コミュニケーション

話し方の上手な人には共通点がある!3つの重要ポイントと改善方法

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皆さん、アナウンサーが1分間にどれくらいの文字を発しているか、ご存知でしょうか?

プロのアナウンサーは、視聴者に言葉を伝えることが仕事です。
いろんな相手(視聴者)に最も伝わりやすく話をする、その道の達人と言えるでしょう。
そのためプロの話し手達は、緻密な計算のもとに、様々な基準やルールを多数設けているのです。

冒頭で尋ねた『アナウンサーは、1分間に何文字くらい発しているのか?』
その答えは、【1分間に300文字】です。

プロが実践しているように、“相手に伝わる話し方”にはポイントがあります。
そして、そのポイントをいくつか押さえるだけで、相手に伝わる度合いが劇的に変わります。

ほんのちょっとの違いで、あなたの話し方は劇的に改善され、仕事やプライベート、ひいては人生に良い効果をもたらすでしょう。

ここでは、話し方のポイントをご紹介します。
そして、話し方をすぐに上達させるための実践法を、より効果的にするために裏付けとなる、実践心理学NLPの視点を交えながら解説していきます。

では早速、今日から話し方の達人への道を歩んでいきましょう。

(皆さん、ちなみに冒頭からまでが約300文字です。ぜひ1分間に300文字を一度実践してみてください。「あれ?」という感覚になると思います。)

【出典・参照元】
【NHK式+心理学】 一分で一生の信頼を勝ち取る法―NHK式7つのルール
矢野香(著), 出版社:ダイヤモンド社

1.話し方のポイントは【内容・態度・声】

NHKで17年間キャスターをされた、矢野香さんは著書で以下のように述べています。

その人の話し方が軽いか、重いかを決める要素は三つあります。
それが、「話す内容」「話す態度」「話す声」です。

【出典・参照元】
その話し方では軽すぎます! 矢野香(著), 出版社:すばる舎; 四六版

様々な書籍に、上記の3つのポイントが、話し方を決める要素と記されています。

内容・態度・声の3つのポイントによって、良いとか悪いとか、軽いとか重いとか、明るいとか暗いとか、他者によって判断されています。

どうせ話すなら、相手に良い印象を持ってもらいたいですよね。
そして、【良い印象】かどうかは、最終的に相手が決めます。
また話す場所、相手によって、【良い】の定義が違うことでしょう。

職場であれば、理論的で謙虚で明るいというように、内容・態度・声すべてのポイントが求められます。

プライベートの気を許した相手なら、明るいだけでも良い場合もあるでしょう。または、言葉が丁寧なら良いとか、良い声だから他はなんでも許せるとか、理論的なところが好きとか、いろんな意見があって、全く状況は異なると思います。

このように、話し方のポイントは、内容・態度・声であり、そこには、受け取る相手が居ることがわかりました。

では、どういう内容・態度・声だと、どういう印象になるのでしょうか?2章以降で、詳しく見ていきましょう。

2.話し方の「下手な人」と「上手な人」の特徴

話し方の3つのポイント、内容・態度・声について、下手な人と上手な人では、話し方の特徴に、どういった違いがあるのでしょうか?

大きくはこの表のような違いがあります。

話し方の下手な人 話し方の上手な人
内容 内容がわかりづらい 内容がわかりやすい
態度 自分中心の態度や表情で話す 相手や状況に合わせた態度・表情で話す
聞き取りづらい声で話す 聞き取りやすい声で話す

