NLP・心理学

心理的リアクタンスを活用して人を動かす方法

もし、人に何かをしてもらいたいと思って
「●●をすぐにしてほしい」と伝えた時に、

なかなか思うように動いてもらえず、なぜか、
反抗的な態度をされた経験はありませんか?

この記事では、人に何かをしてほしい時に、
「心理的リアクタンス」という心理現象を活用して
成功させるアプローチ方法をご紹介していきます。

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1.心理的リアクタンスとはなにか

心理的リアクタンスとは、自分の自由が制限・強制をされたと感じた時に起きる抵抗・反発的な感情が生じる現象のことを指します。

「リアクト」は、抵抗・反発を指し、心理的リアクタンスは、「心理的な反発」という意味になります。

これは、アメリカの心理学者ジャック・ブレームが1966年に提唱した心理学理論のうちの1つです。

人は、生まれながらにして自分の選択や行動を「自分で決めたい」という欲求があります。

もし、これを他人から「こうしなさい」と制限されたり、強制されていると感じてしまうと、もともと指示されたことを行動しようと考えていても、心理的リアクタンスが働き、

「自分で決められていない」感覚になり、反発した気持ちが引き起こされることがあります。

1-1.心理的リアクタンスが起きる困った事例3選

心理的リアクタンスの現象は日常で多く生じています。

この記事では、心理的リアクタンスが起きることによる困った事例と逆に活用した事例を、ご紹介していきます。

1-1-1.親からの「宿題やりなさい!」

誰しも自分の両親から「宿題やりなさい」や「勉強しなさい」と言われたことがあるのではないでしょうか。

「このYoutubeを見てから宿題やろう」と
あなたがもし思っていても、

親から「宿題やりなさい」といわれてしまうと、

もともと「この後宿題をやろう」と
思っていたのに、

「やりなさい」と言われたことで
心理的リアクタンスが生じ、

「自分で選択していない」

と感じてしまったことから
宿題をやる気が逆になくなってしまう
ということが起きやすくなります。

1-1-2.買い物での「これ買ってください」

洋服や家電を買う時に、店員さんから声をかけてもらう機会があると思います。

その際に商品の説明だけしてほしいのに、最後に、

「絶対これを買ったほうがいいです」

「買って損はないのでぜひお願いします」

と、言われてしまうと、買うことを「命令」されているような気持ちになり、もし自分では良いものと思っていたとしても、

「自分で決めた感覚」が失われるため心理的リアクタンスが生じやすくなり、せっかく買う気があったとしても、買わないという選択をしてしまうかもしれません。

1-1-3.部下への「指示」的なアドバイス

部下がミスをした時についつい「次からは●●しなさい」と言ってしまったり、納期が近づいている業務があった時に、「早く●●進めなさい」と伝えると、せっかく部下へアドバイスをしたのに、

なぜか素直に受けとってもらえないということがあるかもしれません。

これも、部下からすると、
ミスをした時に自分の中では
「次は●●に気をつけよう」と思っていたり、

ちょうど、納期が近づいている業務を進めようと
思っていたのに、

上司から「行動を決められた」感覚になってしまい
素直にそのアドバイスを受け入れられない
という現象が起きるかもしれません。

1-2.心理的リアクタンスを活用した事例3選

1-2-1.宿題をどのようにするか子供に決めてもらう

1-1でもご紹介したように、「やらされている感」というのは、やる気を大きくそいでしまいます。

そのため、もし宿題をやってほしいなと思っても、子供が「まるで自分で選んで宿題をしている」と思ってもらうことが必要なのです。

そのためにできることは、

  • 「宿題で見てほしいものある?」

  • 「宿題で困っていることない?」

  • 「宿題する場所、ここ開けようか?」

など、問いかけることによって子供に決めてもらうことが解決の糸口になります。

親から「指示」をしないで子供は自分で「選択」して宿題をすることができるので、心理的リアクタンスは発生しないでしょう。

1-2-2.限定品・期間限定を謳う

人は、「自分のことは自分の意志で決定したい」という心理現象を起こしやすいため、広告やお店のポップに「当店のみの限定品」であったり「●日間限定」という言葉があると、

「自由に買えなくなる」ことへ反発の気持ちが生まれてついつい買いたくなってしまいます。

「買ってください」と発信してしまって
「買いたくない」という気持ちを出してしまうより

「買えなくなってしまう」ことを示唆するほうが
「買えなくなるのは嫌だ」と

購買意欲を掻き立てることができます。

1-2-3.部下に自分で決めさせる

部下へアドバイスをするというよりは、「いつもありがとう」という感謝とともに、改善が必要なことに対して部下自身で「どうするのか」ということを「自由」に決めてもらうと、たとえば、納期が近い業務については、アドバイスではなく、下記のように質問をします。

「●日までの納期について、
どのように進めていくつもりか
教えてもらえますか?」

このように確認すると、部下自身が納期を守るための方法を自分で「自由」に考えて選択することができます。

そのうえで、もし部下が困っている場合は、

「必要あれば私からも
アドバイスするから相談してね。
一緒に納期までにできる方法を考えましょう」

と部下から動きやすい状況を作り出していくことがおすすめです。

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2.最後に

いかがでしたでしょうか。

心理的リアクタンスを活用できると、人に自分思うように動いてほしい時、そのまま「●●しなさい」というのではなく、

相手の自由を尊重した上で、自分が動いてほしい方向へ誘導していくことが可能になります。

相手の心理状況を考えてより効果的なアプローチをする方法を、このメディアサイトLife&Mind⁺を運営している、NLP-JAPANラーニング・センターという心理学NLPをベースとした心理学の講座で学ぶことができます。

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