オグ・マンディーノ／世界中で最も多くの読者をもつ自己啓発書作家

オグ・マンディーノは、

「世界中で最も多くの読者をもつ自己啓発書作家」

と呼ばれたベストセラー作家です。

オグ・マンディーノに影響をうけた
経営者や著名人は多く、日本国内で言うと、
京セラの稲盛和夫氏が傾倒していたことも有名です。

オグ・マンディーノ自身は幼い頃に父親を亡くし、
貧しい環境で育っています。

その後、生命保険業界で成功を収めましたが、
自殺未遂をするほどのうつ病になる経験をしています。

こういった経験から、
自己啓発書や哲学書を沢山読み始めたそうです。

著書は小説の形で、本の中の主人公の体験を
読者が一緒に体験していくように書かれたものが多いです。

読者が、あたかも小説の主人公になるように書かれていて
主人公に与えられた困難や喜びが、
自分のことのように落とし込める内容になっています。

そして、この作家の本の何に、
多くの人が惹きつけられるかというと、
多くの人はその『名言』に惹かれるのです。

特に、仕事に悩んだときや、
思い通りにならずに悩むときに読むとその言葉に動かされます。

その言葉はもしかしたら、
人生に疲れたときほど響く言葉なのかもしれません。
またその言葉に力強さだけでなく、愛を感じる方が多いようです。

そんな名言を集めてみました。

１．オグ・マンディーノの名言

ここからは、数多くの名言の中から、人生に役立つもの８つを厳選してご紹介します。

あなたの心にグッと来るものがきっとあると思います。

1-1．名言①

絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、あきらめるな！

オグ・マンディーノの名言で一番最初に挙げられるのがこの言葉です。

説明不要な言葉ですが、私はこの言葉に自分がどれだけ危機的状況にいるかで、この言葉の響き方が違うことに気づきました。

追い詰められてる時、見ると応援されている気がします。

私の主観でここまで書きましたが、ここまでストレートだと感じ方も人それぞれ違うかもしれないです。

でも、間違いなく、諦めないことの力強いメッセージは感じとられるかと思います。

1-2．名言②

この言葉、最初は自分の中で言い訳に使ってました。

「オグ・マンディーノも言ってるし、別に昇進とか考えずに自分の幸せだけ考えればいいじゃん。」と。

でも読んでから数年経って、この後の言葉が大切なことに気づきました。

愛し、愛されるために努力しなさい。
そして最も重要なことは、心の平和と平安を得るために努力することだ。

この二つの名言をセットで見ていかないと、独りよがりで金持ちになっても結局何も残らない不幸な将来が待ってるかもしれないのです。

世界の経営者の方々は定期的に多くの寄付を行なっています。

これももしかしたら、この名言を見て、誰かが始めたことを世界の経営者が真似した結果なのかもしれないです。

自分だけの繁栄ではなく、自分の周り、広く見ると世界平和。
平和がないと自分の繁栄も金持ちになる夢も叶えることは難しくなります。

そして、周囲の人、平和がないといい商品があったって、誰も買わない。
外食だってだれもしない。

そんな世界で、どうやって商売をすればいいのかまったく検討がつかないです。
自分が金持ちになりたいということばかり考えていることに気づき、ハッとしました。

自分がやっていることが世界平和につながるとか、大それたことは考えていませんが、自分の周りが幸せかどうか、見回す余裕が欲しいとこの言葉を見て反省しました。

人のために何かしながら自分がお金持ちになるイメージを持つのもいいことかもしれないと思わされた名言でした。

1-3．名言③

自分の報酬がわずかだと思ったことはあまりないですが、自分が働くことのモチベーションが上がる言葉です。

頑張ることを優しく肯定してくれる。

人によっては働かない人は報酬が少ないんだよと否定しているように見えるかもしれないです。

私は頑張る理由だと思ってこの言葉を受け取っています。
がむしゃらに働いてもいいんだ。
そんな考えの肩を押してくれる言葉だと思ってます。

報酬が少なくていい人はがむしゃらに働く人を笑っていればいいんです。
私ががむしゃらに働く人を尊敬し、真似していこうと思ってます。
そして、そういう人がかっこよく見えます。