では、それぞれどういった要因があるのかを見ていきましょう。

2-1.【内容】

内容がわかりづらい 内容がわかりやすい

(1)主語がない

・【誰が】が省略されている

・登場人物が不明瞭でイメージできない

(1)主語がある

・【誰が●●した】というのが明白

・ストーリーをイメージできる

(2)語尾まで話さない

・ゴニョゴニョ終わらす

・話の結果がどうなったかわからない

(2)語尾まではっきり話す

・誰が【どうなった】まで明白

・話の結末がわかる

(3)一文が長い

・話の切れ目がないので、理解し
づらい

・何がどうなったか不明瞭になる

(3)一文が完結

・話が適度に切られ、理解しやすい

・何がどうなったか明白

(4)時間軸がない

・自分が話したい順番で話してしまう

・時間軸が前後して、理解しづらい

(4)時間軸がある

・成り立ちや、出来事の順番に話す

・時間の流れと、話の流れが一致している

(5)議題・結論を先に示さない

・議題や結論を言わずに、話し始める

・何の話かわからず、理解が遅れる

(5)議題・結論を先に示す

・議題や結論を言ってから、話し始める

・何の話かわかっているので、理解が早い

(6)例えや事例がない

・具体的なイメージが持てない

・自分事として捉えられない

(6)例えや事例がある

・自分に置き換えて、イメージが膨らむ

・自分事として捉えられる

(7)『あ、』『え~』等無駄な言葉

・『あ、はい』『あ、そうです』は聞きづらい

・『え~』は聞き手の注意力を削ぐ

(7)話し始めがすっきり

・返事は『はい』『そうです』で聞きやすい

・『え~』がない方が、相手は聞きやすい

(8)数字・事実がない

・具体例がないと、真実味が薄れる

・みんながわかりやすいと言っている

(8)数字・事実がある

・具体例があると、真実味が増す

・アンケートの結果、30名中80%の、24名がわかりやすいと評価した

2-2.【態度】

自分中心の態度(表情)で話す 相手や状況に合わせた態度(表情)で話す

(1)相手を見ない

・一方的に話し、相手の理解を確認しない

・聞き手が置いてけぼりになる

(1)相手を観察する

・相手の理解を確認して、話を進める

・共通理解の元、話が進む

(2)内容と合わない表情か無表情

・自分の世界に入り表情が変わらない

・内容が伝わりにくくなる

(2)内容に合わせた表情

・笑顔と厳しい表情を使い分ける

・内容がより伝わりやすくなる

(3)無駄なジェスチャー

・意味なく動くことの効果は期待できない

・動きに気が散ってしまい、理解が遅れる

(3)内容に合ったジェスチャー

・意図的なジェスチャーは効果を上げる

・動きと内容の合わせ技で、理解が進む

(4)落ち着きがない

・自分が話すことで精一杯な結果

・自分への評価を気にし過ぎている状態

(4)落ち着いている

・相手に伝わることに軸をおいている結果

・相手がどう思うか、配慮できる状態

(5)横柄・乱暴な言葉使い

・上から目線だと、横柄に受け止められる

・雑な言葉は、乱暴な態度として映る

(5)謙虚・丁寧な言葉使い

・控えめ、慎み深い態度は受け入れやすい

・丁寧な言葉は、敬う気持ちが伝わる

(6)何が何でも取り繕おうとする

・弱みを見せまいと、知ったかぶりをする

・否定を恐れ過ぎて、話を誇張する

(6)無理に取り繕おうとしない

・わからないことを、わからないと言える

・否定を前向きに受け止め、等身大でいる

(7)姿勢が悪い

・猫背は自信がなく映る

・腕組みなどは威圧的に映る

(7)姿勢が良い

・相手に心地よく聞いてもらえる配慮

・堂々と話すと、安心感を与える

(8)常に否定的

・自分だけの視点で、相手に否定的に話す

・否定的な態度だと相手は受け入れ難い

(8)常に肯定的

・聞き手に考慮し、相手に肯定的に話す

・肯定的な態度だと相手は受け入れやすい

2-3.【声】

聞き取りづらい声で話す 聞き取りやすい声で話す

(1)音量が大き過ぎるか小さ過ぎる

・うるさいか、そもそも聞こえない

・大事なことが伝わらない

(1)ちょうどよい音量

・相手の聞き取りやすい音量に調整

・要点が伝わる

(2)音程が高過ぎるか低すぎる

