今、そしてこれまでに
「人生が生きづらい」と感じたことが
あったとしても、問題はありません。
「生きづらさ」は考えようによっては、
人生をより良くするための
ヒントになる場合もあります。
ヒントという視点で
「生きづらさ」と向き合うと、
生きづらさを緩和することに
つながるかもしれません。
そこでこの記事では、「生きづらさ」を
意味のある「生きづらさ」に変えていくための、
発想の転換を紹介していきます。
目次
１．人生が生きづらくなる原因３選
生きづらいと感じる原因には、様々な理由がありますが、今回は特に多くの方が感じている原因を３つに絞って解説します。
1-1． 自分が好きになれない
- いつ出来たか分からないコンプレックス
- いつの間にか高くなっていたプライド
- なにをしても自信が持てない……etc
このような思いが、少なからず自分の中にあると、中々自分のことを好きになれないですよね。
自分が好きになれないということは、自己肯定感やセルフイメージも下がっている可能性があり、悪循環を生み出してしまう恐れがあります。
例えば、「完璧でなければならない」というプライドが邪魔をして仕事が終わらず、どんどん同期に追い抜かれていく。
そして、自分のことを仕事が遅いと評価するようになってしまうと、自信が失われていきます。
結果として同僚や上司にも壁をつくるようになり、殻に閉じこもって生きづらさを感じるようになってしまいます。
1-2．人間関係がうまくいっていない
「すべての悩みは、対人関係の悩みだ」とアドラーが言い残したように「人間関係」は生きづらさの大きな原因の１つです。
家族や仕事、友達、恋人との関係など、あらゆる場面で人間関係による生きづらさは生まれます。
中でも家族は、一般的には心の拠り所だと思われやすいですが、家族との関係性によって、生きづらさを抱えている場合もあります。
その他にも人間関係では、次のような悩みがよくあります。
- 職場の人と上手にコミュニケーションがとれない
- 人と合わせるクセがある
- 本当の自分を出し切れていない
- 周りと比較して、自分の価値を感じられない
- 弱みを見せられず、人に頼ることができない……etc
生きていく上では、人との関わりは避けて通ることはできません。
人間関係で生きづらさを感じる場合は、自分の感情を上手くコントロールしたり、自分の軸をしっかりと持つことが大切です。
1-3．HSP気質がある
HSPとは、生まれつきの敏感な気質を持った人のことで、約５人に１人が当てはまると言われています。
HSPの方は、刺激を受けやすかったり、感受性が非常に豊かといった傾向があります。
例えば、自分の放った言葉が相手に対してどのような印象を与えてしまったのか、何度も考えて、心配してしまう「一人反省会」で夜も眠れなくなる場合があります。
また、相手の話に共感しすぎてしまうこともHSPの特徴の一つです。周りの人の状態や環境の変化などにもよく気づくため、どうしても普段の生活の中で疲れやすくなってしまいます。
不安や心配の種が増えれば増えるほど、生きづらさも同じように増していきます。
もしかしたら、様々なことに対して気にしすぎてしまう自分が嫌だと感じることもあるかもしれませんが、特性を理解することで、それを武器にしていくことも出来ます。
２．「生きづらさ」を和らげる３つのヒント
ここからは生きづらさを感じることに対して、それを和らげる、発想の転換となるヒントをご紹介していきます。
2-1．自分に対するイメージを変えてみる
自分が好きになれないというのは、もしかしたら自分に対するイメージがネガティブになりすぎていることが原因かもしれません。
例えば「○○ができない自分が嫌い」と感じていたら、本当は「○○できる自分になりたい」のだと捉え、○○ができるようになるためのステップを考えてみます。
そうすると、○○できるようになるためには、☆☆のスキルを身につける必要があるから、☆☆を学んでみよう、という具合にやるべきことが明確になります。
このように、現状の至らない点にフォーカスを当てて自分を責めるのではなく、なりたい理想の自分として向き合い、具体的なステップを考えて行動していくと、さらに素敵な人生を切り拓いていけます。
2-2．他人と比較しない、比べるのは過去の自分
あなたは普段、他人と自分をどのくらい「比較して」いますか？
他人と比較して、改善点や次のステップを見つけられる場合は問題ありませんが、ネガティブな気持ちに陥ってしまう場合は、比較することを控えた方が無難です。
例えば、SNSで人と比べてしまうようでしたら、一度、SNSから距離を置く（離れてみる）ことも一つの手段です。
また、一見充実しているSNSの投稿は、多くの場合、生活のプラスな場面を切り取っているものです。もしかしたらその裏では、あなたと同じように悩みを抱えているかもしれません。
「隣の芝生は青く見える」という言葉がありますが、人生そういうことだらけです。他人ではなく、自分が心地の良い世界を作っていけばオールOKです。
他人ではなく、過去の自分と比較することが大切です。過去の自分を振り返ったときに、意外と成長できていることに気づけるかもしれません。
