人生や仕事で価値ある目標を本気で達成する大人の塾「足達塾」。
その塾長であり、実践心理学NLP(神経言語プログラミング)のマスタートレーナーの
足達大和(あしだちやまと)がお届けするメッセージ、その名も【魁‼足達塾 活字編】
今回は「前例がない時代に思うこと」というタイトルでお届けします。
新型コロナの影響で一気に経済が低迷し、
VUCA(ブーカ)と呼ばれる正解がない
不確実性の時代が続いています。
VUCA(ブーカ)とは、
- 変動的(Volatility)
- 不確実(Uncertainty)
- 複雑性(Complexity)
- 曖昧(Ambiguity)
の頭文字をとったもので、市場ニーズの変動の見通しが立たない、
予測不能な混沌状態を意味する言葉です。
と、
こんな書き出しで始めると、
いかにも賢く、知的なイメージがつきますよね。
こんな流れで
「サステイナブルな視点」とか
「国際社会におけるあなたのイシューは?」とか
「我々日本のコアコンピタンスとは」とか
そんな言葉を使うと、
最先端のような人に思えてきます。
賢く、最先端のように思っていただける、
密かにそんな努力もしている昭和人間
足達(あしだち)です。
※テレビや洗濯機といった電化製品の調子が悪い時は、「叩けばなんとかなる」といまだに思ってしまいます。
撮影中にくしゃみが出そうになった瞬間の一枚
無理するといけませんね。
さて、今回は「前例がない時代に思うこと」というテーマ。
冒頭にお伝えしたことの繰り返しになりますが、
情報が氾濫し、操作やフェイクのニュースも目に映るようになり、
なにが正解で何が正しいのかわからない時代になっています。
ただご存知のように歴史を振り返ると、
どの時代でもそういった状況を活かして、
成長する企業や個人は必ずいるものですね。
新型コロナの影響が2020年3月あたりから顕在化し、当時初めてといってもいい体験を私たちはしました。
知ってのとおり「オリンピックは4年に一度」
という常識が崩れたことも体験したわけです。
それから月日がたち、
安定しない状況の中でも確実にいますね。
うまくいっている方たち。
研修活動で前向きな方たちにお会いする機会に
本当に恵まれているのですが、
今回の記事ではこういった状況の中、
うまくいっている人が意識して取り組んでいる
共通点について
3つお伝えしたいと思います。
その3つとは、
- 決断
- 初動を早くする
- トートする
です。
1.決断
うまくいく方は決断が早い!
経営者においては決断が大きな仕事の一つですが、経営者だけでなく、チームのリーダーやマネージャー、また人生においてはあなた自身がその役割を担います。
ここに迷う時間があると、ライバル企業や産業は
あなたの会社、そしてあなた自身を待つことなく
先手を打ち始めます。
ここからが重要です。
例えば仮にその決断が違っていたとしても、
すぐに決断することができれば、
修正や代替案を実施することができますね。
決断がなければ、時間は過ぎ、
不安やストレスだけが増え続けてしまいます。
- 「決めて、迷いを断つ」決断。
- 「決めて、不安を断つ」決断。
- 「決めて、他の選択肢を断つ」決断。
と、いろんな表現がありますが、
ぜひ「決断」することそのものが、
重要な施策の一つだと考えてみてください。
2.初動を早く行う
うまくいく方は、
スピードが違う!
初動とは
決めたことを「すぐ行動に移す」ことです。
言い換えれば、「着手を早くする」ことです。
少し考えて事を進めたい人もいると思いますが、
決めたなら、すぐに行動することが重要です。
理由は行動を起こせば、何かしらの情報が入手でき、結果が生まれます。
つまり次の仮説が立てやすくなり、早い段階の修正が可能になるからです。
そして実践していくあなたやチームメンバーの
集中力や、やる気にも影響が生まれます。
私たちがもつ脳の特徴の一つとして、
やる気が出るから行動するのではなく、行動するからやる気が出る
という考え方があります。
脳科学の分野で有名なところでは
中野信子さん、茂木健一郎さん、池谷裕二さん、養老孟司さんといった方々の本やインタビューにも出てきます。
※余談ですが、25年ほど前に少しだけ一緒にお仕事をさせていただいた
大脳生理学の権威中の権威で久保田競先生も当時同様のことを言われていました。
(久保田先生は、先にご紹介した先生方の師匠に当たる方です)
また心理学の側面でも有名なところでは、
アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズが
「楽しいから笑うのではない、
笑うから楽しいのだ」
という言葉で表されているように、
身体の動き、つまり行動がやる気に影響を及ぼすことがわかっています。
スピーディーな情報収集、
またスピーディーな仮説の検証、
そしてやる気といった理由から
初動の早さをおすすめします。
3.トートする
最後は「トートする」
ということ!
トートするとは、
T.O.T.E.(トート)モデルを背景に持ちながら
行動を起こすということです。
T.O.T.E.モデルとは、私の活動のメインとなる
NLP(神経言語プログラミング)の考え方の一つです。
※NLPは、天才たちの卓越性をモデルとしてまとめ、普通の人たちでも活用できるようにした思考やスキル集です。
T.O.T.Eモデルを簡単にお伝えすると、
施策を実施し、結果を検証し、別なやり方を試しながらゴールまで修正し続けていくという考え方です。
図にすると以下のようになります。
※頭文字をとってT.O.T.E.モデルと言います。
Test Operate Test Exit
仮説のテスト、実施、検証、出口(ゴール)
プログラミングの世界で使われ、正常に機能するかどうかをチェックするモデルです。
今では心理学NLP(神経言語プログラミング)で
知られるようになったモデルで、
- 失敗はない、あるのはフィードバックだけ。
- 何もしないより、何かをやったほうがいい。
なぜならフィードバックが手に入るから。 - 成功も失敗もない、あるのは学びと成長である。
こういった考え方をベースにしています。
※T.O.T.Eモデルについての詳細は以下の記事をご覧ください。
NLPに学ぶ「目標達成脳」の作り方!目標達成の5つの極意とは
https://life-and-mind.com/goal-achievement-16168
このT.O.T.E.モデルを前提にしていくことで、これまでになかった状況を乗り越えるために必要な、先にお伝えした決断、初動も含む、効果的なアクションを生み出すことができます。
逆説的に、うまくいかない方を見れば、さらによくわかるでしょう。
うまくいかない方は、
- 決めずに考えてばかり(迷ってばかり)。
- やらない。
- やったとしても一回でやめてしまう。
最後に
時代を振り返ると、成長産業に身を置くことは大切な要素ですが、
仮に身を置いたとしても、あなた自身が今回ご紹介した「決断」、「初動」、「T.O.T.E.モデル」を前提にしていないと、本当の実力、底力、人間力を養うことはできないといっても過言ではありません。
決断、初動、T.O.T.E.モデル、
この記事を読み終えたら、すぐに決めて、すぐに動いてください!
サステイナブルを
コアコンピタンスに実現する
イシュー足達より
(もう何を言っているのかさっぱりです)
編集部からのお知らせ
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