仕事を効率化するには、
便利ツールやノウハウに走ってしまいがちです。
しかし、
効率化の根本に目を向けて見ると、
「賢い脳の使い方」を理解して、
自分を上手にコントロールしていくことが
実は最も効率的なのではないでしょうか。
この記事では、
「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる
心理学NLPを取り入れた
仕事を効率化してあなたの成果を最大化する
アイデアをご紹介します。
目次
1.脳を上手に使う!仕事を効率化する5つのアイデア
成功者の心理学とも呼ばれる心理学NLPの考え方やスキルも交えて、仕事を効率化する5つのアイデアをご紹介していきます。
1-1.仕事の全体を把握する
効率的に仕事をしている人は、いきなり詳細に入らず、まずは正確に全体像を押さえにいきます。
全体像を把握せずに、仕事を始めてしまうと、本質とはズレた仕事を無駄に頑張ってしまったり、一部の仕事に時間をかけすぎて、期日通りに終わらない。
こうした非効率が生まれてしまう可能性があります。
仕事の全体像を理解できていると、目的が見えてゴールまでの道筋が立てやすく、タスクの優先順位が付けられるため、常に効率よく仕事を進めることができます。
自分の能力を上げるには、今の立場から2つ上のポジションを想像して仕事にあたることで、高い視点で仕事を進めることができます。
日頃からこの視点で仕事ができていれば、いざ役職が上がったときに慌てることなく、その役職に相応しい行動ができるでしょう。
上から全体を俯瞰するイメージで、仕事を見てみてください。立場や上の役職になるほど、この全体を把握することは重要になります。
1-2.自分、相手、第三者の視点から捉える
仕事を効率良く進めるには、円滑なコミュニケーションが必須。
コミュニケーション能力を高めるコツは「相手の立場に立つこと」です。
立場によって、物事の見え方や捉え方は大きく異なります。
例えば、一般社員から見た会社、社長から見た会社、お客さまから見た会社はそれぞれ同じ会社であっても、立場が違えば、見え方も違ってくるはずです。
「相手の立場に立って考える」
言葉ではわかっても、実際にどうするかと言われると難しかったりします。この様々な視点から物事を捉えるスキルを心理学NLPでは、「ポジション・チェンジ」と呼んでいます。
心理学NLPのポジションチェンジは、ただ相手の立場で物事を考えることではなく、相手が見ている視点や抱えている課題なども見つかったり、感情なども汲み取ることができることもできます。
こう伝えたら、相手はどう思うだろうか、一撃で理解できるだろうかなど相手の立場に立って物事を考えることで、新たな視点が得られ、やりとりがスムーズになります。
自分と相手だけでなく、第三者から見ればどう見えるか、ということも同時に考えることで視野も広がり、新しいアイデアが湧いてきたりします。
そのため、仕事ができる人の共通点と言われる、相手の期待を超えることにも役立ちます。
1-3.自分や相手の優位感覚を活用する
仕事を効率化するうえで、自分や相手の優位感覚を活用することは非常に効果的です。
人は、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の五感を使って、日々様々な情報を得ています。
心理学NLPでは、これらの感覚を3つに分けて、頭文字をとってVAKと呼んでいます。
- Visual(視覚)
- Auditory(聴覚)
- kinesthetic(身体感覚)
人には、得意不得意があるように、この優位感覚も人それぞれ違っています。
そのため、相手の得意な感覚に合わせることで、スムーズなコミュニケーションを取ることができ、仕事を効率的に進められます。
例えば、視覚が優位の方に対しては、口頭でのみ話して伝えるよりも、資料や図を使って伝えるほうが何倍も伝わりやすかったりします。
もし優位感覚に興味がある方は、こちらの診断テストであなたの優位感覚を確かめてみてください。
きっと面白い発見があると思います。
↓
【3分】で優位感覚を知る! VAKタイプ分け診断テスト
1-4.仕事ができる人のように振る舞う
仕事の効率を上げるなら、仕事の効率が良い人や仕事ができる人のように振る舞うことも効果的です。
何かを学ぶ時には、上手な人のマネをすることはよく知られたことです。
身近に理想とする人がいるなら、まずはその方のように振る舞ってみてください。
もし身近にいない場合は、仕事ができる人なら、このように振る舞うだろうという想像でも構いません。