他人ではなく、自分の基準で成長し、幸せを掴んでいきましょう。
2-3．自分の特性を知る
もし、自分がHSPかもしれないと思ったら、HSPについての理解を深めたり、自分の特性を確認してみることが大切です。
- どのような時に疲れたり、生きづらさを感じるか
- うまくいくのはどのような時か
- 何をすると落ち着いて過ごせるか
こうした原因を明確にすることで、対策を立てやすくなります。
また、特性のプラスの側面を探求してみることもおすすめです。
- 特性が活かせる場面があるとしたら、それはどんな場面か？
- 特性について、肯定的に表現したらどうなるか？
こうすることで、特性のプラスの側面が見え、逆に特性を活かすこともできるようになります。
例えば、些細なことも気になりすぎてしまう性格は、人の繊細な気持ちに寄り添うことや、他の人が持たないような視点をもって、鋭い提案が出来ることもあるかもしれません。
素敵な才能を強みとして発揮するためにも、自分の特性を理解していきましょう。
３．「生きづらさ」をポジティブな気持ちに変えてくれる名言
名言から、「生きづらさ」の捉え方を変えてみることもできます。
今回は、２つの言葉をご紹介します。
「あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。」
スティーブ・ジョブズ
他人と比較することは、悪いことではありませんが、ネガティブな気持ちになったり、自分を見失ってしまう場合は、比べることをストップしてみてください。
向上心を高めることに繋がればいいのですが、他人の人生を生きるようであれば、もっともっと自分の人生を堪能してください。
人生をサバイブしていくと「生きづらさ」から脱却し、また違う「生きづらさ」に出会ったとしても免疫がつき、「生きづらいけど、それも人生だ」と思えるようになるかもしれません。
「漠然と歩くだけの人生から、力の限り疾駆する人生へ」
石原慎太郎
「生きづらさ」を感じて生きている人は、きっと様々な価値観を持っているからこそ、モヤモヤしたり優しすぎて（気を遣いすぎて）思うことが言えなくなったりするものです。
それも凄く良いことなのですが、他人を気にせず（自己中心は良くないのですが）前を向いて進んでいきましょう。
これまでとは違う景色に出会えると思います。
他人のことが気にならないくらい疾駆すれば、「生きづらさ」が緩和されると思います。
引用元
４．生きづらさを生み出している元凶とは
同じ出来事やきっかけがあっても人生が生きづらくなる人もいれば、そうでない人もいます。
あくまでも１章で紹介した原因は、「きっかけ」にすぎません。
そのきっかけから、生きづらさを作り出している元凶は、「心の傷（心理的なマイナス面）」です。
この心の傷は下記のようなことで作られます。
- 幼少期の体験
- 周囲に言われた何気ない一言
- 失敗体験
例えば、幼い頃に親から「〇〇ちゃんは、どうしてこんな簡単なことも出来ないの」と言われた経験がある場合、「私って、こんな簡単なことも出来ないんだ」という思い込みが形成されることがあります。
その思い込みが心の傷となって、「生きづらさ」を生み出し、様々な方面に悪影響を及ぼしていきます。
もし、生きづらさを減らするために、こうした心の傷を解消しようと思ったら専門的なアプローチが必要です。
心のデリケートな部分を扱うため、専門的なアプローチを知らないと、解決までに時間がかかったり、そもそも解決できないということもありえます。
■心の傷を解消したいとお考えの方へのご提案
心の傷を解消することに興味をお持ちでしたら、『脳と心の取扱説明書』と呼ばれる心理学NLPの手法が役に立ちます。
NLPは、３人の天才セラピストを分析したことからスタートした学びで、結果を出す人たちの共通点を見出し、誰もが使えるように体系化した心理学です。
マイナス面の解消（セラピーやカウンセリング）のアプローチに加え、自信やセルフイメージを高めるといった、プラス面をさらに伸ばしていく手法も数多くあります。
もしご興味をお持ちでしたら、ぜひ下記をチェックしてみてください。
すでに10万名以上の方がダウンロードされている無料レポートはこちらから。
↓
人生とビジネスでステージを高める心理学NLPの秘密
たくさんの方がご参加されている心理学NLPの体験講座はこちらからご覧ください。
↓
NLP体験講座（東京・名古屋・大阪・福岡・オンラインで開催中）
最後に
生きづらさを、感じていても生きづらさを楽しめるようになれば、逆にモチベーションを持てたり、感情のコントロールをサポートしてくれるなど、様々な場面で、プラスの要素となります。
もしかしたらこの記事を読んで「生きづらさ」に対する考え方が変わったという方も日が経てばまた、「生きづらさ」に悩むこともあるでしょう。
よければ、そんなときはこの記事に戻って来てみてください、あなたの「生きづらさ」に寄り添っていつでもパワーを与えます。
ぜひ「生きづらさ」をポジティブに変換してあなたらしいパワーを発揮していってください。
自分の人生のデザイナーはあなたです。思い通りに描きましょう。
GOOD LUCK！！
X
