NLP・心理学

論理的思考力(ロジカルシンキング)が身につく鍛え方3選

仕事で成果を上げるなら、
必要不可欠な論理的思考力

また、ビジネスに留まらず

勉強やプレゼン、文章作成、交渉、
そしてあらゆるコミュニケーションにおいても
「できる人」が必ず身につけています。

論理的思考力(ロジカルシンキング)とは、
文字通り論理に基づいて思考できる能力のことで、

情報をすばやく整理し、
物事をシンプルに考えられるようになる力のこと。

この記事では、そこからさらに
自分の考えを人へ伝えられるようになる方法
まで解説していきます。

仕事で目に見える成果を出したい方や、
頭の整理をして、伝える力を高めたい方は必見。

他にも、

「もっと理論立てて話してよ」
と言われたことがある方、

「学生時代は勉強できたはずなのに…」
と感じる方、

「感情でなく、理論で動きたい!」
と考えている方も、

この力の習得は、避けて通れません。

AIが驚異的な進化をする現代において、
今まさに、論理的思考力を
鍛えるべきときが来ています。

そもそも論理的思考力とは?という入り口から
実際の鍛え方や活用方法まで、わかりやすく解説します。

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1.論理的思考力(ロジカルシンキング)とは?

そもそも論理的思考力(ロジカルシンキング)とは、前述の通り、論理に基づいた考え方ができる力のことです。

この力が手に入ると、
頭の中をすばやく整理でき、

複雑に見える物事を
シンプルに考えられるようになります。

「つまりは、頭が良いってこと?」と考える人もいるでしょう。

ひとくちに「頭が良い」と言っても、人によって様々な要素があります。

優れた記憶力、計算力、直感力、洞察力などありますが、この論理的思考力も、頭が良い人が持つ要素の1つです。
そして、今挙げた他のすべての能力との、相乗効果を発揮する力でもあります。

なぜなら、論理的思考力を手に入れた人は、他の能力で得た情報を的確に整理して、有効活用できる力を持つからです。

だからこそ、仕事ができる人は、必ず手に入れています。

また、問題が起きてもすぐ切り替えて的確に対処できる人。目標に向けて目を見張るスピードで進んでいける人。
そういった人の多くも持っています。

10年の内には、49%の仕事をAIに取って代わられると言われている現代。
AIの上に立ち、今後の社会で生き抜くためにも論理的思考力は絶対必要な力の1つと言えるでしょう。

それでは、論理的思考力を鍛えると、具体的にどんなことが可能となるのか、次の章で解説します。

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2.鍛えるメリット

論理的思考力を鍛えればできることとして、身近な例では、主に下記の4つのことがあります。

  1. 目標達成力・問題解決力が身につく
  2. コミュニケーションが円滑になる
  3. 説得力が上がる
  4. AIの上に立てる

それぞれについて解説します。

①目標達成力・問題解決力が身につく

なぜ目標達成や問題解決の能力に影響するのでしょう。

目標を達成するにも、問題を解決するにも、どちらとも「現在の状態」と「望ましい状態」との差を適切に捉えることが必要です。

論理的思考は、情報を整理することに長けているため、上手くいかないときには、すぐ「望ましい状態」は何かに立ち返り、現状との差を見つめることができるようになります。

また、意識の向いている方へとエネルギーは流れます。

もし思考が整理できず、混乱した頭で「どうして達成できないんだろう」「どうして解決しないんだろう」とばかり考えていたら、本来なら目標達成や問題解決に注げるはずだったエネルギーを消耗してしまいます。

