ビジネス・仕事

パラダイムシフトとは?時代に適応し人生を生き抜くための大切な考え方を解説

パラダイムシフトとは、簡単にいうと、
それまでの常識が劇的に変化することを指します。

時代の移り変わりが激しい昨今
耳にする機会も増えたのではないでしょうか。

アフターコロナにより、
働き方や人とのつながりが見直されたり、

ロシアのウクライナ侵略により、
戦争は遠い話という概念が塗り替えられたりと、

パラダイムシフトは時代の大きな変化とともに
必ず起こることです。

「意味はあまりよく知らなかった」
という人も多い中で、

この言葉について知ることは
これからの激動の時代を生き抜くために、
とても重要な鍵となります。

この記事では、
パラダイムシフトの意味と5つの具体例に加え、
今後予想されることを3つ厳選してご紹介します。

そして、
時代の変化へ対応していくために必要なこと、

さらに、
自ら時代を牽引していくために重要なことも
併せてお伝えしていきます。

今後の変化に適応し、
生き抜いていく力をつけるために
ぜひ読み進めてみてください。

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1.パラダイムシフトとは?

パラダイムシフト(paradigm shift)とは、それまで当たり前だと考えられてきた認識や思想、価値観が大きく変わることです。

パラダイム(paradigm)とは、本来は科学上の範例を指す言葉で、その時代のものの見方や考え方を支配している枠組み、いわゆる簡単には変えることができない固定概念のことを指します。

例えば、現在では当然の地動説ですが、昔の人々が、地面ではなく空が動いているという天動説を信じていたように、簡単には変えることができないその時代の常識のことです。

今までのパラダイム(範例や規範)が、別のものへシフト(移行)することからパラダイムシフトと言われています。

もともとは、科学史家・科学哲学者トーマス・クーンが「科学革命の構造」という本の中で提唱した概念で、科学についての説明で使われる言葉でした。

最近では、科学の範囲に留まらず、ビジネスや社会においても広く使われるようになっています。

一般的な意味合いとしては、「大きな出来事により、人々の常識や思考の枠組みまで劇的に変化すること」として用いられます。

最近の生活の中での主な例としては、スマートフォンの普及やアフターコロナの影響で、今まで当たり前だと思っていたことが変化したことや、LGBTQ+という言葉の浸透により、これまでのジェンダーの固定概念が見直されていることなどが挙げられます。

さらには、時代の流れで自然に発生するものだけでなく、企業が意図してパラダイムシフトを起こしていく場合もあります。

近年でパラダイムシフトを起こした企業の例としては、Instagram、YouTube、PayPay、UberEATS、Zoom、OpenAI(ChatGPT)などです。

これらの企業は、新しい技術やサービスを普及させることにより、大衆の常識や価値観を大きく変えることに成功しました。

また、時代全体の変化だけでなく、一個人として、考え方や価値観が変わるほどの出来事が起きたとき、こうした個人の中での変化に対しても「パラダイムシフトが起きた」と言うこともあります。

個人で起きるパラダイムシフトの例としては、海外旅行でそれまでの常識が打ち破られたことや、価値観を変えるほどの人や書籍、作品や学びに出会ったことなどです。

他にも、学生から社会人になるとき、一人暮らしを始めるときなど、大きな環境変化があるときは、その人の固定概念や常識へ変容をもたらします。

このように、パラダイムシフトとは総じて、なにか大きな状況変化があったときに「そこで生きる人の固定概念や価値観までガラリと変わること」を意味しています。

さらにイメージしやすくするため、次は、近年起きたパラダイムシフトの具体例について詳しくみていきましょう。

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2.近年起きたパラダイムシフトの具体例5選

2021年より占星術の考え方では、地の時代から風の時代へと移り変わったと言われています。

確かに、この前後で大きな時代の変化を実感している方も多いのではないでしょうか。

この影響か偶然か、近年では、私たちの考え方や常識を変える様々なことが起きています。

特に印象的な具体例5選をご紹介します。

2-1.スマートフォンの普及

スマートフォンの普及で、私たちの生活は大きく変わりました。

これによる価値観や考え方、常識の変化も数しれないですが、特に代表的なパラダイムシフトは、いつどこにいても、リアルタイムで世界中とつながれることが常識となったことです。

