織、チームのビジョンと自身の軸が一致してくるため、その会社で力が発揮でき、社会にも大きく貢献できるようになるのです。

そして何より、軸を見つける方法とは、

「目の前の仕事をどれだけ全力で行っていくかということ」

「今の仕事が自分に合わない」や、「やりたい事と違うので全力が出せない」という状態では、なかなか軸を見つけることは難しいです。鉄鋼王として有名なカーネギーは鉄鋼王になるまでに、様々な職業に就きましたが、「どの職場でも全力で仕事をした」結果、道が開けたと言われています。

また、Appleの創業者のスティーブ・ジョブズは、「とにかく意味があるかどうかわからなくても今に集中すること。後になって、その点が線となる。」と言っています。つまり、今目の前の仕事を全力で行う人にだけ、次のステージの扉は開くということなのです。

そして、さらに言うのであれば、今の仕事がどのように他者に貢献しているかをイメージすることです。

ある旅人の話です。

ある旅人が、旅の途中で訪れた村で、レンガを積んでいる職人と出会いました。

旅人は尋ねました。
「何をしているのですか?」

職人は答えました。
「見りゃわかるだろ、レンガを積んでいるんだ。同じことの繰り返しで大変だよ。」

旅人は
「そうなんですね。」と言い、歩き始めました。

・・・

旅人が少し歩くと、同じようにレンガを積んでいる職人と出会いました。

旅人は尋ねました。
「何をしているのですか?」

職人は答えました。
「教会を作っているんだ。」

旅人は
「そうなんですね。」と言い、歩き始めました。

・・・

旅人が少し歩くと、3人目のレンガを積んでいる職人と出会いました。

旅人は尋ねました。

「何をしているのですか?」

職人は答えました。
「この町の人たちの憩いの場を作っているんだ。教会なんだけど、これができたときの町の人たちの笑顔が目に浮かぶようだよ。」

旅人は「そうなんですね。」と言い、歩き始めました。

さて、この3人の職人の中で、いい仕事をしそうなのはどの職人だと思いますか?

自分自身の存在を通して、

  • 世の中にどのように貢献するか?
  • 自分の使命、つまり、自分の命をどのように使い、後悔しないで生きていきたいのか?

そこにビジョンのヒントがあるのかもしれません。

組織、チームのビジョン。そして自分自身のビジョンが明確になればなるほど、リーダーシップが発揮しやすくなり、大きな影響力のあるリーダーになることができるのです。

4.自身の中にあるリーダーシップを探す

自分ならではのリーダーシップを見出し、発揮していく事で、もっとも無理なく、影響力を最大にしていく事が可能となります。

今までも「最高のリーダーシップとは何か」という研究が多くなされてきました。その中で現在言われていることはこちらです。

「模範となる唯一の最高のリーダーシップは存在しない」

つまりそれは、人のリーダーシップをそのまま全てをまねることではなく、自分ならではのリーダーシップを見出し、発揮することに他なりません。

目の前にいる尊敬できる先輩や、有名な起業家、歴史上の人物のようになりたいと思うことそのものは、決して悪いことではありません。

ですが、すべてにおいてその人のようになろうとすると、その人自身ではないのでどこかしら無理が出てきてしまうことになるのです。そして、人との関わりや、自身の健康に望ましくない結果として現れたりするのです。

ここで大切になってくるのはこちらです。

「〇〇さんのようになりたい」と思ったということは、「あなた自身に、その人の取り入れたいと思う要素がすでに備わっている可能性が高い」

なぜなら、そのような要素が自身になければ、それにさえ気づかないからです。自分の中にあるその要素に気づき、望ましい状態につながるように、自身の力に変えていくことが重要なのです。

最高のリーダーシップを発揮するために、3章でお伝えした基本的な5つの要素を身に付け、さらに自分ならではの要素を見出し、リーダーシップを発揮していく事で、もっとも無理なく、影響力を最大にしていくことが可能なのです。

では、どのように『自分ならでは』のリーダーシップを見出していくのか。ここではその見つけ方、探求の仕方をさらにいくつかお伝えしていきます。

4-1.自分史を振り返る

自分らしいリーダーシップのヒントは、自身の人生経験(ポジティブ、ネガティブ共に)と、自身が幼いときに時間を忘れて取り組んだ興味のあったことに関連していることが多いのです。