情報を整理して、シンプルに考えられることは、あなたの目標達成や問題解決を支え、加速させる力となります。

②コミュニケーションが円滑になる

コミュニケーションが上手くいかないときを思い返してみてください。

「この人とは話が噛み合わないんだよな」

「うまく相手に伝えられない」

こうした考えに行き着くことが多いのではないでしょうか。

このミスコミュニケーションは、相手と自分の持っている情報や、お互いの考え方が食い違っているときに起きます。

論理的思考力を使いこなせると、自分と相手の考え方の違いに気づくことができ、不足している情報を補完したり、歪められている情報を正しく捉えたりすることができます。

つまり、すれ違っていることに素早く気づき、軌道修正ができるのです。

そしてさらに磨きをかけると、自分の伝えたい情報を伝えるだけでなく、相手に響かせて望ましい方向へ導くことも可能となります。

③説得力が上がる

理論立てて話せる人と、感覚や感情ばかりで話してしまう人。

どちらの人の方が説得に長けているでしょう。

時折、理屈は無茶苦茶でも、抜きん出たカリスマ性で人を惹きつけてしまう人がいますが、そうした漫画の主人公のような人は、現実で多くは出会えません。

一般的に見ると、個人の感情に任せて話をする人よりも、話の筋道が理路整然としている人の方が、説得力は高い傾向にあります。

もしあなた自身、自分は卓越したカリスマ性を持っていないと感じるのであれば、説得力向上には、論理的思考力が必要です。

また、「なぜか人がついてきてくれる」という人であっても、そのカリスマ性に論理的思考を組み合わせることによって、さらに強力な説得力を身につけることができます。

そして、論理的思考力は、カリスマ性よりも比較的簡単に身につけられるものです。

一握りのカリスマ性に憧れたままで過ごすのか、まずは論理的思考力の習得を目指すのか、成果を上げるための賢い選択は目に見えて明らかでしょう。

④AIの上に立てる

「AIの方が賢いのは当たり前だから、もう人間が賢さを身につける必要はない」なんて言う人は、進化したAIに下克上され、こき使われる日が近いかもしれません。

感情への共感や新分野開拓など、まだAIにもたくさんの課題や苦手分野がありますが、最前線のAIが持つ多くの知的能力は、すでにほとんどの人間より優れています。

現に、AIは苦手とされていた創作活動は、画像や音楽生成を行うAIの台頭により、今や人間の領域だけではなくなりつつあります。

この状況で、なぜ人間に論理的思考力が必要なのか。

みなさんは会社で、自分より高い能力を持つ部下をまとめている人を見たことはないでしょうか。

そうした人たちは必ずカリスマ性を持っていますが、多くの部下を束ねられる人は、優れた論理的思考力も併せ持っており、部下の力を引き出してうまく活用する術を知っています。

AIも同様で、その上に立つには、AIの力を引き出してうまく活用できなければなりません。

しかし、感情の共感力が弱いAIには、あなたが持つカリスマ性は無意味なものです。

ここで必要となるのが、論理的思考力なのです。

さあ、身につけるメリットについては、胃もたれするほど実感していただけたことでしょう。

ここでいよいよ、論理的思考力の本質に迫っていきます。

3.論理的思考力の高い人の脳内

論理的思考力が高い人の特徴として、

「要するに、こういうことだよね」

「具体的に言うと、こういうこと?」

といったように、全体像と詳細など、物事の両面を掴むのが上手いという共通点があります。

これを可能としているのは、一体何なのか。

実は、論理的思考力を持つ人の頭の中は、こんな構造になっています。

この図を注意深く見ていくと、情報が階層ごとに並べられていることに気づくでしょう。

論理的思考力が高い人の脳内では、1つ1つの情報が雑然と放置されてはおらず、情報のサイズによって区別されてきれいに整えられています。

情報のサイズとは、具体的で詳細な情報なのか、逆に抽象的で全体像を表す情報なのか、ということです。
詳細な情報ほどサイズが小さく、全体的な情報ほどサイズが大きい、と捉えます。