スマートフォン普及率の推移として、2010年の保有世帯の割合は9.7%でしたが、2020年には86.8%と約9倍まで上がっています。

さらにコロナ禍において高齢者層の保有割合が上がり、今では、生活もビジネスもスマートフォンを持っていることが前提で成り立っています。

1995年以降のインターネット普及によっても、大きなパラダイムシフトが起きましたが、同様に、スマートフォン普及も私たちの価値観や常識を大きくアップデートすることとなりました。

テレビやラジオが最新情報だったそれまでの時代から、どこにいても、リアルタイムで世界の最新情報にアクセスでき、受信だけでなく、個人が世界へ向けて情報発信もできる時代へと推移しました。

2-2.新型コロナウイルスの流行

新型コロナウイルスの流行は、世界的な時代の変化を引き起こし、新しい生活様式を浸透させることとなりました。

働き方、人とのつながり、時間の使い方など、多くの価値観に影響を与えています。

日本において、新型コロナウイルスの感染拡大は2020年より始まり、2023年に5類へ引き下げられました。

その後の現代は、アフターコロナの時代と呼ばれています。

コロナ禍前までは、毎日会社へ出勤し、直接会って会議や打ち合わせを行うことが一般的だった状況から、今はリモートワークやオンライン会議が一般的となっています。

無駄な移動時間を省き、浮いた時間を別の大切なことへ活用することの方が重要と考える人が増えることとなりました。

また、こうして人と会う機会が減ったことで、本当に大切な人と直接顔を合わせることの価値が、あらためて見直されています。

2-3.サービスの多様化(キャッシュレス決済、レンタル・シェアリングサービスなど)

風の時代の特徴として、有形物から無形物、形のないものに価値を見出す時代だと言われています。

これに則り、企業が意図的にパラダイムシフトを成功させた例が、主に2つあります。

キャッシュレス決済レンタル・シェアリングサービスの普及です。

キャッシュレス決済では、日本で1960年代から導入されたクレジットカードに、2000年代から電子マネーやスマホ決済が加わりました。

さらにスマートフォン普及とコロナ禍の非接触化の影響を受けて、近年では、キャッシュレス決済が現金以上に利用される傾向があります。

レンタル・シェアリングサービスでは、車や洋服のシェアなどが幅広く普及し、最近では、駅やコンビニで充電器や傘を借りられるサービスがよく見られるようになりました。

昔の価値観であった、良い車や良い洋服をどれだけ持っているかに価値を感じていた時代から、「必要なときに必要なものを」という価値観へシフトしてきています。

所有から、共有していく時代とも言われています。

2-4.日本人アスリートの記録樹立

近年、日本人アスリートの活躍によって、今までなら不可能だと思われていた数々のことが現実となりました。

これにより、「日本人は世界に通用しない」という考え方は遠い過去のものとなっています。

野球のプロほど不可能だと信じていた”二刀流”で成功した大谷翔平選手のメジャーリーグでの活躍は、野球ファンのみに留まらず、世界中でパラダイムシフトを引き起こしました。

また、2017年の男子100m走では、桐生祥秀選手が前人未到の9秒台を日本人で初めて叩き出しました。

その後現代まで、4人もの日本人選手が9秒台を記録しています。

そしてサッカー界では、2022年のFIFAワールドカップで、日本代表が世界でも強豪と名高いドイツとスペインに対して勝利を納めました。

三苫薫選手や久保健人選手は、イングランドやスペインと言った、現在世界のトップリーグで活躍しており、日本代表が初めて優勝トロフィーを掲げる日が近づいているのではないかと、多くの人が考えるようになったかもしれません。

