失恋から立ち直れない４つの理由と立ち直り方５選【心理学で解説】

• 「大好きな人と別れてしまった」
• 「一方的にフラれてしまった」

そんな辛く、悲しく、苦しい失恋に
悩んでいませんか？

「忘れたくても忘れられない…」
「ふとした瞬間に思い出してしまう…」
「傷ついてしまって次の恋に進めない…」

前に進もうと思っても、
このような想いが邪魔をしてくる
という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、
過去に悲しい失恋から立ち直ったことのある私が

【失恋から立ち直る方法】や
【失恋に効果的な心理学】を
解説していきます。

是非参考にしてみてください。

１．どうして失恋から立ち直れないのか 理由４選

失恋の理由は様々だと思いますが、立ち直れなくなってしまうパターンというものがいくつかあります。

1-1．相手のことがまだ好きだった

このような理由で失恋から立ち直れない方は非常に多いです。

私は相手のことがまだ好きなのに相手はそうでないと考えると、その気持ちのズレから大きな悲しみを感じるはずです。

また、お互いが好き同士でも仕事や家庭の関係で離れ離れになってしまう事情がある方もいらっしゃるかもしれません。

1-2．後悔が残っている

「あの時こうしていれば…」
「あの時あんなことを言わなければ…」

そんな後悔が残っていると、立ち直れなくなってしまいます。

「相手にこんなことを言われなければ…」
「あの時こうしてくれてたら…」

というような、相手の言動に対する後悔が残っている場合もあるかと思います。

1-3．話し合いができないまま、一方的に別れてしまった

相手と話し合って、お互いが納得した上で別れたのなら、立ち直れないほど落ち込むことは少ないかと思います。

相手から一方的に別れを告げられてしまったり、事故などで会えなくなってしまったり、理由は様々かと思いますが、別れることに対して腑に落ちていないと立ち直れないことが多いです。