図の中で、「りんご」の情報サイズを大きくすると「果物」そして「食べ物」となり、情報サイズを小さくすると「ふじ」や「つがる」となっています。

つまり、情報サイズが大きいほど、ざっくりした抽象度の高い情報となり、逆に小さいほど、具体的に特定できる詳細な情報となっていきます。

この構造は、「アイデアの階層(チャンク)」と呼ばれるものです。

アイデアの階層がきれいに整っていると、対面している問題や目標に対して、必要な情報を素早く出してくることが可能です。

すでに無意識でこの構造を使っていた人は、「なるほど図解するとこうなるのか」とご理解いただけたことと思います。

一方で、初めてこの構造に出会った人は、おそらく今まで頭の中が散らかり放題だったことでしょう。

汚部屋状態の脳内では、必要な情報が一体どこにあるか見つかりづらく、引っ張り出してくるのに時間がかかります。

そうして「あれでもない」「これでもない」と、お目当ての情報へ辿り着くまで頭の中を引っ掻き回し続け、全然答えが見つからずに疲れ切ってしまいます。

それでも大丈夫です。

このアイデアの階層は、日々鍛えていくことで、どんな人の脳でも身につけることができます。

きちんと整理整頓された部屋では、今必要なものがすぐ見つけられるのと同じように、アイデアの階層を習得すれば、これまで複雑だった頭の中を、誰でもシンプルに整えることが可能となります。

それでは、具体的にどのように鍛えていくのか、方法をお伝えしていきます。

4.論理的思考力の鍛え方3選

おすすめの鍛え方3選をご紹介します。

  1. 頭の中を整理する「アイデアの階層」
  2. 事実に基づく情報を引き出す「メタモデル」
  3. 成功者の思考を身につける「ディズニーストラテジー」

①情報整理する「アイデアの階層」

頭の中の整理が必要と感じられる場合は、「アイデアの階層」から習得することをおすすめします。

鍛え方は簡単です。

最初は、パッと目に入ったものの情報サイズを大きくしたり小さくしたりする練習から始めましょう。

例えば、道を歩いていて「自動車」が見えました。
「自動車」の情報サイズを大きくしていくと、「車」そして「乗り物」となります。
情報サイズを小さくしていくと、「軽自動車」だったり「ホンダ」となります。

他にも、「おばあちゃん」が見えました。
情報サイズを大きくしていくと、「女性」「人間」「生き物」となっていきます。
小さくしていくと、「90代のおばあちゃん」「二丁目の坂田さんちのおばあちゃん」となっていきます。

片っ端から情報サイズを変えてみて、アイデアの階層の使い方に慣れてきたら、次は実際に「自分の頭の中にあるもの」を整理整頓していきましょう。

頭の中にあるものの情報サイズは、ある特定の質問によって、簡単に大きくしたり小さくしたりすることができます。

その質問がこちらです。

情報サイズを大きくする
  • 「その目的って?」
  • 「これって何のために?」
  • 「要するにどういうこと?」
情報サイズを小さくする

「具体的には?」

例えば、今仕事で取り組んでいるプロジェクトがあるとします。

「このプロジェクトの目的って?」と考えると、「より既存のお客さまに喜んでいただくため」や「より豊かな社会をつくるため」などと出てきます。

「具体的には?」と考えると、「顧客ニーズを調査して新商品を開発する」から「お買い上げいただく際にアンケートを実施してニーズを把握し、上位3つを満たせる新商品を開発する」などとなります。

こうして情報サイズを大きくしたり小さくしたりしていると、「目的はすぐ言えるけど、具体化が苦手」と感じる方や、逆に「詳細は考えられるのに、そもそもの全体像ってなんだったっけ」と感じる方がいらっしゃいます。