私は働けることに感謝します。

一生懸命やっている人を笑うことが人間的にどうなのよ？？？と思いながら、きっとその人はそれで満足しているならいいのではないかと。

私は自分だけではなく、周囲の人間含めて全員が自分のできることを精一杯できる環境で仕事がしたいと思っています。

しかも、自分の意見を人に押し付けることなくです。
笑う人は笑ってればいい。。。そんな考え方です。
でも、心の中で私のこの名言を繰り返しているのです。

ちょっといじわるな気がしますが、次第に両者の間で結果は見えてきます。

この名言のように名言の中で結果が見える内容は珍しいかと思います。
ぜひ、自分のがんばりに自信を持てるようにこの名言を使ってみてください。

1-4．名言④

これは名言というよりは本の内容で、私が一番「これだ！」と思った内容です。

奴隷という言葉は多少ショッキングではありますが、良い習慣を身に着けていく。
本文の中にも「良い習慣の種をまく」と書かれています。

食欲、環境などで規制されている「習慣」をいいものにしていく。
簡単そうで、難しい。

でも、一番自分を変えることができるてっとり早い方法だと気づかされました。

毎日、寝るまでテレビを見ていた１時間を、運動をして健康になろう。
朝寝坊していたのを１時間早く起きて本を読もう。

そんな変化でも自分が変わっていくのが見えて、自分に自信が持てるようになりました。

習慣は別の習慣によってのみ変えることができる。

悪い習慣は良い習慣で書き換えないと、変えることができないのです。

誰しも、同じ１日24時間という時間を過ごしています。

その24時間の中の悪い習慣を変えるとしたら、24時間を26時間にして2時間の良い習慣の時間を追加する。。。なんて不可能です。

なので、限られた時間の「悪い習慣」を「良い習慣」に変えていくしかないのです。

改めて、気を引き締めて自分の「悪い習慣」をもう一度見直して新しい自分になれるように心がけていきたいものです。

1-5．名言⑤

がんばりぬくと言われてもなかなか心が折れるのが普通かと思います。

でも、小さいことをコツコツやってれば完成できるんだと思うとやっていることにゴールを見出すことができて、がんばれるようになりました。

成功って大きな遠いゴールを見ているととてもじゃないけどあそこに行くのは大変で、何をしていけばいいのか分からなくなります。

でも、小さいことが実は成功に1歩1歩近づいているんだと思うとやる気になります。

単純すぎる！！！と思うかもしれませんが、クリアポイントが何個もあると遠いゴールに近づきやすくなるものです。

そして、失敗も繰り返して、その失敗も糧に次のチャンスに活かしていけばいいのです。

販売に失敗することは、次の販売の成功のチャンスが増えることだ。

前向きになることを教えてもらった言葉です。
今やっている小さなことが大きな成功に繋がっていくんだと元気づけられた名言です。

1-6．名言⑥

私は今日が人生の最後の日だと思って生きよう。

誰もが言う「今日という日は今日しかないのだから、大切に生きよう」と。そして、分かっているけどだらだらすることがあります。

いつもだらだらした一日の最後には後悔で心が満たされます。

今日が人生最後だったら。。。と極端だけど考えてみると動かざるを得なくなります。

しかも、本文中でさらに

怠惰に身をまかせることは、愛するものから食べ物や着るもの、温かさを盗むことと同じだと心得よう。

そうだ、このだらだらは今の生活を終わらせてしまう可能性があるんだ

もっと言うともっといい生活をしたいなら、今日という日の使い方をより良いものにしなければいけないんだと、重い腰を上げる理由ができました。

1-7．名言⑦

これを読んで、いやいや、当たり前のこと言ってるよね？と思ったのは私だけじゃないはずです。

そう思って自分の人生を振り返ってみると、恐怖と思うことはどうにか避けようと頭で考えていました。
失敗するのが怖いからまずは失敗しない方法を考えていて、その時は確かに手や身体は止まっています。

