あなたはこれまでの人生の中で
「あの時ああしていれば…」と
後悔していることはありますか？
後悔したくないと思いながらも、
過去を振り返ってみると、
「家族との時間をもっととればよかった…」
「海外旅行などたくさん
経験しておけばよかった…」「遊んでばかりいないでもっと真剣に
仕事（勉強）に取り組めばよかった…」
…このような後悔が
出てきた人もいるのではないでしょうか？
さて、あなたはどうでしたか？
人は誰しもが何かに
後悔しながら生きています。
後悔したことがない人なんていない
のではないでしょうか。
これからの人生、
できれば後悔しないで
生きていきたいというあなたのために
後悔しないで最高な人生を送るための
方法をご紹介します。
目次
１．人生における後悔とは
後悔しない人生を送る方法を
お伝えする前に
まず、人生における後悔について
考えてみたいと思います。
あなたの人生における後悔は何ですか？
- 「あの時あんなことを言わなければ…」
- 「もっと頑張っておけばよかった…」
「もっと早い時から
人間関係を切ればよかった…」
「後悔する」と言っても
後悔にも様々なパターンがありますよね。
仕事ばかりしすぎた人は、
「家族と過ごす時間を
もっと取れていたら…」と感じますし、
一方で、遊んでばかりきた人は、
「もっと真剣に仕事（勉強）に
取り組んでおけば良かった…」と思うかと思います。
その人の背景によって
後悔することも様々あります。
そんな後悔ですが、
大きく２種類に分けることができます。
それは、
「やってしまったこと」に対しての後悔と
「やらなかったこと」に対しての後悔です。
日々の生活を送る中で、
仕事やプライベートなことで
後悔する瞬間が多々あるかと思います。
しかし、
人は一番後悔を強く感じる瞬間があります。
一体いつでしょうか。
それは、
「死ぬ瞬間」です。
医療関係、介護関係のお仕事を
されている方の中には
死の間際に「やっておけばよかった」という
声をよく聞くと言います。
実際に、
死ぬ前に後悔しないための本が
何冊も出版されていますよね。
それぐらい
後悔せず人生を送りたいという方が
いらっしゃるということですね。
それでは、
人は死ぬ瞬間にどういったことを
後悔するのでしょうか。
『死ぬ瞬間の５つの後悔』
（ブロニー・ウェア）では、
- 自分に正直な人生を送ればよかった
- 働きすぎなければよかった
- 思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
- 友人と連絡を取り続ければよかった
- もっと幸せを求めればよかった
上記５つを著者の実際の
エピソードとともに取り上げています。
この５つに共通していることは、
「やらなかったこと」に対して
後悔していることです。
人が死ぬ前に後悔することは
どういったことでしょうか。
ここでお気づきの方も
いらっしゃると思いますが、
そうです。
「やらなかったこと」についてなんです。
もちろん、素敵な思い出も
たくさんあると思いますし、
後悔することの全てが
「やらなかったこと」に対してではなく、
「やってしまったこと」についての
後悔もあることと思います。
続いての章では、
もう少し詳しく見ていきたいと思います。
1-1．やらなかったことへの後悔について
①自分に正直な人生を送ればよかった
グレースという女性は
暴君夫との結婚生活を50年以上も続け、
夫から離れて自由に生きることを
ずっと夢見ていました。
そしてついに、夫から離れることができ
晴れて自由の身になって間もなく、
グレースは不治の病にかかり、
寝たきりになってしまいました。
グレースは、死に直面してはじめて
やりたかったことをやる強さを
持てなかったことを後悔し、
そんな自分に腹を立てていました。
グレースは世間体を気にして、
他人に期待される通りに
生きてきたのです。
みなさんの中にもグレースさんのように
他人の目を気にして、
自分のやりたいことを我慢していらっしゃる方も
いるのではないでしょうか。
②働きすぎなければよかった
ジョンという男性には、
妻のマーガレットと５人の子どもがいました。
ジョンは子どもたちが
小さい頃からずっと働いていました。
そして、子どもたち全員が成人した頃、
マーガレットはジョンと一緒に
過ごしたいという思いで
ジョンに仕事を引退してほしいと言いました。
しかし、ジョンはその後も仕事を続け、
やっとマーガレットとの時間を
取ろうと思った時には
マーガレットは病気で亡くなってしまいました。
ジョンはその時初めて
大切な人との時間を失ったことを後悔しました。
ジョンのように一生懸命仕事をしてきて
家族の時間を大切にできていなかった人も
いるのではないでしょうか。
一方で、仕事をサボりまくり、
遊びすぎてしまったことを
後悔していらっしゃる人もいるかもしれません。
仕事とプライベートの時間。
どちらも大切ですよね。
このエピソードから学べることは、
人生ではバランスが必要であるということです。
③友人と連絡を取り続ければよかった
友人関係も永遠ではありません。
どんなに仲が良い友人でも
連絡を取っていなかったら
疎遠になってしまいます。
そして、
いざ連絡を取ろうと思ったら
もう遅かった…
あの時連絡をしていれば。
あの時会っていれば。
…と後悔する前に
友人と連絡を取り、会うことをおすすめします。
２．後悔しない生き方を送るために大切なこととは？
ここまで、エピソードをもとに後悔する事例をみてきました。
ここからは、上記のような後悔をしないための方法をご紹介していきます。
2-1．人生には限りがあることを知る
人生は無限ではありません。
人生にはいつか終わりがきます。
明日が必ずくるなんて保証はどこにもありません。
そして、
人生は本当に短いのです。
そんなこと頭では分かっていても
今日死ぬかもと思って生きている人は