こうしたアスリートの活躍によって、日本人の世界進出が身近なものとなっています

これからの時代を担う学生や子どもたちは、日々この活躍を目にすることで、世界での活躍がただの夢物語ではなく現実のものとして捉えることができるようになりました。

そうして、「自分もいつか世界で活躍したい」と目標を高く掲げる人が増えています。

こうしたパラダイムシフトにより、今後ますます若年世代の活躍が期待されます。

2-5.LGBTQ+の浸透

LGBTという言葉の浸透により、性やパートナー、結婚観の見方や考え方が見直されています

これにより、今までの固定概念や枠組みで分類されてきた時代から、個々を認め、尊重する時代へと移り変わってきています。

LGBTとは、セクシュアルマイノリティ(性的少数者)を指す言葉で、最新では「LGBTQ+」と表現されます。

LGBTQ+に関してのパラダイムシフトは、世間一般では徐々に移行しつつありますが、まだまだ政府や常識のアップデートが完了しきっておらず、今なおシフト中の段階と言えるでしょう。

先進国の中でも、日本はジェンダーに対する考え方が遅れていると言われており、日本でのパラダイムシフトには今後さらなる固定概念や価値観の見直しが必要です。

パラダイムシフトが完了すれば、男女という枠組みに押し込められる社会から、一人ひとりの感覚や考え方、価値観を認め、「人と違うこと」を個性として発揮しやすくなる時代が来ることと思います。

以上、近年におけるパラダイムシフトの具体例5選でした。

それでは、今後の時代では、どんなパラダイムシフトが予想されているのでしょう。

これからの変化に適応していくため、今後予想されるパラダイムシフト3選についてみていきましょう。

3.今後予想されるパラダイムシフト3選

時代が大きく変化するとき、必ず私たちの常識は塗り替えられ、パラダイムシフトが起きます。

もし、このシフトに乗り遅れてしまうと、古い考えに固執した頑固な人と思われてしまい、時代の流れについていけなくなってしまうかもしれません。

では今後の日本では、どんなパラダイムシフトが起こるのでしょうか

予想される3つの事柄と、それにより起こるとされるパラダイムシフトをお伝えします。

3-1.AIの台頭

AIの技術発展により、人が機械を使うことが当たり前の時代から、「いかに機械に使われず、コントロールできる人材になるかが重要」という考え方が広まってきました。

AIとは、人工知能のこと。

従来のプログラムのように、人間があらかじめ用意した答えを引き出すのではなく、人間の脳のように、学習・思考し、新たな答えを生み出せることが特徴です。

代表例としては、Siri、Alexa、ChatGPTなどがあり、私たちの生活へも徐々に浸透しつつあります。

近年、技術が飛躍的に進歩している分野ですが、それでもまだ今は発展途上で、今後はさらなる飛躍が予測されています。

それでは、このままAIが進歩すると、何が起きるのでしょう。

私たちの生活へ一番大きく影響することとしては、今まで当たり前だった職業がなくなっていくということです。

例えば、AIの発展でなくなると予想される職業は、電車やタクシーなどの運転士、銀行員、警備員、一般事務員などです。

さらに生成AIの発展により、イラストレーターやライターなど、今まで人にしかできないのが当たり前だった分野へもAIが進出してきています。

オックスフォード大学は、10~20年のうちに、日本の労働人口の約49%が就いている職業がAIに取って代わられる可能性があるという研究結果も出しています。

これはコロナ禍前の予想であり、コロナを経た結果、さらに割合が増えるのではと考える研究者も多くいます。

このように、これまで人間にしかできなかったことが、AIにもできることとなってきており、さらにはAIが人間の能力を追い越すという、シンギュラリティが起きる日も、遥か未来のことではありません。

今は私たちの生活に欠かせないWEB会議システムも、2020年のコロナ前までは、まだまだ発展途上でした。

状況が変わった途端、技術は急速に進歩します。

過去に遡ってみると、コンピューターのなかった時代には、計算手という仕事がありました。

今では電卓でできてしまう計算を、人間が手で行っていたのです。

コンピューターが実用されることにより、この計算手は職を失うこととなりましたが、中にはコンピューター整備士の技術を身に着けることで生き残った人たちもいます。

今後の時代の変化に適応して生き残るためにも、AIの進歩からますます目が離せません。

3-2.大災害の発生

2020年、国土交通省は「30年以内に、マグニチュード8~9クラスの地震が70~80%の確率で発生する」というデータを公表しています。

いわゆる南海トラフ地震の発生です。

さらには、活火山である富士山の噴火は、約30年の周期で起きていたのに対し、現在は300年ほど発生しておらず、いつ噴火してもおかしくない状態と言われています。

地震大国と呼ばれる日本において、こうした大災害の発生は、大きな時代の変化を引き起こすでしょう。

ここで必要となるのは、備えること、減災すること、そして、その後の時代を生き抜いていく力をつけることです。

震災発生後は、今の生活では当たり前となっている、電気やガス、水道が使えなくなります。

また、スマートフォンの普及により、遠く離れた人とのつながりが増えた現代は、過去のご近所付き合いが当たり前だった時代と比べて、近くの人とのつながりはむしろ大きく減少しています。

