代表取締役社長 | |
雑誌・広告・広報誌など、現在、年間100冊以上ものペースで様々なジャンルの出版制作を行う企業を運営。創業以来、人気情報誌の「Tokyo Walker」の特集・シリーズ本、「まっぷる」「新個人旅行」など大手出版社のコンテンツや、TV番組本、フランス・スカンジナビアほか各政府観光局のパンフレットなどの制作に携わる。さらに2009年6月に初の書籍『ハワイを楽しむ50の方法』、次いで7月にはハワイで日本人旅行者向けに配布するフリーマガジン『ハワイアンブリーズ ラニラニ』を発行し、出版社としての歩みをスタート。さらにフリーマガジン連動のポータルサイトをオープンさせた。 |
年間100冊以上の出版に携わる、情報収集のエキスパート
- ──まずは谷本さんのお仕事についてお伺いできますか?
主に海外旅行誌、国内向けの情報誌・旅行誌やTV番組本などの出版物や、広告、ウェブサイトのコンテンツ制作を手掛けており、企画から構成・取材・撮影・執筆・デザインまでトータルで提案しています。
出版物は国内の情報誌・旅行誌が75%、残り25%が海外の旅行誌などです。常に企画が複数進行しており、社内スタッフの意識も高く、活気のある会社です。
自分自身の悩みの解決と、仕事が結び付いた結果、NLPを知ることに
- ──出版・広告・Webなどのお仕事と、NLPはどのようなきっかけで結び付いたのですか?
私の仕事は多方面から数々のジャンルの情報を収集して加工する、いわゆるコンテンツ制作の仕事です。その仕事柄、あらゆるジャンルの企業の方や著名人・有名人の方と情報を交換するなど、様々なお付き合いがあります。
人と付き合う量が多ければ多いほど、得るものも大きいですが、逆に悩むこともあり、時にフラストレーションがたまることも。まずはそれをどのように解消していけるかと。
それと同時に、自分自身はもとより、仕事の方向性・ビジョンについても、さらに明確にしたいと感じている時期でもありました。というのも、昨年1年間は非常に考えさせられる事柄が多く起きた時期だったのです。
そういった難題課題を抱えている時に、とても信頼できる友人から、NLPのことを聞きました。自分の思考や価値観を明確にしたり、方向性を位置付けていくのに、とても良いアプローチだと。
その方も情報収集のエキスパートで大変信頼性も高く、さらに情報に信憑性もありました。自分自身も心のメンテナンスの必要性を感じていた時でしたから、当然興味を持ちました。
- ──谷本さんご自身も情報収集のエキスパートですから、やはり受講前には相当お調べになったのですか?
そうですね。まずNLPの話が出てきた時点で、教えて下さった方の情報をベースとして考え、さらに自分自身でも調べることにしました。仕事柄、入手した情報は多角的に調べていくことにしていますので。
そこでわかったのは、NLPを扱うセミナーを行っている団体・個人がいかに多いかということ。そして心のケアを目的にしたセラピーやカウンセリング、あるいはコーチングなど、様々な視点からNLPが取り上げられていることも分かりました。
ですが、調べれば調べるほど情報が多く、すでに飽和状態だと感じたのですね。そこで最終的には、口コミに立ち返ってみることにしました。その口コミの中で、NLP-JAPAN ラーニング・センターさんが主催されているNLPの評判が良いらしいという情報が入ってきたのです。
コストパフォーマンスを重視して受講
- ──谷本さんはお仕事柄、海外へのご出張も多いと伺いました。正直、受講のお時間も貴重だったと思いますが、受講前に躊躇されましたか?
受講前に重視したのは、基本的にはコストパフォーマンスと時間です。時間がとにかく無いので、費用対効果を重視しました。
また、もう1つの不安要素は、NLPセミナーを開催しているのがどんな団体なのか、どういう人達が集まるところなのか?という点でした。
つまり、
- ① 時間(スケジュール)
- ② コストパフォーマンス
- ③ セミナー内容と参加者
この3点を考慮してこのセミナーを選びました。
- ──では、受講されてみて、この3点はどう評価されますか?
