
こんにちは。
実践心理学NLPを人生に活用してきた、NLPトレーナーである私がお届けする「プラス思考とは?」が今回のテーマです。
- 物事を悪い方に考えてしまい、苦しい…。
- 「もっとプラスに考えなよ。」と言われても、それが難しい…。
- プラス思考になりたい!
そのように思い、プラス思考の人に、
「どうしたら、そんなにプラスに考えられるの?」と質問しても
「あんまり考えないようにしているからかなー」と
ふわっとした答えが返ってきたりします。
それはなぜか?
実はそこには『プラス思考の本人も気づいていない、言葉にできない、
思考のパターン』があると考えられるのです。
では、どうしたら、マイナス思考から抜け出し、
プラス思考のパターンを身に着けられるのか。
今回は、簡易バージョンと、本気で自分の内面を変えるバージョンを紹介していきます。
なぜなら、簡易バージョンでも効果はあると考えられますが、そもそもの根本を解決するためには、自分の中にある、マイナス思考に陥るパターンを見つけることが必要になる場合があるからです。
もし過去のトラウマが影響しているなら、それを解決していく必要になる場合があるからです。
このページでは、書籍やWEBでも、よく紹介されている、マイナス思考から抜け出す方法と、その方法ではなかなかプラス思考になれない方に向けて、『根本的に何が必要なのか』をご紹介していきます。
自分の内面、人生を根こそぎ変えたい方は、ぜひ、最後まで読んで下さい
物事をマイナスに捉えがちな自分を手放し、人生を楽に楽しくしていきましょう!
目次
1.プラス思考とは
実践心理学NLPのトレーナーである私がお伝えする、プラス思考とは、物事のいい側面を捉え、物事を肯定的に捉えられるようになる思考のことです。
そのような思考は、いい精神状態でいることが多くなり、常に笑顔でいることや、明るいといった印象に繋がります。
皆さんの周りにも、だれか1人は思い浮かぶ人がいるかもしれません。
そして、プラス思考がもたらす恩恵は、ここからです。
いい精神状態であると、気持ちが楽になったり、物事を大らかに捉えられるようになったりします。
そして、さらにプラス思考が加速していき、発言や行動もポジティブになるという、いい循環が生まれやすくなります。
そして一般的に人は、どうしてもポジティブな相手を求める傾向にあります。
そういう意味で、マイナス思考が強かったり、プラス思考になれなかったりすると、仕事やプライベートで、うまく行かなくなることが将来に渡って続いてしまう可能性が高くなります。
また、プラス思考になるために、ポジティブな人達のグループにいようとすることは、とても効果的と言われます。
類は友を呼ぶで、付き合っている人たちがネガティブなグループならば、思い切ってお付き合いしているグループの環境を変えることが必要かもしれません。
ただし、マイナスのパターンを変えてから環境を変えないと、周りがポジティブな人達ばかりで自分がしんどくなるので、根本解決してからでないと、自分を苦しめることになり兼ねません。
具体的に自分を変えていくためには、こういった心理学を一から学ぶとか、セラピーを受けるとか、そういうことが必要かもしれません。
3章では、そんな自分の内面を根こそぎ変える方法について、心理学NLPも取り入れた方法の一部をお伝えしていきます。
じっくり自分を見つめなおしたい人は、自分の内面をしっかり変える気持ちで取り組んでいきましょう。
コミュニーションや日常生活等、自分の根本的なマイナス面にアプローチできる、心理学NLP。まずは、2時間半の体験講座からがお勧めです。
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では、どのようにすればそれらのうまくいかないパターンから抜け出せるのか。次の章からはその具体的な方法を見ていきましょう。
2.マイナス思考から抜け出し、プラス思考になる方法(簡易バージョン)
ここからは、プラス思考を手に入れるための簡単な方法についてお伝えしていきます。まずは、効果の期待できる簡単な方法です。
2-1.自分の考えを書き出す
プラス思考になるために、まずは「自分の考えを書き出してみる」ことをお勧めします。
自分の感じていることや考えが文字で見えるようになるので、客観的に物事を捉えやすくなるからです。
結果、自分のいいところを沢山見つけられたり、悪い出来事に紐づいていた感情が軽減したり、なくなったりする可能性があります。
