就職し、社内でも活躍を続け十数年…部下に囲まれながら仕事をこなす毎日。
チームをまとめる立場となる機会が増え、責任感が増すだけでなく、上司や部下とコミュニケーションをとる機会もぐんと多くなってきますよね。
そんな「上司・部下とのコミュニケーション」では様々な課題が出てきます。
例えば、
- 上司からの風当たりが強い
- 部下が協力的ではない/言うことを聞いてもらえない
- 両者の板挟みになっている
などなど…
しかし、そんな課題をクリアし、
- 上司や部下と良好な仕事関係を築ける!
- 相手の反応を好意的で、協力的な状態に変える!
- 迅速かつ、円滑なコミュニケーションがとれる!
というようなコミュニケーション方法があるんです。
それが「自己重要感を満たす」というコミュニケーション方法です。
今回は、良好な人間関係を築き、他者に影響を与える「自己重要感」について解説します!
目次
1.自己重要感を満たすことで部下と良好な関係を築けるようになった人が多数!
他者に影響を与えられる存在になるためには、まず相手の「自己重要感」を高めることが重要です。
また、「相手の自己重要感を満たせれば、良好な関係を築ける」ということにもなります。
実際に心理学NLPの講座を受けて自己重要感を満たすことで、仕事とプライベートが充実した方の事例をご紹介します。
37歳・男性・経営者(受講時)
「相手を褒めると良い」って言われたら当たり前なんですが、実は多くの方がきちんとできてないんですよね。
できてないために、ちょっとしたことで周囲の方をイライラさせたり…
でも講座を受けて、自己重要感を高めることの大事さと具体的な方法を学んだことで、仕事上のやり取りが円滑になったし、プライベートでも家族が幸せになって喜んでくれてました。
さらによかったのが、営業活動にも好影響を及ぼしてくれたことです。
雰囲気がよくなったことで、社内のメンバーも自分自身も営業の受注率が上がり、コロナ禍でも会社として過去最高の売上を叩き出すことができました。
結果、自分自身もより幸せな毎日が送れています。
34歳・女性・大手外資系金融機関 営業職
「相手の自己重要感を満たす」「相手が大事にしているもの(価値基準)を自分も大事にする」というスタンスを大事にしています。
私の場合、金融商品の営業ですので、家族とか、お金とか、将来の夢とか、「お客さまが何を大切にしているか」っていう話をするんです。
そして「お客さまの自己重要感を満たす要素はなんだろう」って考えるんです。お仕事を頑張っている方だったら、まずそこを認めて、「素晴らしいですね」っていうふうに尊重する。
そこで初めて、ラポールを築くことができて、「あっ、この人にだったら話してもいいかな」「そうそう、そうなんだよ」って、お客さまに思っていただけるんです。
こうしてコミュニケーションを深めていくので、営業にとって、ものすごい価値がある内容です。
2.「自己重要感」とは?