予測していた以上のものを得られた上、「意識の高い、多くの素晴らしい仲間と出会えたのは、とても大きな収穫です。これらを考えるとコストパフォーマンスという点も、非常に高いと判断しています」
今回私が受講した大きな理由は、主に対人関係からくる自分自身の心のケアと、人生・仕事のビジョンをさらに明確にすること。
また、経営者としては当然ですが、最終的に判断・決断は自分が下さなければならない孤独感や不安感をクリアするため、そして自分の目的に対して最短でアプローチする方法を見つけたかったからです。
実際にセミナーに参加し、トレーナーさんの懇切丁寧な指導のもとでNLPのスキルを学んだ結果、以前に比べ、さらに自分自身のビジョンを明確にすることができるようになりました。
昨年1年続いていた問題等も、かなり短期間でクリアしている上、人付き合いが多いからこそ、短時間でも信頼関係を築いていく手段を身に付けることができたのは、とても大きな財産になったと感じています。
漠然と描いていたビジョンが、短期間のうちに実現することに
- ──お仕事の方で、大きく新しい展開があったそうですが、具体的にはどのようなことが?
弊社は17年前の設立以来、BtoBの仕事が中心でした。クライアントから、雑誌を制作して欲しいと依頼があったり、逆にこちらから企画を提案して、本のコンテンツを作成するという仕事でした。
真剣に取り組んでいる大事な仕事であることには変わりないですが、これからはもっと大きなラインで仕事を考えていきたい。つまりBtoCのビジネスを色々と興していこうと考えていました。
セミナー受講前は、構想はありながらも漠然としていた事柄が、NLPを学ぶことで目的・目標を詳細まで明確にすることができ、短期間で展開することができるようになりました。
その第1弾として、今年(2009年)州立50周年を迎えるハワイ州 観光局とのコラボレーションが叶い、初の自社出版を実現しました。
50周年という記念の時期に、州観光局と、つまりハワイ州とアライアンスを組んで記念本を出版させて貰える機会は滅多にないことですが、それが実現し、ダイレクトに販売するBtoCビジネスの第一歩を踏み出せました。
その翌月(2009年7月)には、ハワイに設置するフリーマガジン『ラニラニ ハワイアンブリーズ』の発行も叶い、さらに10月から、ハワイの情報を集めたポータルサイトを立ち上げました。
明らかに、今までとは違うラインで仕事が展開し、ダイレクトに動くことができている。仕事のステージも広がった、上がったと感じています。これらすべてのことがNLPによるものではないと思いますが、明確にイメージすることを繰り返し行うことで、確実に結果に繋がっていると実感しています。
これまで以上に人間関係、信頼関係に広がりが生まれる
- ──BtoCのお仕事へと展開された他に、対人関係にも大きく得たものがあるとお話されていましたが。
もともと人との信頼関係やネットワークを築くのは得意な方ですが、さらに強化されたと感じています。
今回のNLPコースの中で「ラポール」、つまり信頼関係を築くための具体的な手法を知ってからは、人と会って短期間で信頼関係を築き、私達の目的を明確に伝えること、さらには協力していただくということがスムーズにできるようになり、仕事でも活かされています。
築いたその信頼関係の中で改めて感じるのが、私達は人と人との繋がりを通して仕事をさせていただいている、ということです。
そのことについて感謝しているのは当然ですが、これからの抱負としては、仕事を通じて関わっていただいた方々はもちろん、多くの人達に目に見える形として返していきたい。最初はスタッフや身近な人からですが、できれば私たちの特性を活かして、社会に貢献・還元していければと願っています。
例えばハワイの仕事で言うなら、観光局との仕事は、最終的にはハワイへの観光誘致に繋がると思っています。 ハワイという島の素晴らしさをもっと知っていただくことで、ハワイへ人を誘致することができるのです。
フリーマガジン『ハワイアンブリーズ ラニラニ』や書籍『ハワイを楽しむ50の方法』では、歌手の伊藤由奈さんや、ウクレレ奏者のジェイク・シマブクロさんなど、ハワイに関わりの深い多くの著名な方にご協力していただいているのですが、これらはひとえに私達のやりたいこと、目的を理解してもらい、価値観を共有できたからこそ生まれたものと自負しています。
ハワイと日本とのラポール、信頼関係を築く架け橋になればいいと思っています。
NLPをこれから学ぶ方へのメッセージ
私はこちら「NLP-JAPAN ラーニング・センター」が主催するNLPコースのコストパフォーマンスは非常に高いと思います。
だからといって漠然と、そこに行けば何か得られるのではないか、という姿勢で受講されることはお薦めしません。
もちろん学びに行って知ることはたくさんあるのですが、受講者としてのアドバイスとしては、「自分はこういうことで悩んでいる、考えている」ということを、きちんと明確にすることが大切です。
その上で、どうすれば良いのか、どう変化したいのかという目的を持って学ぶことが、さらに効果を高めることに繋がると思います。
※心理学NLPに関しては、こちらの記事もおすすめです。