十中八九こういうときは結局失敗します。

そして、なんで、もっと早く失敗という結果を出さなかったんだろう。
そうすれば、もっと早く対応できた。と後悔するのです。

行動を起こすと色々な対応がでてきます。
それに対応していくことで、自信が生まれます。

そのためには壁にぶち当たっていくであろう勇気が必要です。

そんな勇気をださせてくれた言葉です。

前にもあったように失敗は次のチャンスになります。
怖いことこそ勇気をもって取り組んでいけば、自信になり、自分の成長にもなります。

1-8．名言⑧

一粒の麦が100粒になり、その一粒がさらに100本の茎をはやす。

そんな考え方の名言です。

一つの目標を達成したら次のもっと難しい目標を設定する。
そうしていくうちに、自分を何倍もの価値あるものにしていく。

オグ・マンディーノの名言のまとめみたいな言葉です。

とにかく、今の状況に満足せず、上へ上へ、次へ次へ。
できそうで一番難しいそうです。

目標を達成するとそこで満足してしまいます。
その達成感が楽しくて目標を組んでいた私には非常に厳しい言葉でした。

次の1時間に今の1時間より高い業績を上げる。常にそう考えるそうです。
欲張りになっていかなければいけないのです。

今が最高ではない、まだ最高がもっと上にある。
そう思うと最高を手にしたくなります。

もっともっと頑張ろう。
諦めない。
それが、人のためになることもあるのだから。

オグ・マンディーノ、まったくブレがない、人生のバイブルです。

２．オグ・マンディーノの本について

オグ・マンディーノの本はストーリーが人間味にあふれ、多くのビジネスパーソンが「人生が変わった」と言わしめる本です。

そんな本のご紹介です。

2-1．世界最強の商人

「地上最強の商人」という本はオグ・マンディーノの本で一番有名な本です。

この本は価格が１万円という価格で、読むだけでその覚悟を試されるような本です。

最近、この内容を読みやすい価格で翻訳しなおした本が「世界最強の商人」です。

内容はどちらも主人公の父親代わりの億万長者の男性から10巻の巻物を引き継ぐ、昔話と前後にある驚きのファンタジー要素のある物語です。

その10巻の巻物に名言がぎっしり詰まってます。
その内容を行動しようとするビジネスパーソンから愛される本です。

巻物の読み方も本の中で指定されており、その主人公と一緒に読んでいるような体験ができるような仕掛けになっています。

主人公が成功して、またその巻物を次の世代に引き継ぐところから始まるストーリー。
主人公がどうやって成功したのか、そういったサイドストーリーも楽しめる作品です。

• 地上最強の商人
• 世界最強の商人

2-2．十二番目の天使

オグ・マンディーノの作品の中で一番泣けると言われる作品です。
諦めないことを教えられる内容です。

主人公は奥様と子供を事故で失った男性です。
絶望して自殺を図ろうとしたところ、彼の親友からリトルリーグの監督を頼まれます。

そこで知り合った12人の子供たちと諦めない大切さを知り、しっかり生きていくことを誓うというストーリーです。

何故十二番目の天使というタイトルなのか、主人公が生きることを諦めない気持ちに変われたのか。。。

泣けるストーリーの自己啓発本です。

• 十二番目の天使

2-3．きっと飛べると信じてた

第二次世界大戦中の飛行機乗りだった主人公が成功して、インタビューを受けるところから始まるお話しです。

その間に若いころに知り合った「息子を戦争で亡くしたばかりの女性」と知り合い、その女性から「成功の種子」という本を受け取り、人生を成功させます。

昔話が中心ですが、その中でやはり主人公と一緒に「成功の種子」を一緒に読み、理解していくことができるように書かれています。

この本は読み始めると止まらなくなります。
どうしてかというと、昔話の前後にある現在の話の結論が気になって仕方がなく、早く知りたいと読み進んでしまうという素敵な仕掛けのある本です。

作中では、先人の声（作中では「高みの友人」）を楽しげに話しながら、亡き息子に譲るはずだった「成功の種子」という本を主人公に最後に渡します。

この二人の、本物の親子以上の愛情たっぷりの会話も魅力の一つの本です。

• きっと飛べると信じてた

３．人生の成功法をお探しの方へ

この記事の運営元であるNLP-JAPANラーニング・センターでは、現代の成功法則と言われている心理学であるNLPを学ぶことができるスクール運営を行っています。

この心理学・NLPというものは天才セラピストたちを分析して、一般の方でも心理学を上手に使えるように体系化されたものです。

NLPとは、1970年代にカリフォルニア大学に在籍していたアメリカのカリフォルニア大学に籍を置いていたリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーが作ったものです。

このNLPは日本でも人気があり、経営者の方や沢山のビジネスパーソン、お医者さん、弁護士さん、テレビに出ているようなタレントさん、主婦、学生、色々な方が学びにこられてます。

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