・甲高いと騒音に近いためやかましい

・低すぎると、一語一語が聞き取りづらい

(2)ちょうどよい音程

・不快な音域を避け聞きやすい音程に調整

・一語一語が聞き取りやすい

(3)滑舌が悪い

・言葉が正しく伝わらない可能性がある

・相手に誤解を生む

(3)滑舌が良い

・言葉が正しく伝わる

・相手に誤解を生まずに済む

(4)呼吸が浅い

・聞き手も息が詰まる

・緊張が伝わる、不安を与える

(4)呼吸が深い

・聞き手は安心して聞ける

・落ち着きや、安定感を与える

(5)間がない

・情報過多になって相手の理解が遅れる

・軽薄に映る

(5)間がある

・聞きながら、理解しやすくなる

・重厚感を感じさせる

(6)声がくぐもっている

・かすれ声、だみ声は内容が聞きづらい

・聞き取るために、聞き手の努力が必要

(6)声が澄んでいる

・よどみがないので、聞き取りやすい

・聞き取ることへのストレスがない

(7)早口

・早すぎは聞き取りづらく、理解されない

・相手が聞き漏らす可能性が高い

(7)ちょうどよいテンポ

・一音一音が、はっきり発音されている

・相手が聞き取りやすいテンポを選ぶ

(8)単調

・ずっと同じ調子だと眠気を誘う

・重要なポイントが伝わらない

(8)抑揚がある

・相手の注意を惹きつける

・どこが重要ポイントかが伝わる

このように、話し方の「下手な人」と「上手な人」には、いくつかの特徴があることがわかりました。

さて、「話し方がうまくなりたい」、「話し方で損したくない」、「もっと良い印象を持ってもらいたい」などと思う時、そこには必ず相手・他者がいますね。

自分さえ『うまく話せたわーーー!!!』と思えば良いわけではありませんね。

そのため、あなたが話し方を変えることは、相手とのコミュニケーションに変化を起こすことに繋がります。

好印象を与える話し方ができた、そして相手から良い反応が得られた。双方向のやり取りができた、それこそが本当に上手な話し方ができた結果でしょう。

コミュニケーションについて詳しくはこちら!

3.良い印象を与える話し方の実践

話し方が、下手と言われてしまう人の特徴と、上手と言われている人の特徴がわかりました。
2章で紹介した内容・態度・声のそれぞれの要素を、さらに落とし込むための方法について触れていきます。

3-1.【内容】をわかりやすく話すためのコツ

話し方が上手な人は、内容がわかりやすいということがわかりました。
そこで、その要因となる実践のコツを3つ提案します。

(1)先に全体的な情報を、後で詳細な属性情報を話す

わかりやすく話すためには、聞き手に合わせることが重要です。

そして、人がどのように情報を処理するのか、どのような解像度の情報を必要としているかは、人によって違いがあります。

それを大きく分けると、詳細型と全体型にわけられます。

パターン 特徴
{よく使う言葉}
詳細型 詳細と一連の流れが必要。全体像を見ることが苦手な場合がある。
{厳密に、正確に、具体的に、多くの詳細情報を順番に}
全体型 全体像、概要が必要。短時間であれば、詳細な情報を扱うこともできる。
{全体的に、本質的に、大切なのは、一般的に言って、概念}

職場における調査によると、全体型のパターンを持つ方が半数以上いると言われています。また特徴として、詳細情報を好む人々のほうが、次の話を待つことができます。

全体像を話した後に、詳細情報を話すことは、待つのが得意ではない全体型の人々を退屈させず、なおかつ、伝えたいことをわかりやすく伝えることに繋がります。

これは、「LABプロファイル®」という、言葉から人の思考や行動の特徴を分析した、言葉で人の心を動かすスキルの一つです。

「LABプロファイル®」のLAB は、Language and Behavior の頭文字をとったものです。言葉(Language)と行動(Behavior)の関係性を分析し、相手を理解し、相手に伝わる言葉を選べるようになるスキルです。

(2)相手の視覚(V)、聴覚(A)、身体感覚(K)を考慮して話す

わかりやすく話すためには、聞き手に合わせることが重要です。そして、人は五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)を使って、情報を得ています。

