人生や仕事で価値ある目標を本気で達成する大人の塾「足達塾」。
その塾長であり、実践心理学NLP（神経言語プログラミング）のマスタートレーナーの 足達 大和（あしだち やまと）がお届けするメッセージ、その名も【魁‼足達塾 活字編】
今回は『私に影響を与えたストーリー』というテーマでお届けします。
今回は足達個人が人生で影響を受けた映画、小説、テレビドラマをご紹介します。
ご存知のように映画、ドラマは小説が原作となって生み出されるものが多いのですが、影響を与えたといっても、「おもしろかった」「感動した」「ストーリーが秀逸」「配役が絶妙」と、いろんな楽しみ方が作品にはあります。
もちろん世代によっても、心に残るものは違っていて、
その当時に観たり読んだりしたからこそ「良かった！」と思えるものがあります。
今回は個人的世界のゴリ押しになってしまうのですが、
この夏、お時間があるときにぜひ映像や文字、セリフやBGMを通して
その世界を体験していたければと思います。
心に残る物語
・バック・トゥ・ザ・フューチャー（特に2）
こちらは昔の映画と言いたくないほど、ストーリーが素晴らしいのですが、
いまだにこのストーリー展開を超えるものは足達の中ではありません。
そのストーリー展開、そしてスピルバーグの演出も加わった映画で、パート2を観た時に、「このシーンに戻るのか！」と、映画の脚本も監督もしていない若かりし頃の足達は嫉妬してしまうほど、感動しました。
研修やセミナーのプログラム構成などは、実は常に意識しながら作っていまして、伏線をどう先に見せておくか、どこで一気に回収していくか、その観点のもとになっている映画です。
※あの未来が既に過去になっていると思うと、感慨毛深いです。
・プラトーン
戦争映画です。数々の戦争映画がありますが、そういうものだと認識して初めて観たのが「プラトーン」です。 この時、「自分が怖いと思い込んでいたのは、大した事ないんだな」と思えた印象が残っています。
生死をさまよう中に身をおく主人公の様々な胸の内が共感でき、
「ここを体験した人に比べれば、今の自分の悩みはなんでもないな」
そんな想いになった映画です。
これも昔の映画なので、実はストーリーは全く記憶にないのですが、
ただ「自分の恐れや不安や思い込みは、大した事ない」ということを教えてくれた映画でした。
戦争映画といえば。。。
岡田くんが出演した「永遠の0（ゼロ）」や
演出や役者の方達が濃すぎても逆に心を撃ち抜く「男たちの大和YAMATO」または
「男たちの足達大和」。
そして、経営者の方には有名な鹿児島の「知覧研修」のご経験がある方はご存じだと思いますが。
「俺は、君のためにこそ死ににいく」という作品と、あげればキリがないのですが、
日本の戦争映画は、戦いや争いそのものを描いたものではなく、
精神性や、人として美しく生きるという美学が伝わるようにも思っています。
最初はただ戦争映画として見て、
次は自分に徴兵令が出たら、という世界で観て、
今は自分の子供たちに徴兵令が出たら、という、
これも観る視点が変わったメッセージが届きます。
こちらは一貫しているのですが、この時期の定番の「火垂るの墓」
これでもか！というぐらいご存知な方は何回もご覧になっていると思いますが、
私には妹がいまして、映画に出てくるあの二人が自分に重なります。
今できることを妹にできているのか。
と、毎年思い返します。
その度に
食べるものがなく、ひもじい思いをしながら、ガリガリに痩せても、
懸命に生きる二人の姿を見て、そして自分のワガママな中年太りのお腹を見て、
なんてたるんでるんだ、もっとしっかり生きろと
おなかを叩きながら、時には、ぎゅっとつねりながら見ています。
今年もつねりたいと思います。
・E.T．
監督スピルバーグ、音楽はジョン・ウィリアムズと、
「スターウオーズ」や「レイダース」、「スーパーマン」といった
