人気の高い『リーダシップ研修』とは?
せっかく研修を企画するなら
「来年も受けたい」「この研修、受けてよかった」
と言われるものをお探しだと思います。
なんとしてでも避けたいのが
研修後のアンケートで
「不満」や「普通」という結果や
「仕事をしていた方がマシだった」
という言葉です。
リーダーシップ研修には、
理念研修やマネジメント研修、
ハラスメント研修等、様々ありますが、
「来年も受けたい」と言われるためには、
何が必要なのでしょうか。
そこで改めて考えたいことが、
そもそも『リーダーシップ研修』の
目的は何かということです。
それは、「人を巻き込む影響力を身に着けること」
と言うことができます。
心理学NLPの世界権威で、
世界の有名企業のコンサルティングも行っている
ロバート・ディルツ氏は、
リーダーシップとは
「その人と一緒にいたいと思わせる
空間を作ること」と言っています。
学校や職場で、
できれば一緒にいたくない人の言うことは、
正しいことでも「やりたくない」と思った経験が
1度はあるかと思います。
一方、「一緒にいたい」と思う人の言うことは、
「やってみよう」と思ったことがあるのではないでしょうか。
では、「この人と一緒にいたい」と思わせる、
影響力を持つ人とは、どのような人なのでしょうか。
例えばあなたにとって、
魅力あるリーダーシップ能力を持つ人について、
知人、有名な経営者等、世の中で影響力がある人をイメージしてみて下さい。
そこには、
人が強く惹きつけられる言葉や振る舞い、人間性、
そして何より、魅力的なコミュニケーション能力があると思います。
「あの人の言葉は、いつも心に響く。」
「あの人といると、自分が元気になる。」
「あの人が言うことは、やって見ようと思える。」
と言われるような
高いコミュニケーション能力を身に着けている人は
自身の影響力を継続的に発揮し続けることができるといえます。
それでは、
どうしたら高いコミュニケーション能力を
身に着けることができるのでしょうか。
それは、人の心(心理)を学ぶことです。
なぜなら、私たちの日々の活動すべてにおいて、
人の心理状態が非常に大きく影響しているからです。
例えば、
仕事に対し意欲が出るとき、出ないとき
読書や運動ができるとき、できないとき
そして、何かものを購入するときにもです。
このような人の心の動き、心理を知り、
活用することで、
高いコミュニケーション能力を発揮することができるようになるのです。
この記事Life&Mindは、
NLP-JAPANラーニング・センターという、
心理学NLPを学ぶことができるスクール運営を行っている会社が制作しています。
NLPのような
心理学をベースとした研修を行うことにより、
仕事はもちろん人生にも活用できる感覚を持ってもらうことができるため、
「学んでよかった」
「こんな研修なら、もっと学びたい」
というポジティブな状態が生まれるのです。
目次
1.リーダーシップ研修で必須の心理的テーマ3選
それでは企業研修において数ある心理的な研修内容の中から、役職の違いや社歴を超えて担当の方そして参加者に特に好評だった心理的テーマを3つ、厳選してご紹介します。
1-1.テーマ①核心のテーマ、人の心理を理解する
心理学はオックスフォード大学のマイケル・オズボーン氏が発表した「2030年に必要なスキル」の第2位とも言われ、注目を浴びています。
ではそもそも、なぜリーダーシップ研修に「心理学が必須」なのでしょうか。
それは人の心理(内面)を学ぶことで、自分自身や人の心の動きが分かるようになり、人とのコミュニケーションを有利に進め、人に影響を与えることができるようになるからです。
そして人の心理の中でもとくに重要になってくる核心のテーマがあります。それが「自己重要感」と呼ばれるものです。
自己重要感とは、人は誰もが心の奥底で「人から認められたい」「自分のことを価値のある存在だと思いたい」と願っていることであり、
私たちは「自分を認めてくれる人」を常に求めていて、そのような人を「手放したくない」と思っているのです。
この目に見えない自己重要感を知り、実感し、さらには「相手の自己重要感を満たす方法」まで学ぶことで、