中々いらっしゃらないのではないでしょうか？
もし、今日死ぬとしたら、
どういう１日を過ごしたいか。
１日１日を大事に過ごしたくなってきませんか？
2-2．後悔を事前に予測する
人生は有限であることを先程述べました。
そんな中で大事にしたい考え方があります。
それは、
「後悔を事前に予測する」ことです。
昨今、書籍やSNSで後悔しないための方法について
多くの方が紹介されています。
そのため、どういった時に、
どういったことを後悔するのか、
事前に予測することができます。
後悔しない人生を送るためにも
取り入れてみるのはいかがでしょうか？
2-3．自分に正直になり、やりたいことをやる
グレースさんのように自分のやりたいことを
我慢し続けていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
特に、結婚してお子さんがいる方は
やりたくてもできないことが多いのではないでしょうか。
環境にもよりますが、自分のやりたいことが
できる機会があるなら、迷わずやることが
後悔しないための一歩だと思います。
例えば、
30代で海外旅行に行くことと
70代で海外旅行に行くことでは
どちらのほうが楽しめそうでしょうか。
もちろん、70代でも海外旅行を
楽しむことはできます。
ただ、もしかしたら健康問題に不安があって
充分に楽しめないかもしれません。
何の心配もなく、
全力で楽しめるのは「今」しかありません。
ですから、自分に正直になってやりたいことをやるのです。
2-4．大事な人を大切にする
あなたには大事な人がいますか？
家族、友人、恋人、パートナー…など
大事だと思う人がいらっしゃると思います。
そんな大事な人がもし、事故にあったら？
あるいは、病気になってしまったら？
二度と会えないかもしれませんし、
今まで通りに過ごせないかもしれません。
もし、今連絡を取っていなかったり、
長い間会っていなかったりしたら、
いつでも健康で会えるとは限らないので、
連絡をしてみるのはいかがでしょうか？
また、研究で、人に幸せをもたらすのは
人間関係であることが分かっています。
いくらお金があっても、いくら名声があっても
友達がいなければ話になりません。
例えば、100億円もって
１人無人島に住んでいるようなものですし、
喜びや楽しみ、
成功を分かち合う友達がいるからこそ
成功は成功になります。
３．著名人の考え方
ここまで後悔しない方法について
ご紹介してきました。
他にも著名人で後悔しない素敵な考え方や
名言があるのでご紹介します。
3-1．マーク・トウェイン氏
マーク・トゥウェインという名前を
誰しもがどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
マーク・トウェインを知らない人でも
『トム・ソーヤの冒険』という本を
ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マーク・トウェインはアメリカの代表的な作家です。
そんな彼が残した言葉があります。
「やったことは、例え失敗しても、
20年後には、笑い話にできる。
しかし、やらなかったことは、
20年後には、後悔するだけだ。」
例えば、仕事で大きなミスをしたとしても
20年後にはあの時あんなことあったよね～と
笑い話になりますね。
しかし、やりたかったことが
できないまま年を重ねたら
20年後に限らず、
あの時どうしてやらなかったんだろうと
ずっと後悔することになるかもしれません。
何か行動できなくて後悔したことがある方は
この言葉を思い出して、挑戦してみるのはいかがでしょうか？
3-2．ダルビッシュ有氏
続いては、ダルビッシュ選手です。
ダルビッシュ選手は、メジャーリーグで
大活躍しているプロ野球選手ですね。
そんなダルビッシュ選手の高卒２年目の時に
自身の転機についてのインタビューで回答したエピソードについてご紹介したいと思います。
インタビューで彼は、
下記のように答えています。
２年目にヤクルト戦があって。
自分投げたけど肩の状態もあんま良くなくて。最後ホームラン打たれた。
ちょっとやっぱ肩痛かったって
いつものように言い訳をたぶんしてた。それで東京ドームホテル帰ってこれだめだなあ。
このままじゃ俺ほんと一軍半とか二軍の選手になっちゃうと思って、何か変えなきゃいけないなと思ってからでした。ほんで今までの人生も約20年だったんで、その時が。
これ20年一瞬だったから、40歳までこれまた一瞬じゃんと思って。
したら、これは僕の考え方なんですけど、自分が40歳になってクビになって、何も仕事がないっていう状態になろうと思ったんです。
頭ん中でなって、
そこに自分の前に神様が現れて１回だけチャンスあげるから
20歳の時に戻っていいよって言われたら、みんな戻って絶対努力するじゃないですか。
それで、今戻ってきた東京ドームホテルにっていうことにしようと思って。
それでだからすごいやんなきゃやばい。
やんないとまた同じことになるという風に思い込んで。
その時の考え方があって、今の彼があるそうです。
「もし、今、まさに人生を
やり直しているとしたら」
という考え方、一度試してみてはいかがでしょうか。
（出典・参照元）「【転機】ダルビッシュ有の名言」※You Tube動画に遷移します
４．まとめ
いかがだったでしょうか？
後悔しないためにも大事なことは、
- 人生には限りがあることを意識する
- 後悔を予測する
- やりたいことをやる
- 大事な人を大事にする
すぐにでも始められることばかりですので、
最高な人生を送るためにも
ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか？
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