
『自信がない』というのは本当に辛いことです。
「自分には無理、できない」
「どうせまた失敗する」
「行動するのが恐い」
「どうしていいか分からない」
このように自信が持てず、
心が叫びたくなるような思いを経験したことが
ある方も多いのではないでしょうか。
こうした自分に自信がない状態は、
仕事や夫婦関係、恋愛、人間関係、お金、
健康面など、人生のあらゆる面で起こります。
そして、この状態を克服できずに何ヶ月、
何年と過ぎることもあれば、
何十年も抱え続ける方も多いのが実情です。
これは本当に悔しいことです。
しかし、自信のない状態を克服することはできないのかといえば、、、
そんなことはありません。
あなたが自信を持てない理由が何だとしても、
「自分に自信がない状態は克服できます」。
また、克服は自信を持つことにつながり、
あなたは今までと違う成果、より良い未来、
望んでいる結果を手にすることができるようになります。
ただし、自信がないのは克服できるといっても、
やり方を知らなければ何も変わりません。
そこで、心理学NLPをベースに「自信のなさを克服するための効果的な11の方法」をご紹介していきます。
※根本的な解決を望む方は、内面を大きく変えることで人気のNLPを学ぶこともオススメします。
目次
1.自信のなさを克服するための効果的な11の方法
1-1.自己重要感を高める
自分を肯定し、認め、ねぎらうことで、あなたの自己重要感が高まります。自己重要感とは、自分を重要な存在として肯定できている心の状態です。
自己重要感を高めることで、自己否定したり、自分を好きになれないなどの状態が変わります。例えば、「自分を必要な人間、大切な人間」だと認め、「失敗や短所を含めて自分」なんだと受け入れることができるようになります。こうすることで自信が高まることは、脳科学や心理学でいわれています。
以下の質問を紙に書き出してみましょう。
《自己重要感を高める3種類の質問》
《自分を振り返る質問》
- 数年前の自分と比べて成長したことは何か
- 良い面、長所は何か
- 人から褒められる(褒められたことがある)こと
《つながりを振り返る質問》
- 愛している人、大切な人、仲間は誰か
- 感謝している人(感謝できる人)は誰か
- 応援し、励まし、支えになってくれている人は誰か
《夜に1日を振り返る質問》
- 良かったこと、褒められることは何か
- 学び、気づき、成長できたことは何か
- 頑張ったこと、結果を出したことは何か
自己重要感を高めることで、あなたの自信が高まります。さらに人生を変える力も高まります。それだけではなく、他者から肯定された時に、「そんなことありません」と謙遜するより、「ありがとうございます」と受け取ることで、自己重要感を高めることができますので、合わせて実践してみましょう。
1-2.小さな成功体験(行動)を積み重ねる
「やると決めて、決めたことを行う」という小さな成功体験(行動)を積み重ねることで、あなたの脳や心は「自分ならできる」と考え、自信を持つことができるようになります。
また、脳科学や心理学でも効果的と言われるこの方法を繰り返すことで、自分には無理、どうせまた上手く行かないという恐れや不安などを、「決めたことは達成できる」という確信や「自分なら大丈夫」という自己信頼へ変えてくれます。
以下の項目を行ってみましょう。
《レベル1・その日に行うことを決めて、行う》
- 今日はここまで仕事を進めると決めて、終わらせる
- 前から行こうと思っていたレストランに行くと決め、その日に行く
- 1時間勉強すると決め、勉強する
例
《レベル2・毎週行うことを決めて、行う》
例
- 毎週3回、趣味の時間を作ると決め、ジムや教室に通う
- 毎週1回、家族・夫婦で外出すると決め、外出する
- 毎週1冊、本を読み切ると決めて、読み切る
《レベル3・毎日行うこと決めて、行う》
例
- 毎朝6時に起きると決めて、毎朝6時に起きる
- 毎日1時間勉強すると決めて、毎日1時間勉強する
- 夜の9時以降は食べないと決めて、夜の9時以降は食べない