1-4．結婚を考えていた

「私にはこの人しかいない」
「この人が私の運命の人だ」

そう考えていた方は、相手に裏切られたと感じてしまうかもしれません。

結婚を考えていた人は「これが最後の恋愛」と思っている方も多く、失恋から立ち直れなくなるケースがよくあります。

２．心理学を踏まえた失恋からの立ち直り方５選

あなたが失恋から立ち直るためには、様々な選択肢があります。

ここでは、心理学の観点を踏まえて、失恋から立ち直るために有効な考え方２つと、３つの方向性・パターンをご紹介します。

私自身の過去の経験と周囲の失恋をした人の話を聞いてまとめたものです。
少しでもご参考になる内容がありましたら、幸いです。

2-1．前提となる考え方

まず大前提として、失恋は、失敗ではありません。

別れたばかりの時期は、

• 恋人がいなくなってしまい、生きる意味がなくなった
• あんなことを言ってなければ…

と感じ、大きな「失敗」をしたように感じるかもしれません。

しかし、 これは失敗ではありません。
今のやり方ではうまくいかないという、フィードバックなのです。

発明家のトーマス・エジソンが、

「私は失敗したことがない。
ただ、１万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」

という言葉を残したのは有名な話かと思います。

この話は、恋愛にも通ずるものがあります。

もしあなたが、恋人に対して後悔が残っているなら、同じことを起こさないようにすることで、今後の恋愛に活かすことが出来ます。

ですので、失恋を失敗と捉えるのではなく、 次に進むためのフィードバックをもらったと捉えると、少し、気持ちが楽になるかもしれません。

2-2．心理学の手法「リフレーミング」で捉え方を変える

失恋したとき、どうしてもネガティブになってしまうことは仕方のないことです。

ただ、そこから抜け出すことで、復縁を目指したり、新しい恋を見つけていくことに繋がります。

そこで「リフレーミング」という心理学の手法を使うことで、ネガティブな状態から抜け出しやすくなります。

例えば、「恋人に浮気されて別れた」という状況をリフレーミングすると、

• 結婚前に分かってよかった
• 次は誠実な人を選ぼう

このように、出来事の捉え方を変えることで、前向きな思考になるきっかけを掴むことができ、ネガティブな状態から抜け出すことに繋がります。

※リフレーミングについてさらに詳しく知りたい方はこちら
一瞬で世界を変える【リフレーミング】の効果と活用事例を詳しく解説

2-3．復縁を目指していく

失恋をしたが、「やっぱりあの人が良かった」と感じる方も少なくないと思います。

復縁を成就するためには、いつまでもクヨクヨと落ち込んでいてはいけません。

そして、外見と内面の自分磨きをすることが非常に大切です。

復縁をするためには、元恋人に「惜しいことをした」と思わせることが必要です。

そのためにも、自分磨きをしてもう一度振り向いてもらえるような人になりましょう。

あるTikTokerの経験談で、TikTokの投稿が大バズリしたときに、過去の恋人達から「もう一度会わないか」と何人もから誘われたことがあったそうです。

このように、自分磨きをして魅力的になることで、元恋人に「惜しいことをした」と思われて復縁ができる可能性が高まります。

復縁をするためには、１つ大切な心構えがあります。

それは、「一度、相手の目の前から姿を消すこと」です。

復縁したいがあまり、連絡をしたり、会おうとする行為はかえって復縁から遠ざかってしまいます。

また、誰が見に来たかの記録が残るSNSの使用も控えると良いでしょう。
（インスタグラムのストーリー機能など）

そして、一度姿を消したときに自分磨きをして、久しぶりにあったときに魅力的になっていることが復縁への一番の近道なのです。

2-4．新しい恋を見つける

現時点ではまだ、
「もうあんなに素敵は人とは出会えない」
「今までで一番好きな人だったのに」
と思っているかもしれません。

いまは、その相手しか見えなくなっていても、世の中には35億人以上の異性の方がいます。

視点を変えて、他の方に目を向けて、次の恋を見つけてみるのもいいかもしれません。

次の恋が見つかった途端、「あの恋だけが唯一のものではなかったんだ」と気づく方も世の中には多くいます。

そして、新しい出会いを見つけようと思ったときには、元恋人との思い出のものを捨てていなかったり、写真を残したままにしていたりすると次の恋には進めません。

思い出のもの、写真を物理的に捨てることで心の中にも新しい恋をするためのスペースができます。

そうすることで、スムーズに新しい恋に進むことができます。

そして、「新しく素敵な人と巡り合いたい」と思ったときには、自分自身も素敵な人になっている必要があります。

そのため、復縁を目指していく方と同じように外見と内面の自分磨きが大切です。

2-5．気が済むまで落ち込む

失恋をして立ち直れずに落ち込むことは決して悪いことではありません。

例えば、365日泣き続けたり、部屋に閉じこもったりして落ち込んで、飽きるまで落ち込んでいいんです。

内省をして、自分の心の中を見つめ、何をどう思いどう感じたかを改めて熟考することで、この後自分がどうしたいのかが見えてくるかもしれません。

世の中には、失恋をしてすぐに立ち直れる人もいれば、立ち直るために多くの時間を要する人もいます。

失恋から立ち直るのに、多くの人が最低でも３ヶ月から半年が必要だという統計もあります。
まずは時間をとってみることもおすすめです。

フリーアナウンサーの田中みな実さんはYouTubeで、自身の過去の恋愛を振り返って、２年間引きずった失恋経験をどう乗り越えたか、という問いに対して、

「周りから“時間が解決してくれる”と言われても
そんなわけないと思っていたんですが、
結局は恥ずかしいけど
時間が解決してくれちゃって」

