ビジネス・仕事

洞察力とは?洞察力ある人の5つの特徴と高め方

「洞察力が高い」と言われる人は、
鋭い観察眼を持ち、本質を見抜く力があると言われています。

あなたも、
ビジネスの世界や人間関係において、
何か問題が起こったとき、

何が起こっているのか問題の本質を素早く理解し、
的確に対処する人を見かけたことがあるかもしれません。

そのような「洞察力が高い」人は、
どのようなことをしているのでしょうか?

本記事では、
洞察力の意味やメリット、洞察力が高い人の特徴、
洞察力の高め方などをご紹介していきます。

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1.洞察力について

1-1.洞察力とは何か

洞察は「見抜くこと」を意味し、洞察力は「物事を深く鋭く観察する能力」のことです。

例えば、このようなことです。

  • 普段時間ギリギリに出社する部下が早く出社した。
    PCに向かったり、こちらを何度か見たりしている。
    対面で話したいことがあるのかもしれない。
    声をかけてみようか。
  • いつもは積極的に質問してくれる取引先の担当の方が、あまり目を合わせてくれない。
    こちらの提案に対して頷きが少ない。
    費用面か、打ち切りか、何か言いづらいことがあるのかもしれない。
    腹を割ってお話しいただけるよう、いつも以上に丁寧にやり取りをしよう。
  • コロナが再燃している。
    新型のコロナが海外で増えて問題になっている。
    今回のイベントは、入場制限や食品管理の基準が厳しくなる可能性がある。
    人員や消耗品の準備など、最大値で見積もりを出そう。