こうした価値観や考え方、常識が大きくシフトすることが予想されます。

身近な人との関わりや協力関係が見直され、人とのつながりの重要性も高まることとなるでしょう。

また、大災害発生後は、たくさんの人がトラウマを抱えることとなります。

被災したほとんどの人が、1ヶ月以上経過しても眠れない日が続き、ストレスにさいなまれるPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症するケースも予想されます。

現在、日本において、セラピーやカウンセリングを学んでいる方の割合は、決して高いとは言えません。

セラピーやカウンセリングを受けることへのハードルも、一般的には高いと感じる方のほうが多いのではないでしょうか。

精神的なマイナスを解消する適切な方法は、知らない方がほとんどです。

現代人は、昔と比べても心が繊細な人が多いと言われています。

そのような中で、今後予想される大災害を乗り越えていくためには、物質的な備えだけでなく、その後の時代を生き抜くための心理学的アプローチの強化も必要となります。

3-3.日本の格差社会化

「日本は豊かで平等な国」というイメージは、近年、崩れつつあるのかもしれません。

この背景として考えられるのは、少子高齢化が深刻化していることや、近隣諸国での戦争や、国際関係の悪化による円安問題などの要因が挙げられます。

実際に、多くの業界で「物価が上がった影響で、実質賃金は昨年より下がった」ということが起きています。

政府が行う賃上げ政策には、業績の良い企業だけが応えられている状態で、これにより、「日本社会の中での経済格差は今後ますます広がるのではないか」とも予想されています。

今までの、ルール通りに平均でいれば生きてこられた時代が終わり、自分で生き抜く力が必要な時代へとシフトしていきます。

また、AIの台頭でもお伝えした通り、今までの職業がなくなっていく流れもありますので、今後の社会では、個人の目的達成・問題解決能力が必要となってきます。

以上が、今後予想される大きな時代の変化3選です。

こうした大きな変化があると、必ずパラダイムシフトが起きていきます。

今までの価値観や考え方を手放せないでいると、社会で通用しなくなり、時代においていかれる未来が待っています。

それでは、こうした時代の変化やパラダイムシフトへ対応するためには、具体的にどんな能力が必要となるのでしょう。

ここからは、パラダイムシフトに対応するために必要な3つのことについてお伝えします。

4.パラダイムシフトに対応するために必要な3つのこと

時代を生き抜くためには、変化に適応できる能力が必要です。

もし適応できなければ、変化や新しいものを嫌い、今までのやり方にしがみついている時代遅れの人になってしまいます。

場合によっては、その時代に技術はすでにあるものの、考え方やものの見方、価値観の古さから受け入れられず、せっかく改善やバージョンアップができる状態なのに、導入を見送ってしまうことも。