その中でもお勧めなのが、1日の終わりに15分程度時間をとり、「良かったこと」「悪かったこと」を箇条書きで書き出すことです。
特に最初は「良かったことを3つ」書き出すことから始め、スラスラ出てくるようになったら、「悪かったこと」も書き出していくといいです。
そして、悪い出来事には自分がコントロールできること、できないことに分けて見て、できないことは「ま、いいっか」と口にして手放していきましょう。
そうすることにより、頭で考えていたモヤモヤがアウトプットされ、スッキリするでしょう。
2-2.体を動かす
体を動かすことは、プラス思考になるためにとても適切です。
マイナス思考に入りやすい姿勢というものが実はあります。姿勢を悪く下を向く等です。これは、自律神経とも密接にかかわっており、逆にプラス思考に入りやすい姿勢は、上を向いて笑顔でいる等です。
※姿 勢 の 研 究(早稲田大学人間科学部 鈴木 晶夫)より
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahp/9/1/9_1/_pdf
それぐらい、体の動きというのは、思考に影響を及ぼします。
そしてこのような体の機能をうまく使っていくために、プラス思考になるいい精神状態になれないや、マイナス思考が続いてしまっていると気づいた時、短い時間でも運動することが有効と言えます。
例えば15分走るや、ラジオ体操をする。これだけでもマイナス思考から抜けやすくなります。
それさえも時間がないという時は、上を向きながらその場で本気の、全力の駆け足(もも上げ)を30秒行うだけでも違ってくるでしょう。
他にも、ユーチューブでダイエットやヨガ、筋トレ等、動画が沢山あがっています。
興味がありそうな運動に関する動画を15分やることで、プラス思考になりやすい、いい精神状態になるのに、お勧めです。
2-3.感謝リストをつくる
「感謝は、精神的な環境や人生への満足感と強い結びつきがあります。」(書籍:感謝の心理学より)。
そこで、日々または、これまでの人生を振り返り、感謝できることを書き出します。
例えば、
- あの人が元気に挨拶してくれた
- 仕事で、〇〇さんが助けてくれた
- コンビニでくじがあたってジュースを貰えた
- 夜ごはんがおいしかった
という日常の何気ないことや
- 何かを誰かにしてもらった
- 苦しいときに寄り添ってくれた
- 応援してくれた
- 信じてくれた
といったことを生まれた時から今までの人生を振り返って書き出すことも効果的です。
「幼いころに、誕生日に行きたい場所に連れて行ってもらった」等も当てはまります。
これらのリストを書き出してくことで、自分自身が気づいていなかったプラスの出来事を思い出したり、日々の中で、プラスに捉える力がついてきます。
3.自分の内面を根こそぎ変える方法(根こそぎ!根本解決バージョン)
2章では、プラス思考を比較的簡単に手に入れる方法をお伝えしてきましたが、これらは効果があるけれど、人によっては、効かないケースもあります。
それは、過去のトラウマや大きなマイナス体験が影響して、やろうとしても、上手くいかないということが起きている可能性があります。
ここからは、セルフイメージや価値観などの根本的な心理に対し、根こそぎ解決するためのNLP心理学の方法をご紹介しますので、イタタタと思うことがあるかもしれませんが早速取り組んでみて下さい。
3-1.自分のマイナスパターンを見つけて取り除く
自分の内面を変えるための方法の一つがマイナスパターンを見つけることです。自分自身の過去のマイナスパターン、トラウマを根本解決することが重要です。
「人間関係」、「仕事」、「お金」、「恋愛」等生まれてきてから今までのマイナスの出来事をあえて年代ごと、項目ごとに紙に書き出してみましょう。その中で、自分が陥ってしまう。繰り返される、マイナスのパターンを振り返ってみましょう。
<例>
0歳~ | 10歳~ | 20歳~ | 30歳~ | 40歳~ | |
人間関係 | |||||
仕事 | |||||
お金 | |||||
恋愛 |
この繰り返されるパターンがなぜ起きているのか。それは、自分の過去の体験(多くは幼少期の体験)が大きく関わっていると考えられます。
そこには、当時は自分を守るために効果的だった行動が、今となっては制限になってしまっていることが少なからずあります。
例えば「言いたいことが言えない」ということが起こっている時、幼いころはおしゃべりが好きでしたが、ある時親から「うるさいから黙っていなさい」と強く怒られ、