心理学NLPでは五感を、視覚(V)、聴覚(A)、身体感覚(K)に区分して、VAKモデルと呼んでいます。これらの仕組みがある上に、VAKのどれが優位かは人によって違います。
そのため、聞き手のVAKに合わせて話すことが、わかりやすさにつながるのです。

しかしながら、相手がVAKどれを優位にしているのかは、すぐに分からなかったり、相手が多ければ、全部に配慮する必要が出てきます。

そこで、図や絵を使いつつ(V)、聞き取りやすくはっきり話し(A)、相手が臨場感を持って体験をイメージできるよう話すと(K)、VAK全てにアプローチでき、わかりやすく話すことができるようになります。

VAKについて詳しくは、以下をご覧ください!

(3)比喩、例え話、体験談、昔話を使って話す

【どれほど自分が嬉しかったかを話したい】

こんなにお祝いしてもらえるなんて、ぜんぜん思ってなかったから…

まるで授業参観で自分の親が1番に来てくれたときとか、ずっと雨だったのに遠足の朝に晴れたときのような、

子どもの頃に感じた、ワクワクする嬉しい、あったかい気持ちになったよ!
ほんとうに、ありがとう。

【思いっきり褒めたい】

ウエディングドレス姿、本当にきれい。
この美しさを!全世界に伝えたいくらいだよ!!!でっかい声でね!

【深刻さを伝えたい】

もう深い穴の中に落ちて、上ろうとしたらズルズルと壁が崩れて来ちゃって、全然上れないくらい困っているんです。

ハシゴを降ろしてくれる人がいるわけでもないし。
もう駄目だな…って。

【哀しさを伝えたい】

まるで…
犬がいない犬小屋のような、
鳥が逃げた鳥かごのような、
花が枯れた植木鉢のような、
実りの秋を飛ばして冬が来てしまったような…

なんとも哀しい気持ちなんです。

【時間厳守を伝えたい】

私の失敗談なんですが、
定時の朝の時間ではなくて、お昼休憩の時間に水質チェックを行ったんです。

そうしたら、水温が上がっているので、いつもと違う結果が出てしまいました。結果、さらに詳しいチェックが必要になってしまって、マネージャーまで呼んで、大騒ぎでした。

これは、時間厳守で防げるような些細な問題でしたので、必ず時間を守ってチェックを行いましょう。

【地道にコツコツ努力することを伝えたい】

童話:三匹のこぶた

【頭をつかうこと、協力することのパワーを伝えたい】

童話:ブレーメンの音楽隊

わかりやすく話すためには、聞き手が積極的に受け取れるよう、表現に工夫をすることが重要です。
そして、その方法が比喩、例え話、体験談、昔話を使って話すことです。

比喩、例え話、自分の体験事例、昔話などを話すことは、自分が話しの中で本当に伝えたいことを、多角的に伝えたり、インパクトを大きくするのに役立ちます。

この方法は心理学NLPで、メタファーという言葉で説明されます。
メタファーには、単純な比喩表現や、権威ある人の言葉の引用、万人がストーリーを思い出せる物語を利用するなど、多様な方法があります。

こういった工夫をすることで、わかりやすく話せるようになっていきます。

メタファーについて詳しくは、以下をご覧ください!

3-2.相手や状況に合わせた【態度(表情)】で話す方法

話し方が上手な人は、相手に合わせて態度や表情を変えていることがわかりました。
そこで、その要因の中の一つ観察を元に、相手に合わせていくことを提案します。

  • 相手はどんな受け止め方をしているのか?
  • 伝えたいことは伝わっているのか?
  • 自分が願うような印象を届けられているのか?