繰り返すことであなたの自信、自己信頼、目標達成能力が高まります。まずはレベル1~3を1つずつ決めて行いましょう。
※もしも、できない時があっても大丈夫です。例えば、毎日本を読むと決め、14日目に読めない日があったとしても、13回の成功体験を積み重ねていることが重要です。引き続き、気持ちを新たに始めてみて下さい。
1-3.今からできるはじまりの一歩を踏み出す
はじまりの一歩を踏み出すことで、不安や恐れ、自信のなさを克服することができます。さらに一歩踏み出すことで、あなたの心のブレーキが外れ、成果に向けて行動の循環を作ることができます。
そうすることで次のような変化を得ることができます。
例えば、「失敗のリスクを恐れている人は、行動することは危険ではなかったと知る」「取るべき行動が分からない人は、1歩目のおかげで2歩目以降が見える」「行動することが大変だと思い込んでいた人は、行動することは思っていたほど大変ではないと気づく」などです。
この時、不安や恐れ、自信のなさが原因で行動できないということはなくなっています。
以下の質問を紙に書き出してみましょう。
《はじまりの一歩を決める質問》
- 今からできるはじまりの一歩は何か
やることはシンプルですが、あなたの自信や成果に大きく影響を与える方法です。
1-4.改善を繰り返す
行動と改善を繰り返すことで、同じ失敗をしなくなり、最終的にあなたが望んでいるゴールを手にすることができます。
また、「上手くいかなければ改善すればいい」と考えることで、失敗に対する不安や自信のなさは消えます。そして、「改善を繰り返せば、最終的には結果が出る」と知ることで自信が高まります。
以下の質問を紙に書き出してみましょう。
《改善するための質問》
- 行動した結果を10点満点で評価すると何点か
- 10点にするための改善点(何が必要か)
《改善点(何が必要か)を見つける質問》
- 何が必要か
- 何が成果を止めていたか
- どこが上手くいかなかったか
- もっと伸ばせる良い点は何か
改善の繰り返しは、あなたの可能性を高めるシンプルな方法です。
1-5.必要な知識やスキルを身につける
どんな知識やスキルを身につけることが、あなたを更に高めてくれるでしょうか。それらを身につけることでより高い成果、揺るぎない自信を身につけることができます。
仕事や夫婦関係、恋愛、人間関係、お金、健康面など、あなたを更に高めてくれる知識やスキルは存在しています。それを学ぶことで力がつき、行動が変わり、明らかに今までとは違う結果を出すことができるようになります。
以下の項目を実践してみましょう。
《知識やスキルを誰に学ぶか》
- 一流の結果を出している人に学ぶ
- 結果を出したい分野の第一人者に学ぶ
《知識やスキルをどのように学ぶか》
- 書籍を読む
- セミナー、講演会へ参加する
- 映像、DVD、CDで学ぶ
- 会いに行く
- WEBサイト、無料レポート、資料、メルマガを見る
《知識やスキルに関する学びを深める》
- 結果を出したい分野の書籍を10冊買って読み込む
- 結果を出している人、5人の良いとこ取りをする
学べば学ぶほど、知識やスキルを自分のものにすることができます。脳科学や心理学でも、繰り返しの学習で新しい知識やスキルが身につくと言われています。あとは、どれだけ学びに時間を費やすかで、成果が出るまでのスピード、大きさが変わります。
1-6.魅力的な未来を描き、イメージする
あなたにとっての魅力的な未来を描き、イメージしましょう。そうすることで脳が目標達成に向けて自動的に動き始めます。これが高い結果を出す人に共通した目標達成の秘訣です。
「描いた目標しか達成できない」「目標を描くからそこに行ける」ということは脳科学や心理学で言われています。これは一流の経営者やスポーツ選手にも共通した真理で、魅力的な未来を描くと、自信があるかどうかは関係なくなり、必要な行動に集中することができます。
以下の項目を行いましょう。
《魅力的な目標を描く方法》
- あなたにとって魅力的な未来を紙に書き出す