姿勢、立ち居振る舞い、仕事の手順、話し方、言葉遣い、声の大きさなどを真似をしてみると、仕事の効率がよく、仕事ができる人の気づきや新たな発見があるはずです。
ポイントはただの猿真似ではなく、その人に入り込むような感覚で頭から足の先までなりきることです。
心理学NLPでは、これをモデリングと呼んでいます。
高いレベルでモデリングできるようになると、モデリングした相手の考え方、価値観まで自分にインストールすることもできるようになります。
1-5.タスク発生時点で、ゴールまでのプロセスを洗い出す
ここだけ出だしのパターンが違う
タスクが発生したタイミングで、ゴールまでのプロセスを洗い出すことも効率化に繋がります。
この作業があるだけで後のパフォーマンスが変わります。
例えば、「社内プレゼンをする」というタスクが発生した場合、そのゴールを達成するまでに例えば、以下のようなタスクが必要になるでしょう。
- 自分で情報収集
- 担当者にヒアリング
- 資料作成
- 〇〇さんに確認
- 資料修正
- 〇〇さんに再確認
- 会議室の予約
- 練習
- 本番
ゴールまでのプロセスを一度書き出しておくことで、優先順位を立てやすくなり効率的に仕事を進めることができます。
2.効率化の敵はミスコミュニケーションによるやり直し
ここまで、仕事を効率化する5個の方法をご紹介してきました。
たとえどんなに効率化をしたとしても、何か一つでも非効率なことをやってしまっていたら、それは非常にもったいないといえます。
効率化における最大の敵が「やり直し」です。
やり直しは、確認漏れによるもの、方針の変更によるものなど様々ですが、最も非効率なのは、ミスコミュニケーションによるやり直しです。
ミスコミュニケーションが起こる3つの原因は?
ミスコミュニケーションは誰にでも起こるものです。
ただし、その原因を把握しておくことで、コミュニケーションの精度は格段に上がります。
3つの原因は、会話の中で無意識に起こる、「削除」「歪曲」「一般化」にあります。
これら3つは脳にあるフィルターの役割をしており、私たちの生活にある膨大な情報を素早く言葉にして、コミュニケーションを円滑にするための機能として働いています。
一方で、私たちはこの機能を無意識に使っているため、会話中に必要な情報が削除されたり、その人の主観が加わった結果、歪曲して伝わったり、みんなが〇〇だからという一般化してしまうことがあります。
そのため情報が正確に相手に伝わらず、気づかないうちにミスコミュニケーションが発生してしまうのです。
そこで、削除・歪曲・一般化された情報から、正しい情報を得るための質問スキルが、心理学NLPの「メタモデル」です。
メタモデルを使うことで、情報を正しく理解でき、正確な情報伝達ができるようになります。
3.仕事と人生のステージを高める心理学
さてここまで、仕事を効率化する方法をご紹介させていただきました。1つでもあなたの仕事の効率化に繋がるものはありましたでしょうか?
最後に宣伝となってしまいますが、仕事や思考の効率化につながる心理学NLPについて触れていきたいと思います。
当メディアサイトLife&Mind⁺を運営しているNLP-JAPANラーニング・センターは、心理学NLPの総合スクールとして、これまでに28,000人を超える方々へNLPの学びをお伝えしてきました。
心理学NLPは仕事や人間関係、人生全般に幅広く使えるため、経営者を始め、医師、弁護士、コーチ、マネジメント層、講師、教育職の方、主婦の方など様々な方々に支持されてきました。
心理学NLPには、
- 目標達成や問題解決の能力
- 自分の思考や行動パターンをより良く変化させる方法
- 誰もが持つ心理的マイナス面の解消
- セルフイメージの向上
- 高いコミュニケーションスキル
- 思考、感情のコントロール
- 他者をモチベートする方法 など
仕事や人生をアップデートする学びが豊富にあります。
「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれ、2章でご紹介したメタモデルの他に、人を動かす影響言語、潜在意識に語りかける言葉の使い方など、高度なコミュニケーションスキルにも特化しています。
もし心理学NLPにご興味をお持ちでしたら、10万名以上の方がダウンロードされている、「人生とビジネスでステージを高める心理学NLPの秘密」または、「NLP体験講座」を開催していますので、ぜひご確認ください。
仕事の効率化に終わりはありません。自分のOSをアップデートし続けていきましょう。