当時の人気の「映画音楽」の定番といえば、
私の中ではジョン・ウィリアムズでした。
余談ですが、ドリュー・バリモアという女優が主人公の妹役で出演していたのですが、その彼女が「チャーリーズ・エンジェル」に出演したときは驚きでした。
「大きくなったなぁ」とお盆にたまに会う親戚のおじちゃんのような気持ちでした。
（さらに余談ですが）
初めて映画館で観た映画は実は「キャノンボール」という映画で、当時のハリウッドスターだけでなく、アジアのスタージャッキー・チェンやマイケル・ホイなどが出ていた企画的映画です。
※これを挙げてしまうと浅い娯楽人間と思われそうなので、メインを「E＆T」にしました。自分を、夢とファンタジーがある人に見せたい、あざとい足達です。
ちなみに娯楽的にそのバカバカしさに感動したのが、
「裸のガンを持つ男」です。
印象的な小説
葉桜の季節に君を想ふということ
原作があり、映画化やドラマ化できないものがあります。
こちらはその一つです。
歌野晶午さんの作品です。
ある時、ミステリー小説がお好きな方に
どんな本がオススメか聞いたところ、
綾辻 行人さんの作品「十角館の殺人」を教えていただきました。
その方は非常にたくさん読んでいらっしゃって、
オススメの一冊と訊かれると答えに困るとのことでしたが、
その時、話題の本ということでご紹介くださいました。
「１行で世界が変わる」、と言われていた本で、
まさに私も変わりました。
「十角館の殺人」は、今思うと海外のミステリーを読まれた方が読むと、面白さが増すと思います。
その大どんでん返し系の脳へ刺激が忘れられず、
国内外問わず、ミステリー小説を読み漁りました。
そこであえて私と同じアラフィフやアラ還あたりの方には読んでいただきたいのがこちらの書籍「葉桜の季節に君を想ふということ」です。
元SMAPの中居くんも紹介していて、私も見事に騙されました。
この時代に生まれて、この時代に読むことができてよかったなと思います。
（ドラマ「男女7人」をご存知の方は、アラフォーもいけると思います）
白い巨塔
山崎豊子さんの小説『白い巨塔』はいくつかドラマ化されており、
財前五郎という医師を
田宮版、唐沢版、村上版、岡田版で制作されているようですが
私が最初に観たのが、
唐沢寿明と江口洋介が登場するもので、
二人の個性はもちろん、配役が秀逸のドラマというより作品です。
西田敏行、石坂浩二、黒木瞳、伊武雅刀、
上川隆也、及川光博、かたせ梨乃、
若き頃の伊藤英明、佐々木蔵之介、足達大和ほか
まぁ、最後の登場人物を除いて、
メンツが素晴らしいです。書ききれないほど素晴らしいと個人的に思う役者が揃っていました。
手に汗握るストーリー展開というより、人間の業が丁寧に深く描かれていたものでした。
原作の山崎さん、凄いと思います。
八日目の蝉
これは角田光代さんの小説が元ですが、私が最初に観たのは小説でも映画でもなく、ドラマ化された、主演が檀れいさんの「八日目の蝉」です。
檀れいさんがこの役なんだぁという驚きから観たのですが、
多少小説とは異なるところはあるものの、
女性と言いますか、人の業と言いますか、
心をギューと抱きしめられるような深い想いをしたドラマでした。
お伝えしているNLP（神経言語プログラミング）では、知覚位置という概念がありますが、物事を認知する立場を変えると、世界は本当に変わるもんだなぁと思います。
「全米が泣いた！」どころではなく、【全足達が泣いた！】
と表現してもいいくらいです。
泣いているところを妻に見られるのが恥ずかしいので、
夜中こっそり一人で観ていました。
あれからもう10年以上経っていると思うと、感慨毛深いです。
記事を書きながら、まだまだご紹介したものがたくさん出てきましたが、
来年の夏に恒例の記事としてご紹介できたらと思います。
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