①自身の経験

自身の経験を思い出す上でヒントになるのが、当時の人間関係、そして具体的な出来事です。

  • 人間関係:家族、友人、恋人 など
  • 出来事:家庭内、学校、地域、会社、コミュニティ、歴史的出来事 など

私たちは、ポジティブないい経験、そしてネガティブな辛い経験もしてきているのではないでしょうか。ポジティブな経験とは、嬉しかったこと、達成したこと、楽しかったこと、自信になったことのような、プラスの感情とともに経験した出来事のことです。

ネガティブな経験とは、恥ずかしかったこと、失敗したこと、悲しかったこと、苦しかったことのような、マイナスな感情とともに経験した出来事のことです。そして、それぞれの経験で得た気づきや、考え方が今の自身をつくり上げているのです。

ここで考えていきたい重要なことは、ポジティブな経験から得たものはもちろん、ネガティブな経験も実は自分自身の力になっている、なっていくということに気づく点にあります。

例えば、ネガティブな体験として『昔いじめにあった』『受験で失敗した』例を見てみます。

【例】

1.「昔いじめにあった」「人の痛みがわかり、だからこそ人にやさしくしたいと思えるようになった」

2.「受験で失敗した」「失敗することの辛さや怖さを知り、それ以上に失敗から何を学ぶかが大事ということを知った」

結果、上記2つから「人を笑顔にする、貢献すること」に喜びを感じ、「失敗というものに対して相手の気持ちを理解しつつも、それ以上に大切なことがある」ということを本気で伝えることができるようになった。

このように人生の出来事と向き合い、自身の力に気づいたり、変えたりすることができるのです。この例で発揮することのできるリーダーシップは、貢献力、共感力、回復力といったものです。

②幼いころの興味

時間を忘れて夢中になったことや、親や周囲からのネガティブな言葉がけ等が原因で、やらなくなってしまったものなどを思い出してみましょう。

ここにも、本来の自分自身のリーダーシップ要素がある可能性が高いです。そのために、幼いころに好きだったことに再度挑戦したり、その何が好きだったのかに思いをはせたりすることで気づいていくことができます。

1.工作

可能性として、創造力や改善力があげられます。また、作成したものを人にプレゼントすることに喜びを感じていたとき、貢献力というものもあるかもしれません。

2.テレビゲーム

冒険ものであれば、挑戦力や戦略性。謎解きものであれば、思考力や洞察力。アクションものであれば、瞬時の判断力等です。

※テレビゲームそのものだけでなく、どんなゲームに夢中になったか。その要素も大切です。

私自身、工作や、ブロックが大好きでした。それは、創造力や改善力として今でも仕事や生きることに役立っています。そういった仕事をしたり考えたりしていると、とてもモチベーションがあがり、時間を忘れて集中することができます。

4-2.原因側に立ち、意味づけを変える

4-1でお伝えした中で、ネガティブな過去の経験をどのように力に変えていくのか。その具体的な方法についてお伝えします。それは、「リフレーミング」という考え方です。一言で言うと体験から得た「意味づけを変える」ということです。

先ほどの例でお伝えすると『昔いじめにあった→人が怖い』という認識から『昔いじめにあった→自分は人の痛みがわかるし、だからこそ人にやさしくできる』のように、その出来事から自分自身が得た考え方や能力を別の視点から見て意味づけを変え、力に変えていくことです。

【やり方】

過去の苦しかった体験、辛い体験を紙に書き出し『それらの経験が今の自分にどのように役に立っているのか。力になっているのか。』と自分に問いかけ、その答えを書き出します。

このリフレーミングは、やればやるほどうまくなり、ポジティブな経験はもちろん、ネガティブな経験さえも自身の生きる力に変えていくことができるようになるのです。

※リフレーミングについて詳しくはこちらから

4-3.自分の価値観に注目する

自分が仕事で何を大切にしているか。その価値基準を明確にしておくことはとても大切です。なぜなら、困難な状況にあったときや、選択を迫られたときに、大切なものを失うことなく、スムーズに決断することが可能になるからです。