上記は仕事のほんの一例ですが、自分が得た情報から、目に見えていない物事の背景や人の言動の意図を推測し、本質を導き出すのが洞察力です。

そして洞察力は、ビジネスシーンで役立つだけでなく、人間関係を良好にすることにも大きく関係する力といえます。

(参照元)洞察力の意味:スーパー大辞林

1-2.観察力との違い

洞察力と似た言葉に観察力という言葉があります。

観察力は、「物事の様相をありのままに詳しく見極め、そこにある種々の事情を知る力」です。

どちらも物事をよく観察する点で同じですが、一般的には以下のように分けて使われています。

観察力ありのままを詳しく見極め、そこにある変化・新たな知見や気づきを得る力
洞察力物事をよく観察して、その結果から、物事の背景などを鋭く見抜く力

このように使い分けられていますが、洞察力は物事を観察することから始まるため、洞察力の基盤にあるのが観察力です。

洞察力と観察力は切っても切り離せない関係なのです。

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2.洞察力を高める4つのメリット

洞察力を高めることで、
仕事や人間関係において様々な場面で役立ちます。

ここでは、4つのメリットについてご紹介いたします。

  1. 問題解決能力が向上する
  2. コミュニケーション能力が向上する
  3. 創造力が向上する
  4. 多角的な視点を持てるようになる

2-1.根本的な問題を解決できるようになる

洞察力が高めることで、問題の起こった背景や根本的な原因を推測することができ、問題を根本的に解決することができるようになります。

ビジネスシーンの例を用いて詳しくご紹介いたします。

顧客ニーズを的確に捉えることが出来ておらず、自社の製品の売上が思わしくないとき、

洞察力がそれほど高くない人は、
「営業の件数や設置箇所を増やしていこう。」と考えるでしょう。

もちろん、それも一つの方法であるといえます。

しかし、洞察力の高い人は、

「顧客のニーズに応えられていない可能性があり、
製品自体の改良が必要かもしれない。」

と、根本的な原因、その原因に対する解決策を考えます。

このように、洞察力を高めることで、根本的な問題を解決できるようになります。

根本的な問題を解決をすることで、

繰り返し起きている問題を解決することができるだけでなく、繰り返し起こる問題を未然に防ぐことができるようになります。

さらに、問題発生を未然に防ぐことで、余計な時間をかけずに効率的に仕事をすることができるようになります。

2-2.コミュニケーション能力が向上する

洞察力を高めることとコミュニケーション能力が向上することは一見関係のないことのように思うかもしれません。

しかし、洞察力を高めることで、相手の小さな変化から意図や原因を推測し、

推測をもとに相手に寄り添ったコミュニケーションをとることができるようになります。

親しい友人の服装がいつもより華やかだったとき、
「服装いつもと違って素敵だね」と声をかけるかもしれません。

しかし、ここに洞察力が加わることで、

「服装がいつもと違って素敵だね。
もしかして今日、何か予定でもあるの?」

と何か予定があるのかと推測することができ、会話が続いていきます。

このように、洞察力を高めることで、相手に寄り添ったコミュニケーションが取れるだけでなく、適切に会話を広げ、相手により親しみを感じてもらうできるようになります。

そして、コミュニケーション能力が向上することで、相手との距離が縮まり、上司や部下、家族などの周囲の人との関係をより良くすることができます。

2-3.創造力が向上する

創造力とは、今までになかった方法で新しいものを作り出す力のことを指します。

ビジネスシーンで創造力も洞察力と共に注目されている力です。
洞察力を高めることで、この創造力を高めることができます。

洞察力が高いと、周囲からは見えていない物事の本質に気づくことができるため、周囲と違った着想を得ることができます。

この得た周囲と違った着想から、今までになかったような方法で、新たな製品を作り出すことができるようになります。

さらに、製品のみならず、創造力があることで、業務の改善を図ることができ、効率化や業務の時間短縮に繋がります。

このように、洞察力を高めることで、創造力が向上し、周囲の人が気付かなかった様々なビジネスチャンスに気付くことができるようになります。

ビジネスチャンスをものにできる存在はどこの世界でも引く手あまたの存在となるでしょう。

2-4.多角的な視点を持てるようになる

洞察力を高めることで多角的な視点を持つことができるようになります。

洞察力は表面には見えない本質を見抜く力のため、様々な情報が必要になります。

たった1つの視点から見て、本質を見抜こうとすることは非常に困難です。

本質を見抜くためには様々な面から、多角的に物事を捉えることが必要です。

多角的な視点で物事を見ることで、様々な情報を得ると同時に様々な推測をすることができます。

そして、物事の本質を見極めることができるようになるのです。

さらに、多角的な視点を持つことで、相手の立場に立って、物事を考えられるようになり、相手に寄り添うことができるようになるためです。

この多角的な視点は、ビジネスではもちろん、人間関係においても非常に注目されています。

3.洞察力のある人の5つの特徴

洞察力が高い人には共通の特徴があります。
ここでは、5つの特徴をご紹介します。

  1. 観察力が高い
  2. 理解力が高い
  3. 先を見通す力がある
  4. 直感で物事を判断できる
  5. コミュニケーション能力が高い

3-1.観察力が高い

1章の洞察力についてでもご紹介しましたが、洞察力はまず観察することから始まります。

物事や言動などの変化に気づき背景を推測するためにも、始めの観察は非常に重要なのです。

そのため、洞察力が高い人は洞察力の基盤ともいえる観察力も高いといえます。

3-2.理解力が高い

洞察力が高い人は相手の発している言葉や、起きている事柄の背景を推測することができるため、理解力が高いことが知られています。

理解力が高いことで、相手の求めているものが少しの情報から読み取ることができ、相手のニーズに答えることができます。

3-3.先を見通す力がある

洞察力が高い人は、この先を見通す力があることが知られています。

洞察力の高い人は背景や意図などの表面的には見えない本質を見抜き、先に起こる問題やそれに対する対策をすることができるため、

先回りして行動することができ、相手の求めているその一歩先を提供することができます。

3-4.直感で物事を判断できる

実際には、洞察力が高い人は、直感で物事を判断しているのではなく、そのようにみえているだけなのです。

洞察力が高い人は、表面に現れる変化などの情報から、背景や意図を推測し、見えない本質を見抜き、言動に移します。

しかし、周囲の人からは、そういった過程が見えず、物事の見えている情報から判断したと思われるため、直感的に物事を判断しているようにみえるのです。

3-5.コミュニケーション能力が高い

洞察力を高めることのメリットでもご紹介しましたが、洞察力が高いことで、
相手に寄り添ったコミュニケーションを取ることができるようになります。

それだけでなく、相手の様子を観察し、相手の状況を推測しながら臨機応変に対応できるため、
適切に会話を続けることができ、相手に信頼感や安心感を与えます。

4.洞察力の4つの高め方

ここまで紹介してきた洞察力ですが、どのように高めたらいいのでしょうか?
ここでは4つの方法をご紹介します。

  1. 日常的の中で観察力を鍛える(日常的に観察する)
  2. 積極的にコミュニケーションを取る
  3. 周囲への関心を高める
  4. 視野を広げる

4-1.日常的の中で観察力を鍛える(日常的に観察する)