(仕事、夫婦関係、恋愛、人間関係、お金、健康面、ライフスタイルなどで、どうなりたいか) - 1日1回以上、達成している姿をイメージする
未来のイメージは、あなたがイメージを繰り返し、経験を重ねる程、より明確で、より詳細になっていきます。その都度、さらに魅力的な未来へ書き換えてみてください。
1-7.決断する
決断することで、脳と心にスイッチが入ります。そうすることで、望んでいる結果に意識を集中させることができ、あなたの思考と行動が変わります。その結果、あなたが望む結果を手にすることができます。
そして、自信のなさ、恐れ、不安、迷いが消えてなくなります。同時にしなやかで強い気持ちを持つことができるようになります。このように、決断は脳や心にプラスの影響を与えるため、脳科学や心理学でも効果的だと言われています。
以下の質問を答えながらイメージしてみましょう。
《決断しやすくするためのポイント》
- 心からほしい結果、なりたい自分は何か
- 今のままのメリット、デメリットは何か
- ほしい結果を手に入れるメリット、デメリットは何か
- 今のままの人生と、本当にほしい人生のどちらが良いか
- どうして、その目標が大切か
- できると思える中間地点の目標(目標が大きすぎる場合)は何か
決断した瞬間から人生は変わります。そのため非常に大切な方法です。
1-8.思い出したくない出来事をプラスに変える
あなたは思い出したくない出来事が原因で、自分の心に限界を設けてしまうことはありませんか。その限界は、出来事を別の視点で見直すことでプラスに変えることができます。
例えば、「実は最悪の出来事ではなかった」と気づくことで心の限界は緩み、「あの出来事があるから今の自分がいる」と気づいた時、思い出したくない出来事は、あなたに必要な経験だったと思えるようになります。その結果、失った自信を取り戻すことができ、心の限界を壊すことができます。
以下の質問を紙に書き出してみましょう。
《思い出したくない出来事をプラスに変える質問》
- 思い出したくない出来事以上に、当時起きる可能性があった最悪な出来事があるとしたら何か
- 出来事があったから今の自分がいると思えることは何か
- 出来事を通して学んだこと、気づいたことは何か
- 出来事の中にある肯定的な意味(目的)は何か
- 思い出したくない出来事の中で、自分の良い点は何か
《これらを更に強化するための質問》
- もし今後、同じような状況が起きたとしたら、以前と同じ結果になると思うか
- 同じ結果にならないように必要なことは何か
この方法は心理学に基づいた、思い出したくない出来事をプラスに変える方法です。
※「思い出したくない出来事以上に、当時起きる可能性があった最悪な出来事があるとしたら何か」という質問は、少し大げさに想像しましょう。その結果、あなたの経験した出来事は、まだましな方だったと気づき、見え方が変わります。例えば、病気をして辛いけど、命には問題ないし、治すことができるなど。ただし、出ない場合は無理しないで下さい。
※「出来事の中にあった肯定的な意味(目的)」は、例えば、病気になることで、そのままいくと命にかかわる危険な生活パターンを変えること、健康的な生活に目を向けることだったなどのことです。このように肯定的な意味(目的)に目を向けることで、出来事への意味づけが変わります。
1-9.規則正しい生活、健康的な生活に整える
規則正しい生活、健康的な生活をすることで、ホルモンバランスが整い、自信を高めることができます。さらに、心の安定、体力アップ、ストレス解消、免疫力アップなどにも役立ちます。つまり、ホルモンバランスを整えることが、自信や幸せ、健康に大きく影響しています。
例えば、睡眠、栄養バランスの取れた食事、適度な運動、深い呼吸、良い姿勢、リラックスを心がけることで、ホルモンが整い、自律神経、精神状態、生殖機能、呼吸、血圧、循環、代謝、消化などへ良い影響を与えることができます。
以下の項目を心がけて整えていきましょう。
《規則正しい生活、健康的な生活に整えるポイント》
- 自分にとってベストな睡眠時間を確保する
- 心地よい睡眠環境を作る