【やり方】

「仕事で大切だと思うことは何か?」を自問または、人に質問してもらいます。

そして「他に、仕事で大切だと思うことは何か?」を10回程度繰り返し、1枚の付箋につき1つ書き出します。

次に、大切だと思う順に、違和感がなくなるまで付箋を並びかえるということを行います。ここでのポイントは、損得勘定や論理的に並び変えるのではなく、直感で並び替え、頭ではなく、感覚でしっくりくるまで繰り返し並び替えることです。

その結果、特に大切な上位3つ程度のものが顕在化され、常に意識することで、自身の判断や行動が容易になってくるのです。

※価値観を明確にする方法は、心理学NLPのスキルになり「NLP体験講座」で学ぶことができます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

参考:リーダーシップが生きがいを生む

4-1から4-3を経て、自身のリーダーシップの要素を探求し、その要素に沿った日常を送ることで、高いモチベーションを維持することが可能となります。

自分が本来持っている、好きなことや、大切にしたいものが明確であり、どんな逆境に対しても「何か自分にとって意味がある」と思っている人はエネルギーに溢れています。

そして、その人の影響を受けたいと思う多くの人が集まってくるのです。結果、より多くの人への貢献や、自身が心からやりたいと思っているビジョン、ミッションを達成することができるようになるのです。

5.リーダーシップお勧め本

この記事の最後として、リーダーシップ書籍をご紹介していきます。今の時代に求められるリーダーシップをさらに知りたいという方へ、お勧めの4冊になります。

5-1.さあ、リーダーの才能に目覚めよう ストレングスリーダーシップ

「あなたならではのリーダーシップを見出そう」

40年も前から現在まで世界中で読まれ、自分の強みをWEB上で診断・把握できる、「ストレングスファインダー」の続編。

自己の強みをすぐに知りたい、強みをリーダーシップに活かしたいという方にお勧めの1冊です。

このストレングスリーダーシップでは、自身のリーダーシップ要素を見出し、書籍に書かれた、優れたチームに共通する4つの条件と照らし合わせ、どのようなリーダーシップの発揮の仕方が効果的かアドバイスも得ることができます。

5-2.ハーバードビジネスレビュー リーダーシップの教科書

「リーダーシップについて、第一線の研究者が書いた論文集」

リーダーシップの基本的な考え方から、リーダーがさらにレベルアップするための方法までが書かれた1冊。

リーダーシップの基本的考え方、身に付け方、磨き方。リーダーのタイプがどのように組織で機能しているのかを知りたい方にお勧めです。

リーダーシップについて知っておくべき最低限のこととして厳選した10本の論文を集めたもので、1つ1つが深い内容にもかかわらず、読みやすくなっています。

また、各書籍の興味深い1節を集約しているので、興味を持った1節の書籍へ読み進めることができ、更なる知識を得ることができます。

5-3.引っ張るリーダーから支えるリーダーへ サーバメントリーダーシップ入門

「ミッションに向かって自発的に歩み始める人を後押しする」

近年注目されている、コンセプト論のサーバメントリーダーシップについての書籍で、サーバメントリーダーシップについて詳しく学びたい方の入門書として最適です。

日本での事例が多く、著者の実体験からわかりやすく解説されており、身近に感じられ、サーバメント(奉仕型)を具体的にどのように組織に入れていくかがわかる1冊。

5-4.ハーバードビジネスレビュー オーセンティック・リーダーシップ

「自分らしいリーダーシップとは?その本質とメリット・デメリットを説く」

カリスマを真似るのではなく、自分なりの価値観をもとにしたリーダーシップについて書かれた書籍です。

オーセンティック・リーダーシップとは、一言で表すと自分らしさを持つこと。自分らしさとは何かを知りたい方にお勧めです。

自分らしさとは何かを、テーマごとに端的に説明しており読みやすい1冊です。また、自分らしいリーダーシップのメリット、そして陥りやすい問題、回避したいデメリットについても解説されています。

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6.まとめ

リーダーシップとは、チームや組織のゴールを達成するため、その時々のチームの課題や困難を乗り越えるために、誰もが持っている考えや能力のことでした。

そして、自分の内面にあるリーダーシップを探求し、見つけ、発揮することで、仕事の成功や目標達成、周囲に影響を与える人になることができるのです。

リーダーシップを発揮するために、ここで紹介した方法を実践し、自分ならでのリーダーシップを見つけていきましょう。

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