ここでは、相手の言葉以外のサインから心理状態を読み取り、より深いコミュニケーションに繋げるためのスキル【キャリブレーション】をご紹介します。

キャリブレーションは、目盛りや合わせる(調整)、といった意味ですが、心理学NLPでは【観察】という意味で使われています。

キャリブレーション(非言語的変化・兆候)の主な指標

姿勢・動きの変化 顔の動き、手足の動き、手指の動き、足の向き、動きの停止、身体の使い方など
表情の変化 皮膚の色(血色)、シワ、目の動き、眉の動き、鼻の穴の動き、口元の動き、全体的なこわばり、まばたきなど
呼吸の変化 浅い、深い、一時的な停止、鼻から吸う、口から吸う、胸の呼吸、腹の呼吸など
声のテンポ・間の変化 速い、遅い、間があく、間か無いなど
声のトーンの変化 低く深い、上ずる、高くかすれる、急な激しい変化など

【出典・参照元】
伝わる力 橋谷能理子著 出版社:プレジデント社
はじめてのNLP超入門 芝健太著 出版社:成美堂出版

上記表にあるような変化を、日頃から観察していると、以下のように観察から相手の状態を推測できるようになってきます。

Aさん:

嬉しい 血色が良くなって、ウンウンとよく頷く
納得がいかない ちょっとだけ頷きながら、口元に力が入ってこわばっている

Bさん:

良い話 目をうるませて、口角があがっている
耳が痛い話 鼻の穴がピクピク動くが、姿勢は崩れない

Cさん:

納得した 深く頷いて、鼻から大きな呼吸をする
納得していない 腕を組んで、動かないでこちらを見ている

Dさん:

真剣 ほとんど動かない。じっとどこか一点を見ている
上の空 軽く頷きながら、上の方ばかり見ている

Eさん:

喜んでいる つま先で床を時々叩きながら、視線がよく動く
受け入れがたい つま先が内向きで、視線も下ばかり見ている

Fさん:

楽しい 手を叩いたり、大きなジェスチャーをする
返答に困る 鼻を触ったり、手指をくねくね動かしている

こういったキャリブレーションによる結果を得ながら話すことで、上手な話し方をしている人たちの特徴である、『相手や状況に合わせた態度・表情で話す』を実現できます。

『あ、いま相手はあまり興味がなさそうだ、退屈している』とわかったら、その話を引っ張るのではなく、相手に合わせて態度を改めていきます。『この話は、すごく嬉しそうだな』とわかったら、自分も嬉しそうな表情で話を膨らめることで、相手の嬉しそうな状態をさらに引き出すことができます。

このように、キャリブレーション結果の利用が『相手や状況に合わせた態度・表情で話す』に役立ちます。

キャリブレーションだけでなく、人生全般に役立つ心理学NLPについて、詳しくはこちら

3-3.聞き取りやすい【声】で話すトレーニング

話し方が上手な人は、聞き取りやすい声で話していることがわかりました。
そこで、その要因となる【声】の基本的な3つのトレーニングを提案します。

(1)発声のトレーニング

自然に、楽に声を出したいと言う場合は、喉をリラックスさせるトレーニングがオススメです。

喉頭(こうとう)をリラックスさせることは、楽に発声することに有効です。

喉頭がリラックスできていれば、十分に息を吐くことができますが、喉頭が緊張していると、十分に息を吐くことができません。これが、喉に力が入って、自然に発生できない状態です。

そこで、喉頭がリラックスした状態で、発声する練習をします。

①あくび・ため息法 あくびをした後に、ため息をつくような感じでゆったり声を出します。
②ストローを用いた方法 タピオカ用など太めのストローを使います。
ストローを口にくわえると、喉の奥が少し広がります。
息を少し出してみると、ストローがある場合とない場合の違いが感じられます。

こうやって、①か②の方法で、力が抜けた状態を体験しながら、楽に発声できるように練習します。

【出典・参照元】
声と話し方のトレーニング 村上由美(著), 出版社:平凡社

(2)発音のトレーニング

日本語の特性として、口をしっかり開けなくても発音できてしまいます。
そこを、意識的にしっかり口を開けて話すことで、声が若々しくクリアになり、表情も生き生きとして見えます。