と答えています。

時間を置くことは、失恋から立ち直るための有効な手段の１つです。

・自分磨きをする

失恋からの立ち直り方の中に、
「自分磨き」という言葉が数回出てきました。

失恋をすると人は、著しく自己肯定感が下がった状態になります。

自己肯定感が下がってしまうと、仕事のパフォーマンスが下がったり、何もかもモチベーションが上がらなかったり、次の恋愛に進むときの足枷になったりしてしまいます。

自分磨きをすることは、自己肯定感を上げるための最も効果的な手段の一つです。

単に自分磨きと言っても、様々な自分磨きの方法があります。
詳しくは次章で解説します。

３．失恋をした時におすすめな自分磨きとは

前章で自分磨きが大切だと記述しましたが、自分磨きには大きく分けて２つのアプローチの方法があります。

それは、「外見の自分磨き」と「内面の自分磨き」です。

この両方をすると、以前の恋人から「惜しいことをした」と思われて連絡があるかもしれませんし、周囲の人はあなたを放っておかないでしょう。

3-1．外見の自分磨き

例えば、筋トレやダイエットをおこなったり、髪型、メイクを変えてみたり、ファッションを学んでみたりと、例を上げればキリがありませんが、どれも効果的です。

また、ニオイに気を遣うことも有効です。

五感の中で、最も記憶に残りやすいのが「嗅覚」です。

視覚、聴覚、味覚、触覚は脳の視床という部分を一旦通って、前頭葉に認識されます。

一方で嗅覚は、ダイレクトに前頭葉に到達するため、人の記憶に残りやすいのです。

第一印象で、「この人いい匂いだ」と思われると、恋愛で一歩リードできること間違いなしです。

3-2．内面の自分磨き

内面の自分磨きは、外見の自分磨きと比べて、少しイメージがしにくいかもしれません。

内面は変わっても、パッと見で分かりづらいため、「本当に効果があるの？」と疑問に思うかもしれません。

そして、これが最も効果があります。

もしあなたが「結婚」を考えているなら、外見磨きだけでなく、必ず内面も磨いておくべきです。

お付き合いするだけなら、外見で付き合うこともあるのですが、結婚となると長い付き合いになりますので、内面が一番重要な要素になってくるためです。

いくら容姿が整っている人が相手でも、性格が悪く、いつもネガティブな人だったら、あなたは結婚をしたいと思いますか？

おそらく多くの方が、結婚はしたくないと思うのではないでしょうか。

結婚をするためには、外見だけでなく、内面も磨いておく必要があるのです。

将来的に結婚を視野に入れている方は、ぜひ今のうちから内面の自分磨きを始めましょう。

ではどのような自分磨きが必要か

・コミュニケーション能力

カップルがお互いに思っていることを、素直に伝え合う関係になるために、コミュニケーション能力が大切です。

ただコミュニケーションをとるのではなく、相手への伝え方、相手からの言葉の受け取り方を磨くことが重要です。

また、お付き合いを長く続けていくためにも、コミュニケーション能力が大切です。

コミュニケーション能力を高めることは、相手との意思疎通を円滑にするだけでなく、例えば、相手からの信頼を得られやすくなったり、誤解が起こったときに、解決に向けて話し合ったりするときも大切になってきます。

この能力を高めておくことで、人間関係がより良くなるだけでなく、あなたの魅力が上がっていくこと間違いなしです。

そして、コミュニケーション不足がカップルが別れる原因ランキングの上位に入っています。

ぜひ、コミュニケーション能力を高めて関係を長続きさせられるようにしていきましょう。

・ネガティブ思考からの脱却

恋愛をする上で、ポジティブな人とネガティブな人、どんな人とお付き合いをしたいですか？

一般的には、ポジティブな人のほうが人気があると言われています。

引き寄せの法則というものがあり、常日頃からネガティブ思考な人にはネガティブな人が集まってきます。

逆に、ポジティブな人にはポジティブな人が集まってきます。

あなたの過去の経験（恋愛以外のものでも）でトラウマや心の傷などがある場合、その経験が原因でネガティブになってしまったり、普段の立ち居振る舞いに出たりする可能性があります。

自分の魅力を高めるためにも、トラウマや心の傷を改善することは、非常に大切な自分磨きになります。

２章でもご紹介しましたが、リフレーミングの手法を使うと、ネガティブ思考から脱却することが出来ます。
ぜひ試してみてください。

・セルフイメージを高める

セルフイメージを高めることで、人生をより豊かに変えていくことが可能です。

セルフイメージが低い人は、自分の能力を最大限発揮できていません。

それだけでなく、セルフイメージが低い人は、恋愛などに対する自信もない事が多いため、残念ながら、そのような方には人が寄って来ないのが現実です。

こちらも先程の項目でお伝えした、過去のトラウマや心の傷に原因があることがほとんどです。

セルフイメージを高めるためは、過去の失敗の経験やトラウマ体験などのマイナス体験を、解消していく必要があります。

過去のマイナス体験の解消には、カウンセリングやセラピーを受けるか、心理学NLPなどの講座受講を通じてマイナス改善の原理を学びながら解消していく方法があります。

※セルフイメージについてさらに詳しく知りたい方はこちら
人生を変えるセルフイメージの高め方「６つの方法」

最後に

つらい失恋から立ち直ることは、決して簡単ではありません。

そして、これを乗り越えた先に幸せな未来が待っています。

自分磨きをして外見・内面共に魅力的になると、今よりももっと素敵な人生になるかと思います。

ここで紹介しているNLPは、自分の内面を変える手法として非常に高い評価を得ています。

セルフイメージの向上やマイナス体験の解消などを総合的に学び・実践することができます。

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