このような状態だと、時代が変わってしまうことに苦痛を感じ、「昔はよかった」とつぶやきながら満たされない思いをすることでしょう。

変化に対応するために重要なのが、固定概念や価値観を、時代の流れに合わせて自在に適応させていくこと

つまり、パラダイムシフトに合わせて自分の考えや物の見方をアップデートしていくことです。

変化への適応力をつけておくと、時代が変わり歳を重ねても、日々を柔軟に生きることができ、自分の人生をコントロールしやすくなります。

すると、人生の選択肢が増え、新しく有効なものを適切に取り入れることができるようになり、自分で自分の満足度を高めることができます。

パラダイムシフトに対応するために必要な3つのことを見ていきましょう。

4-1.柔軟性をつける

どんな時代でも、成果を上げられる人に共通していることの1つが柔軟性です。

変化に合わせて柔軟に対処できる人は、時代や周りの環境が変化しても、適切な選択肢を選んで成果を上げることができます

成功する人は、一発で上手くいっているように見えますが、実際は、成功の数の何十倍、何百倍も様々な選択肢を試してみています。

これは、柔軟性を持っているからこそ成せる技です。

このように成果を出し続ける人は共通して、目標達成するための行動の基本構造を身につけています。

それは、T.O.T.E.モデルと呼ばれるものです。

T.O.T.E.モデルとは、Test(テスト)- Operate(操作)- Test(テスト)- Exit(退出)の頭文字から取られており、現在の状態から、達成したいゴールへ行くために、柔軟な行動を起こすことと、その都度進捗の確認を行うことを繰り返していくことです。

T.O.T.E.モデルに沿って、何度も行動を起こすことで、柔軟な人は成功を納めています。

PDCAサイクルやOODAループなどを聞いたことがある方も多いと思いますが、実はこうしたフレームワークも、基盤にはこのT.O.T.E.モデルの構造があります。

そしてこの構造は、実践心理学とも言われる「心理学NLP」に基づいています。

心理学NLPとは、目標達成力や問題解決力、コミュニケーション能力の向上に役立つ心理学です。

NLPの考え方のなかには、次のような基本的な考え方があります。

「失敗はない。あるのはフィードバックだけ」

成果を出す人は、うまくいかなかったことを達成のためのフィードバックと捉え、T.O.T.E.モデルを回すなかで活用しています。

そして行動を変え、どうだったかの確認を行い、様々な方法を試し続けるサイクルを身に着けています。

4-2.アンテナを張っておく

次にどんな変化が起こるのか、時代の流れや流行を敏感に察知するアンテナを張ることも重要です

大きな変化には大抵の場合、予兆があります。

時代がガラリと変わってから対応し始めると、大変な労力が必要となりますが、変化の予兆にいち早く気づくことで、最小限のエネルギーで対処ができます。

こうした予兆は、アンテナを張っておくことによって、見つけることができるようになります。

そして、上手くアンテナを張る上で欠かせないのが、脳の性質を知ることと、問いの力を活用していくことです。

私たちの脳には、RAS(毛様体賦活系)という「問いを投げかけると、答えが見つかるまで探し続ける自動機能」が備わっています。

脳で検索される情報量は、1秒毎になんとA4用紙30枚分にも上ります。

正確な情報をすばやくキャッチできる人の共通点は、この問いをうまく活用していることです。

「次に必要となることはなんだろう」

「周りではどんな流れがあるんだろう」

また、脳は問いの答えが見つかるまで探し続けるため、もし「どうしてこんなにうまくいかないんだろう」という問いを投げかければ、脳は「うまくいかない理由」ばかり探し続けてしまいます。

今の自分にとって必要な情報を得るためには、望ましい状態へ向かうための問いを投げかけましょう。

こうして必要なアンテナを張っておくことで、時代の変化に適応し、時代の波にうまく乗っていくことができます。

4-3.人の心理を知り、コミュニケーション能力を高める

今後のパラダイムシフトを引き起こす大きな出来事として、3章でAIの台頭と日本の格差社会化が予想されるとお伝えしました。

この2つに対処していくための方法として、今、人の心理を知ることやコミュニケーション能力の必要性が見直されています。

ハーバード・ビジネス・スクールの調査によると、コミュニケーション能力が高い人と低い人とでは、年収に約2倍(1.85倍)の差が出るというデータがあり、ビジネスにも欠かせない能力の1つとして、コミュニケーション能力を上げる企業がほとんどです。※

また、今後AIの活躍が予想される時代において、AIがまだまだ追いつけない分野と言われているのも、このコミュニケーション能力です。

AIに取って代わられない職業の例としても、医師やコンサルタント、カウンセラー、コーチ、保育士、介護士など、人との関わりの多い職種が挙げられています。

さらには、大災害の発生が予想される昨今、心理的なケアを行える人材の需要が大きく高まることも予想されます。

そんな中でも、まだまだ日本ではコミュニケーションや心理学について学んでいる人が少ない状況ですので、今学んでおくことによって、周りとの差別化を図ることができます。

これからの時代に適応し、生き抜いていくために注目が高まるスキルの1つです。

心理学NLPでは、人の心理やコミュニケーション能力の向上について、理論と実践を通して学ぶことができます。

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以上3つが、パラダイムシフトに対応していくために必要なことでした。