日頃から観察する癖をつけておくことで、観察力が鍛えられ、あらゆる情報に目を向けることができるようになり、洞察力を高めることが期待できます。

さらに、NLPという心理学で言われている、情報処理の視覚・聴覚・身体感覚の3つの感覚区分を意識することで、日常的に観察力を効率的に鍛えることができるようになります。

この感覚区分は、人によって得意な感覚区分と苦手な感覚区分があります。

得意な感覚区分を高めることも重要ですが、苦手な感覚区分を高めることで、

1つの物事から、

見た目の変化(視覚情報)や音の変化(聴覚情報)、距離感の変化(身体感覚)など、
様々な変化に気づくことができるようになります。

つまり、感覚区分を意識しながら、日常的に観察することで、1つの物事から、多くの情報を手に入れることができるようになり、物事の本質を見抜くことができるようになると考えられているのです。

NLPの感覚区分の詳しい内容はこちら

仕事や恋愛、そして人生に活用できるNLPのVAKとは

4-2.積極的にコミュニケーションを取る

様々な人と積極的にコミュニケーションを取ることで、自分の知識が増えるだけでなく、様々なジャンルについて知ることができ、知識の幅を広げてくれます。

知識の量が多く、幅が広いことで、1つの物事や状況から推測できる幅を広げることができます。

さらに、積極的にコミュニケーションを取ることで自分では思い付かなかったような新しい考え方を得ることができます。

特にビジネスシーンでは他部署の人とコミュニケーションを取ることで、専門的な知識や、他部署でしかわからないような特有の情報、考え方などを知ることができます。

また、積極的にコミュニケーションを取ることで、自分の考え方の特徴を知ることにも繋がります。

コミュニケーションを取る中で、他の人の考え方と自分の考え方を比較することで自分の考え方の特徴を知ることができます。

自分の考え方の特徴を理解しておくことで、物事の本質を見抜く際に自分の考えに偏っていないかというチェックポイントになります。

4-3.周囲への関心を高める

洞察力で重要なのは、1つの物事や状況から、多くの情報を手にすることです。

そのためにも、日頃から身の回りに関心を持つことで、様々なジャンルで、些細な情報を見逃さないようにする習慣を身につけることができるようになります。

「自分には関係ないから」と思わず、一度立ち止まって考えることが重要なのです。

さらに、普段から身の回りを自分ごととして捉え、自分なりに推測を行うことで様々な場面で推測する力を養うことができます。

些細な情報をも見逃さず、推測する力を同時に身につけるためにも、周囲への関心を高めることは非常に重要です。

4-4.視野を広げる

人は自身でも無意識のうちに決めつけて、物事を見てしまうことが多々あります。

視野が狭い状態では、洞察するために必要な多くの情報を手に入れることができません。

視野を広げていくことで、1つの物事や状況から様々な情報を手に入れることができます。

そして、視野を広げて得た情報は、物事や状況の本質を見抜くための大きな手がかりとなるのです。

洞察力を高めるうえで欠かせない、この視野を広げるためにポジション・チェンジが有効的とされています。

ポジション・チェンジとは、相手、第三の立場に立って物事をみるということです。

自分以外の立場から物事を見ることで、普段とは違った視点から情報を得ることができるようになります。

特に第三の立場からは、自分や相手の立場でないため、客観的に、全体を見渡すことができるようになります。

この第三のポジションに立つ練習をすることで、視野を広げることができるようになります。

ポジション・チェンジの詳しい内容はこちら

ポジション・チェンジとは?「仕事や人間関係」の悩みを解決する手法

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最後にご提案

洞察力を身につけることで、根本的に問題解決ができるようになることや、様々な角度からものごとを考えられるようになることなど

ビジネスの世界で成功すること、人間関係をより良好にすること間違いありません。

当メディアサイトLife&Mind⁺を運営してNLP-JAPAN ラーニング・センターは、心理学NLPを学ぶことができるスクール運営も行っています。

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