これは、あなたが普段、物事の全体像をよく見ているのか、詳細をよく見ているのかという、あなた自身の考え方の傾向を表しています。

この傾向は、人によって違います。

自分の傾向がわかってきたら、ぜひ「苦手だ」と思う方を重点的に鍛えていきましょう。

この訓練のゴールとしては、全体像と詳細、どちらもスムーズに考えられる力をつけることです。

先にお伝えした通り、アイデアの階層を習得すると、頭の中が整理整頓されます。

そしてさらに、情報サイズの変更が簡単にできるようになってくると、「結局何のためにこれをしたいんだっけ?」「具体的な方法ってなんだろう」と考えていく癖がつきます。

こうすることで、今必要なことをシンプルに考えられるようになります。

②事実に基づく情報を引き出す「メタモデル」

論理的思考ができる人は、事実を客観的に捉え、正確な情報を拾えるという特徴があります。

その逆に、

「あの人の話は、曲がって伝わる」

「聞く相手によって、言っていることが違う」

こうしたことも日常的によく起きることがあります。

この違いはなんでしょうか。

鍵は、脳に備わっている「フィルター」という機能が握っています。

人はなんと毎秒1,100万ビットもの情報を受け取り続けていますが、これを全て脳が処理するとパンクしてしまいます。
そのため、「フィルター」により、その人にとって必要な情報だけに絞られています。

このフィルターの特徴として、情報を削除・歪曲・一般化してしまう、という点があります。

つまり、その人の主観や解釈によって情報が削除され、歪められて、「こういうもの」というふうに一般化されて処理されるのです。

そうすると、事実とは異なる情報が伝えられてしまい、ミスコミュニケーションの原因となります。

論理的思考力の高い人は、客観的に事実を捉えることができるとお伝えしました。

このフィルターを通して削除・歪曲・一般化された情報を、正しい情報に補完できる質問スキルが「メタモデル」です。

こちらのメタモデルに関しては、下記の記事をご参照ください。

 → プロが活用する究極の質問スキル!NLPのメタモデルとは?

③成功者の思考を身につける「ディズニーストラテジー」

アニメーション映画の歴史を作り上げたウォルト・ディズニー氏の名前を知らない人は少ないでしょう。

ウォルト・ディズニー氏は映画やテレビだけでなく、後に世界各地へ拡がるテーマパークを創設するなど、多分野において力を発揮し、偉大な成功を収めています。

現役当時のディズニー氏を知る人は、「彼は社内会議で、毎回まったく違う人のようだった」と話しています。

あるときは夢想家のように、常識で考えるとあり得ない夢のようなアイディアばかりを語る人。

またあるときは現実主義者のように、具体的に何を進めていくのか、プロセスを管理してシステムを作り上げていく人。

またあるときは建設的な批判家のように、リスクや問題を事前に指摘し、回避していく視点を持つ人。

この夢想家、現実主義者、建設的批判家の3つの考えを持って会議に参加していました。

ここに着想を得て作られたスキルがあります。
NLPの「ディズニーストラテジー」です。

達成したい目標や、解決したい問題に対して、夢想家、現実主義者、建設的批判家の3視点から見ていきます。

ポイントは、夢想家の視点で物事を見るときは、徹底して夢想家を演じることです。
他の視点の考え方が混ざってしまうと、結局のところ、あなた自身の考え方の癖が出てしまうだけになります。

3視点すべて徹底的に行い、ご自身で「苦手だ」と感じる視点を重点的に練習しましょう。
今まで持っていなかった視点を鍛えることができます。

それぞれの視点から物事を見ることで、多角的に考えることができ、望ましい状態を達成しやすくなります。

以上、論理的思考力(ロジカルシンキング)のおすすめ鍛え方3選でした。

これら3つはすべて心理学NLPの内容です。

他にも、今回の記事では深く触れなかった「交渉術」や相手との「信頼関係を築く方法」も、NLPの得意とする分野です。

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5.まとめ

論理的思考力(ロジカルシンキング)について解説してきました。

身につける鍵は、

  1. 頭の中を整理する
  2. 事実に基づく情報を引き出す
  3. 成功者の思考を身につける

ということです。

人生のタイミングによって、その時何が一番必要かは異なるものです。

立ち止まって悩んでしまう際は、この記事へ戻ってきて、読み返してみてください。
最初読んだ時には気づかなかった、新たな発見が得られることと思います。

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