そして、パラダイムシフトは、意図的に起こしていくことも可能です。

企業として、新しい時代の流れをつくっていくこともありますし、一個人として、自分の人生を劇的に変えていくこともできます。

次の章では、パラダイムシフトを自ら起こすために必要なことについてみていきます。

5.パラダイムシフトを自ら起こすために重要なこと

時代の流れに適応するだけでなく、自らが流れをつくっていくことも可能です。

冒頭でも触れた通り、パラダイムシフトは企業が意図的に起こすこともありますし、一個人の中で起こすこともできます。

企業で起こす場合には、時代の変化にいち早く気づき、これから起こる時代の波に合わせてうねりを大きくすることで、時代を牽引するほどの存在になることができます。

そうするともちろん、大きな利益を上げることができ、時代の変化の中でも勝ち続けることができます。

また、一個人の中でパラダイムシフトを起こすことも重要です。

身近な例では、「今まで健康に気を使っていなかったけど、病気になって健康を意識するようになった」というのも、個人の中で起きたパラダイムシフトの1つです。

この場合、対処が上手い人は、病気になる前に予兆に気づき、「がむしゃらにやることも大事だけど、今のうちから体調管理できる力をつけておこう」と考え方や価値観を変えることで、早くから行動を起こします。

このように、人生を自分の望むものにしていく人は、時代や環境の変化に適応しながら、自分が目指すゴールを達成するために、古くなった考えや価値観を手放してどんどんアップデートしていきます。

もし時代や周りの環境が変化しても、古い考えに固執していては、その人の頭の中ではパラダイムシフトは起きていないことになります。

自分の人生を自分でコントロールするためにも、パラダイムシフトを意図して起こすことが重要です。

では、パラダイムシフトを意図的に起こすにはどのようにすればいいのでしょうか。

答えは、その人にとっての常識や固定概念を変えること、つまり「思い込みを変える」ことにあります。

人は、生きていくうちにたくさんの思い込みを持ちます。

例えば、「自分は運が良い方だ」と思うこともですし、「私は肝心なところで上手くいかない」と思うことも、その人の思い込みの1つです。

こうした思い込みは、その人にとっての真実になっており、人生そのものを大きく左右します

この思い込みの根っことなる部分は、幼少期に形成されます。

もし子供の頃、親からの愛情を十分に受けられなかったり、トラウマとなるような経験をしたりすると、「自分は愛されない」「人生はうまくいかない」といった強い思い込みを持つようになります。

そして、その後の人生でも、周りからの愛を感じられなかったり、うまくいかない経験を重ねてしまったりする要因になります。

もっと小さなところで言うと、今は忘れてしまっているような失敗や経験でも、ずっと人生に影響し続けている場合もあります。

こうした思い込みの成り立ちや、変え方については、心理学NLPで詳しく学ぶことができます

これらを学ぶことで、長年その人の足止めとなっていた思い込みを外し、自在にコントロールしていける能力を身につけられるようになります。

また、個々が持つ思い込みが浸透することで、その時代のパラダイム(範例・固定概念)が作られるため、この性質を知っておくことは、企業やチームのトップにとっても重要なことです。

トップが、率先して自分の頭の中でパラダイムシフトを起こしていくことで、時代の波をつくることもできます。

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6.まとめ

ここまでお伝えした通り、現在私たちは激動の時代の中にいます。

今までの考え方や常識が通用しなくなってくる日が、身近に迫っているかもしれません。

いつの時代にも重要なのは、成果を生み出せる目標達成力と、マイナスを改善していく問題解決力です。

時代の波に飲み込まれてしまうのか、それとも上手く乗りこなしていくのか。

どちらの道を行くのかは、ここからの考え方と行動にかかっています

パラダイムシフトについて学んでいただいたこの瞬間にも、時代は変化していきます。

激動の時代を生き抜くために、変化に気づき、対処できる力をつけていきましょう。

もし立ち止まってしまったときは、またこの記事を読み返してみてください。

そのとき必要なヒントに気づいていただけることと思います。

参照元

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