人の自己重要感を満たすことができるようになり、相手にとって手放したくない人になることができるのです。
このように人の心理・内面を知り、アプローチすることで、「この人と一緒の空間にいたい」と思わせることができるようになり、結果として、人に対する影響力が高まります。
研修内では参加者ご自身の実例を使い、人の心のメカニズムを体感して頂き、仕事に活かせる具体的なアクションにまで落とし込んでいきます。
このテーマを学んだご参加者からは
「チームメンバーとの信頼関係を短時間で築けるようになった」
「チームの雰囲気が良くなり、活発に意見が出るようになった」
というお声を頂いています。
1-2.テーマ②相手の立場に立ち、感情を理解する具体的な方法
魅力的なリーダーは想像力を発揮して相手の立場に立ち、その感情を理解することに長けています。
一方、多くの人がコミュニケーションミスを起こす原因は相手の立場に立てていないことと言われます。
ではなぜ、相手の立場に立てないのか。
その理由として、私たちは幼いころから人生のどこかで周りの大人に「相手の立場に立ちなさい」と言われて育ってきていると思いますが、その「具体的なやり方」まで教わっていない人がほとんどだからです。
そして心理学NLPには、まさに相手の立場に立つ具体的なやり方として、「ポジションチェンジ」というエクササイズがあります。
このエクササイズでは、
- 自分の視点で考える場所
- 相手の視点で考える場所
- そして、まったくこの2人と利害関係のない第3者となり、①と②の関係を客観的な視点で考える場所
を決め、それぞれの視点で考えることで1つの視点ではできない、全体性を持った気づきを得ることができるのです。
この方法は、あのマハトマ・ガンジーが行っていた方法と言われており、イギリスの占領下にあったインドを解放に導いたとされています。
このやり方により、相手の置かれた状況をリアルに考え、何を感じているかまでを理解することで、感情に寄り添うことができます。
例えば、
- 「この伝え方で相手に伝わるか。」
- 「話が長すぎるまたは、省略しすぎていないか。」
- 「今の相手はどんな状況か。相手がどのような気持ちで受け取るか。」
- 「自分が言いたいことを言うだけになっていないか。」
などです。
その結果、人間関係を改善することができたり、
相手に対して「どんな言葉をかけたらいいか」や「どのようなアドバイスをしたらいいか」
相手の心に響くものを考えられるようになるのです。
そして、言葉をかけられた相手は「自分のことを分かってくれている」という認められた感覚になります。
このように常に相手の立場に立って考えることで、「この人についていきたい」と感じさせることができるのです。
このやり方を身に着けた受講生からは、
「苦手と感じていたメンバーとの人間関係が良くなった」
「コミュニケーションのズレがなくなり、ミスが減った」
というお声を頂いています。
1-3.テーマ③隠された、相手のモチベーションを上げる言葉を使う
コミュニケーションにおいて大切なことは「伝わること」と言われますが、魅力的なリーダーは伝わることをゴールとしません。
その先の「このチームで結果を出したい」「このリーダーに協力したい」という部下の意欲を引き出すことまでをゴールとし、
ごく自然に「相手の意欲が上がる隠された言葉」を使っています。
心理学NLPには、まさにこの「隠された言葉」を体系化したスキルが複数あり、その中でも特に人気の高い「LABプロファイル」というものをご紹介します。
LABプロファイルのLABは、Language and Behaviorは、の頭文字をとったもので、言葉(Language)と行動(Behavior)の関係性を分析したものです 。
LABプロファイルは、「心を変える言葉の魔術」とも言われていて、14のカテゴリー(12の質問)と36のパターンを使い瞬時に相手のパターンを把握するスキルです。
仕事や日常の場面で、相手のパターンを特定し、相手に伝わる(影響する)言葉を使うことができるようになります。