  • 母音の「あいうえお」の口をしっかり開ける

たった5音である母音の口の開き方(頬の筋肉の動き)を大きくするだけで、聞き取りやすく、印象の良い発音に繋がります。

【出典・参照元】
ビジネスは話し方が9割 野村絵理奈(著), 出版社:ポプラ社

(3)滑舌のトレーニング

下記練習は、人間が音を出す身体の構造と、音別の使う部位の違いを考慮されています。内容がシンプルで覚えやすい上に、効果が出るので、継続しやすいでしょう。

  • 『ルルル』という巻き舌
  • 『レロレロレロ』という舌の出し入れ
  • 『パラ、ピリ、プル、ペレ、ポロ』と言う
  • 『マラ、ミリ、ムル、メレ、モロ』と言う

【出典・参照元】
その話し方では軽すぎます! 矢野香(著), 出版社:すばる舎; 四六版

このような舌の筋トレによって、滑舌がよくなり、聞き取りやすい声で話せるようになっていきます。

さて、声のトレーニングは、練習あるのみです。
イメージトレーニングも意味がありますが、実際に出る声を、聞きやすく調整していくには実践です。

もしも、現在の自分の声がよくわからないな…という場合は、無料のアプリもたくさんあるので携帯電話で録音するなどして、自分の声を知るところから始めましょう。

そして、練習前と練習後を録音しておくと、改善できたのか、さらなる課題は何かがわかります。そうやって、聞き取りやすい声で話せるようになっていきましょう。

3-4.【重要な補足事項】あなたのゴールはどこですか?

さて、あなたは話し方を変えて、どうなっていきたいのでしょうか?
実は、あなたの目指すゴールによって、取り組む内容は変わってきます。

厳格な印象を与えたいのか、賢い印象を与えたいのか、優しい印象を与えたいのか、朗らかな印象を与えたいのか、目指すゴールによって、全く変わってくるでしょう。

そして、もしも相手が受ける印象に配慮しないのであれば、独り言と同じなので、どんな話し方でも良いはずです。

さて、あなたのゴールはどこなんでしょうか。下記質問を使いながら、書き出してみましょう。

  • 【質問】
  • 『話し方で大事なことはなんですか?』
  • 『話し方を変えて、どうなりたいですか?』
【回答例】
・相手が上司なので、『あなたの話はわかりやすい』と言われることです
・面接を想定しているので、自分が堂々と話すことです
・素敵な知り合いに、『また会いたい』と言われることです
・お客さんから、指名をもらえることです
・自分が、自信を持てるようになることです
・私の話すスキルを上げたいです
・子どもたちに、明るい印象を持ってもらうことです
・クライアントに、わかりやすい説明ができるようになることです

このように、相手からの評価、自分の中での認識、スキルの習得のように、みなさん様々な答えが出てくるでしょう。

次に、自分の答えを元に、何に取り組むのかを考えていきます。

例えば、上司から『あなたの話はわかりやすい』と言われるためには、何を行ったらよいか?ということです。
それならば、「内容の準備に力を入れて、誠実そうな印象を与えられるようにしよう、そして滑舌を鍛えよう!」ということがわかってきます。

こうやって、先にゴールを書き出して、具体的に話し方の改善に取り組むことができるようになります。

ここで使う質問は、価値基準(価値観、大事な考えや基準)を知るための質問です。
心理学NLPでは、こういった質問を自分に使って、自分の頭の中を整理したり、目指す方向を明確にしたりもします。

※価値基準については、2時間半のNLP体験講座の中でも学ぶことができます。

まとめ

話し方の3つのポイント【内容・態度・声】を元に、特徴と実践方法を見てきました。

話し方が上手な人の特徴は以下の3つでした。

  • 内容がわかりやすい
  • 相手や状況に合わせた態度(表情)で話す
  • 聞き取りやすい声で話す

そして、これらの実践のためには、具体的なコツ、方法、トレーニングがあることがわかりました。

今から一つ一つ取り組み、話し方の達人への道を歩んで行き、その先にある各自のゴールへ進んでいきましょう。

なお、複数名の前で話す場合は、内容をわかりやすく話せる、プレゼンの構成で差をつけろ!プロが教える使えるフレーム9選が役立ちます。ぜひ続けてご覧ください。

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