- 栄養バランスの取れた食事をとる
- 1日1リットル~2リットルの水を飲む
- 1日10分のストレッチを行う
- 定期的な有酸素運動をする
- 寝る前の瞑想や呼吸法を行う
- 姿勢を良くする
- リラックスする時間を作る
- 節目節目で一呼吸置く
- 毎日30分以上、自分の時間を満喫する
睡眠、食事、運動は、毎日一定の時間にすることで生活にリズムができます。
※ホルモンは体の内部調整役として、自律神経、精神状態、生殖機能、呼吸、血圧、循環、代謝、消化などへ影響し、生命や生活へ影響しています。
1-10.「マイナスの行動」を「成果が出る行動」に変える
あなたはどんな行動をとると、成果を出すことができるでしょうか。あなたの目標や目的に対して「マイナスになっている行動をやめ、成果が出る行動に変える」。これが重要です。
例えば、人間関係を良好にするために、「すぐにイライラするのをやめ、まずは一呼吸してからコミュニケーションを取る」、ダイエットするために、「ジャンクフードを食べる回数を減らして、健康的な食事を行う」などです。
以下の質問を紙に書き出してみましょう。
《マイナスの行動を成果が出る行動に変える質問》
- あなたが達成したい目標や目的は何か
- 成果を止め、マイナスになっている行動(習慣、行動、感情など)は何か
- いつから、行動を変えるか
紙に書き出すことで、「マイナスの行動」と「成果が出る行動」を明確にすることができます。そして、「成果が出る行動を行っている自分の姿」を繰り返しイメージすることで、行動を変えやすくなります。この方法は、心理学NLPやコーチングでも用いられる効果的な方法です。
1-11.マイナスの思い込みをプラスに書き換える
マイナスの思い込みをプラスに書き換えることで、マイナスの思考、感情、行動をプラスに変えることができます。
マイナスの思い込みの代表として、例えば、私には価値がない、私は無力な人間、私は愛されない、私はひどい人間、私は何をやってもうまくいかない。などの「無価値感」「無力感」「罪悪感」などがあります。この思い込みをプラスに変えることで、自信を取り戻し、高めることができますが、まずは緩める方法をご紹介します。
以下の項目を順に行いましょう。
《マイナスの思い込みを緩めるポイント》
- 変えたいと思うマイナスの思い込みを一つ選ぶ
- その思い込みの肯定的な意味(目的)を見つける
- 上記の答えに対して、さらに肯定的な意味(目的)を見つける
- 上記を6回くらい繰り返す
《肯定的な意味(目的)を見つける例》
- 無力感の意味(目的)は、周囲の注意を引けることだった
- 注意を引くことで、関心を持ってもらえる
- 関心を持たれることで、優しくされる
- 優しくされることで、愛を感じたい
- 愛を感じることで、自分の存在を感じたい
- 自分の存在を感じることで、自信がほしい
しかし、長年持ち続けたマイナスの思い込み、強力なマイナスの感情を伴う思い込みを変えるには、専門的なスキルが必要です。そこで参考として、専門的なスキルを学べる講座をご紹介します。
《参考情報》
・NLPマネークリニックセミナー
・ダイナミック・スピン・リリース(DSR)
2.まとめ
以上が、「自信のなさを克服するための効果的な11の方法」になります。この方法を行うことで自信をつけることができます。
ただし、これらの方法で効果が感じられない方もきっといらっしゃると思います。その理由は明確で、長い年月をかけ作られてきた自信のなさは根深い場合が多く、表面的なやり方では改善しない場合も多くあります。
自分の内面を根本的に解決しようとした場合には、自身の内面を変えることで評価の高いNLPを学んでみることをおすすめします。
まずは50000人以上の方が読んでいる無料レポートをダウンロードいただくか、毎回30ー50名の方がご参加されているNLPの体験講座に参加して学びを深めてみてください。
- 【人気無料レポート】
→ 55,171人がダウンロードした「NLP無料レポート」公開中! - 【NLP体験講座】
→ NLP体験講座