日常の会話ではもちろんのこと、クライアントとの信頼関係構築や営業、さらには相手のパターンを知る事で適材適所への人員配置が可能となるため、
チームの力を最大限に発揮する事ができるNLP心理学の中でも特に人気のプログラムです。
今回はそんなLABプロファイルのパターンの中から例として
- 「目的志向型」「問題回避型」というパターン
- 「全体型」「詳細型」というパターン
をご紹介します。
①LABプロファイル「目的志向型」「問題回避型」
「目的志向型」の人は、目的や目標にフォーカスするため、「達成する」や「〇〇を、目指そう」と言った言葉でモチベーションが上がり、そのような言葉をよく使います。
「問題回避型」の人は、リスクや問題回避にフォーカスするため、「避ける」や「〇〇に、ならないために」と言った言葉でモチベーションが上がり、そのような言葉をよく使います。
例えば、1年の目標を伝える1on1ミーティングがあったとして、
目的志向型の人には、「昇進するために、この目標を達成しよう」や「チーム全体の目標達成のためにも、会議で思いを話して欲しい」
また、問題回避型の人には、「賞与が下がらないように、目標未達を避けよう」や「チーム全体のミスを防ぐために、問題を感じたら直ぐに教えて欲しい」
と意識して伝えることで、「〇〇さんとの面談はいつもモチベーションが上がる」といった「相手の意欲を上げることが可能」となります。
②LABプロファイル「全体型」「詳細型」
「全体型」と呼ばれる人は、物事の全体像や概要を捉えることを好みます。
「詳細型」と呼ばれる人は、物事の細かい情報を扱うのが得意です。
「全体型」の人が「詳細型」の人の話を聞くと、「あの人の話は細かくて何を言っているか分からない」
という感覚を持ちます。
そして、「詳細型」の人が「全体型」の人の話を聞くと、「あの人は大雑把でいい加減な人」という感覚を持ちます。
そこで、相手のパターンが全体型のであれば、全体像を伝えるように意識します。相手のパターンが詳細型であれば、詳細まで意識して伝えるようにすると効果的です。
このように伝えることで、相手は自分のパターンで話して貰っているので、「〇〇さんの言っていることはスッと耳に入ってくる」と感じます。結果、相手にスムーズに動いて貰うことが可能となります。
以上がLABプロファイルの例でした。
これらを研修内でお伝えし、日常での1対1や1対多のコミュニケーションでどのように活用するかまでをエクササイズを通して体得して頂きます。
研修後のお声として、
「今までなかなか動いてくれなかった部下が、言葉を変えただけすぐに動いてくれるようになった。」
「部下後輩へのアドバイスはもちろん、組織編成・適材適所の人員配置など色んな場面で役に立った。」
といったものを頂いています。
以上3つが、心理的要素を取り入れたテーマ例でした。
過去には、金融業、製造業、医療機関、製薬会社、不動産、システム開発等、様々なところから研修依頼を頂いてきました。
業界は違っても、管理職の方がリーダーシップを発揮する時に必要な人の心理に関する知識は、国が変わったとしても共通しています。
これら3選のテーマを含め、企業様のご依頼に合わせてプログラムを組んでおり、
研修を導入いただいた企業様からは、
「今まで学んだことがないことばかりで良かった」と好評をいただいています。
ご興味をお持ちいただけましたら、下記のリンクからお気軽にお問い合わせください。
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まとめ
リーダーシップ研修の目的は、「人を巻き込む影響力を身に着けること」でした。
そのためには、人や自分自身の内面に対する心理的なアプローチ、心理学の要素を取り入れた研修を行うことが大切であることをご紹介いたしました。
この研修を通して相手の心理を理解し、相手に合わせたアプローチをすることで、「この人についていきたい」と思わせる、「人を強く惹きつけるリーダーシップ」を身に着けることが可能となります。
結果、参加者から「今まで学んだ事のない内容だった」「このような研修だったら来年も参加したい」という感想を得ることができるのです。