怒られないために、言いたいことを言わないようにと、いつしか決めた自分がいたりします。
そして、月日が流れ大人になり、記憶そのものが薄れてしまっても「言いたいこと言ったら怒られる」という抑止が働いてしまい、なぜか「言いたいことを言えない」ということが起こったりすることがあります。
このような、自分でも気づいていない、マイナスのパターンに気付くことが大切です。
3-2.プラスの意図を探る
私たちがマイナスに捉えてしまったものはどうすればいいのか。知っておきたいことは、実は、マイナスに捉えてしまうことが必ずしも悪いことではありません。
むしろ、そこから自分が本当に求めているのは何なのか、知ることができることがあります。
心理学NLPでは、私達が捉えてしまったマイナスなものにも、その心理の奥底には、自分にとって何かしらのプラスの意味や意図があると考えます。
例えば、「自分にはできない。無理」と思うことには、
「自分にはできない」→「やらない」→「失敗がないので、傷つかなくて済む」というように、
その思いの奥には「失敗することで、傷つかないように自分を守る」といった自分を守ってくれる、プラスの意図があります。
他にも「いつも不安でしょうがない」ということも、その奥には「安心したい」といったプラスの意図、肯定的な意図があります。
マイナスに捉えた時は、その奥にある本当に手に入れたい、深い意図に気づき、受け入れ、そして、その意図を満たしつつ『その代わりにできるプラスのことは?』と捉え方を変えることが大切なのです。
やり方は、繰り返し(少なくとも3回~5回)「〇〇(マイナスなこと)と思うことで、何を得ることができるのか?」と自分自身に問いかけていくことです。(紙に書き出していくのもありです)
このようなやり方は心理学NLPでは、リフレーミングと言われ、このように考えることで、ネガティブなものも、実は「私にとって意味があることなんだ」とプラスに捉えることができるようになっていくと考えています。
※リフレーミングについて、さらに詳しく知りたい方は、こちらをご覧下さい。
- 【完全理解】一瞬で世界を変えるリフレーミングの効果と活用事例
https://life-and-mind.com/reframing-effects-3789
以上、自分の内面を変える方法をお伝えしてきました。
もっと自分のマイナスな側面を知りたい方や、プラス思考になるためのやり方を詳しく知りたい方は、NLP体験講座を一度受講されることをお勧めします。
※【オンラインでも受講可能】NLP体験講座「NLPを学んで仕事や人生をアップデート」
https://life-and-mind.com/nlp-taiken-15713
そして、お勧めは、2章でご紹介している一般的な方法と、3章で紹介した方法を、両方ともやっていくことです。
そうすることで、ネガティブな思考から抜け出し、プラス思考になることに繋がるのです。
4.プラス思考になるためのおすすめ厳選2冊
①感謝に関する1冊
感謝と心の関係について、実践プログラムとともに学べる内容です。どのようにその恩恵が受けられるのかという内容と併せて、具体的な感謝の心を強める方法を教えてくれる1冊です。
②体とメンタルに関する一冊
ベストセラー「スタンフォードの自分を変える教室」の運動に特化した内容です。コロナという現状だからこそ、体と心健康をどのように手に入れ、保っていくのか。運動と幸福のメカニズムを踏まえた1冊です。
まとめ
今回は「プラス思考」について進めていきました。プラス思考とは、どんな時も、物事のいい側面を捉え、物事を肯定的に捉えられるようになる考え方のことです。
プラス思考になるためには、2つのアプローチがありました。
1つは、比較的簡単な一般的な方法。
もう一つは、自分のマイナスな内面を根こそぎ変える方法です。そしてより早く効果的なことは、その両方からアプローチすることでした。
そして何より効果的なことは、自身のマイナスの根本的な原因に気づき、マイナス思考に陥るパターンを見つけ、それを解決していくことでした。
そのためには、マイナスに捉えてしまう事にも、その奥には何かしら自分にとって意味のある、肯定的な意図があるということを知ることがとても大切です。
皆さんにとってこの記事が、マイナス思考から抜け出し、プラス思考を手に入れることで、人生が楽に楽しくなるきっかけになれば、とても嬉しいです。