では、自己重要感は、どのようなものなのかをご紹介していきます。
「自己重要感」とは心理学の用語で、
- 人は自分自身のことを価値のある存在だと思っていたい
- 他人からも自分のことを価値のある存在だと認めてもらいたい
という強い心理欲求です。
ほとんどの人が自己重要感を満たしたいと望みながらも、実は満たされることは多くないのが現状です。
2-1.他者の「自己重要感」を満たすことで良好な関係に
自己重要感は、他者から存在価値を認められることでも満たされます。
「人間のあらゆる行動は、2つの動機から発している。
その2つとは、性の衝動と、偉くなって認められたいという願望である」
ー ジグムント・フロイト
「人間の持つ感情のうちで最も強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである」
ー ウィリアム・ジェームス
心理学者たちもこのように述べていることから、相手の自己重要感を満たすことは、コミュニケーションにおけるキーポイントとなることがうかがえます。
もしあなたが誰かの自己重要感を満たすコミュニケーションをとれた場合、相手はあなたに対して信頼を寄せ、好意的・協力的な態度を示すようになることでしょう。
それを繰り返していくことで、あなたは相手にとって必要な存在になり、深い信頼を築いたり、相手に対する影響力を高めることができます。
2-2.今すぐに取り組める!相手の自己重要感を満たす方法
他者の自己重要感は、日常生活の会話に少し気を遣うだけでも満たすことができます。
中でも特に直接的で効果的なのが、5種類の「言葉の投げかけ」です。
- 褒める・称賛する
- 感謝する
- 認める
- ねぎらう
- 励ます
さらに、言葉がけをする上でのポイントは以下の2点です。
- 本当に思ったことを言葉にすること
- 誠実に伝えること
お世辞は、本当はそう思っていないことが必ず相手に伝わります。
そして、冗談のようにほのめかすと逆効果になる可能性があります。
本当に思ったことを誠実に伝えることで、相手の自己重要感を満たすことができます。
相手を褒めたり、本心を伝えるということは少し勇気がいりますが、
どんな小さなことに対しても、自己重要感を満たせるような言葉を積極的に投げかけていくことが効果的なのです。
2-3.自分の自己重要感を満たすことも大切
相手だけでなく、自分の自己重要感を満たすことは、コミュニケーションにおける大前提といっても過言ではありません。
自分の自己重要感が低いままだと、以下の理由からコミュニケーションが上手くいかないケースがでてきます。
- 自信のないコミュニケーションをとる
- 本音ではなく、うわべだけの会話をする
- 自分を大きく見せようとする
- 下手に出る
- 攻撃的、否定的になる
自分に自信がないまま、うわべだけのコミュニケーションをとることで、
相手からの信頼を得にくくなってしまいます。
自身の自己重要感を満たすことによって、コミュニケーションのひとつひとつに説得力を持たすことができるのです。
2-4.自分の自己重要感を満たす方法
「自分は価値のある存在」
というように自分の価値を認めることが、自身の自己重要感を高めることにつながります。
そのために効果的な方法がこちらです。
- 自分に対して5種類の「言葉の投げかけ」を行う(2-2でご紹介)
- 他者からの褒め言葉を受け入れる(謙遜や否定をせずに受け入れる)
- 達成グセをつける(小さな達成を積み重ねる)
- 自己重要感を下げているネガティブな要素を取り除く
- 自己重要感が高い人の立ち振舞を真似する など
すべてを一気に実践することは難しいかもしれませんが、
どれか1つでも取り組んでみることで、自身の自己重要感をぐっと満たすことができます。
3.効果的なコミュニケーションスキルをもっと身につけたい!
相手の「自己重要感を高める」ことはコミュニケーションの基本。そしてコミュニケーション能力を高めたいなら、「自己重要感」以外にも効果的なコミュニケーションスキルは数多く存在します。
それらを身に付けるには、「NLP」を学ぶことがおすすめです。
なぜならNLPはNeuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略称で、別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる、最新の心理学。
人の心を掴み、動かす「言葉の使い方」や「関わり方」を研究し、誰もが効果的なコミュニケーションをとれるように体系化したものです。
その後も進化し、人生で最高の結果を出すために最適化すべき「5つの分野」について学べるようになりました。
- 他者とのコミュニケーション
- 自分とのコミュニケーション
- 心理的なマイナス面の解消(トラウマやコンプレックスなどを含む)
- セルフイメージ/目標達成能力の向上
- 健康の維持・促進(応用編で学ぶ内容です)
以上のことからNLPは、コミュニケーション能力を高めたい方をはじめ、ビジネスで結果を出したい経営者やマネージャーにも学ばれている心理学なんです。
4.NLPはまずは体験講座から受けられる!
現在NLP-JAPANラーニング・センターで行われているNLPプラクティショナー認定コースでは、今回ご紹介した「自己重要感」以外にも、ビジネスやプライベートでも役立つコミュニケーションのテクニックを学ぶことができます!
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現在は会場での受講とオンライン受講を選べますので、遠方の方でも参加しやすくなっています。会場は人数を限定して満席の回もあるので、気になる方はお早めに!