人生や仕事で価値ある目標を本気で達成する大人の塾「足達塾」。
その塾長であり、実践心理学NLP(神経言語プログラミング)のマスタートレーナーの
足達大和(あしだちやまと)がお届けするメッセージ、その名も【魁‼足達塾 活字編】
今回は「うまくいく人、埋もれていく人の違い」についてお届けします。
計740名の方にお申込みいただきました「NLPマスタートレーナー認定記念講演会」、
3部作を無事終了しました。
それぞれテーマがあり、
- 第一部は心理学をビジネスや人生に活かす
- 第二部は成功や幸せ、引き寄せの法則
- 第三部は人間関係、コミュニケーション
についての講演でした。
おかげさまで多くの方にご好評いただきました。
「良い話は種族を越える!」そんなコメントもいただきました。
(Giseleさん ありがとうございます!)
3部作では様々なトピックを凝縮してお伝えしましたが、最も重要な大切なことを一つ取り上げるとしたら、第一部の冒頭にお伝えしました「RQAD」の学びのステップです。
今回はその「RQAD」の
4つのステップについてお伝えします。
たくさん学んでいるけど、埋もれていく人々
同じものを学んでいても、
うまくいく人、うまくいかないひとがいます。
レベルでお伝えすると以下の4つです。
- 学び、実践し、結果を出す人(結果が出るまで実践する人)
- 学び実践はするが、実践の回数が少ない人
- 一喜一憂して気分を変えている人/知ることで満足する人
- 行動が伴わず「知ったかぶり」になって人に話し、
周囲に避けられ人が離れてしまう残念な人
こんなイメージです。
「知ること」は大切ですもちろん、
「知って、やる人」は違います。
実践し、行動し、改善し、また行動し、
という本来の学びのループを繰り返しながら成長します。
リスクが伴わない学び
成果や結果を出している人は
リスクと上手に付き合える人です。
例えばですが、
YouTubeは基本無料で観れるので、
通信やデバイスのコストはかかっても
リスクがありません。
ですから、
それを学ぼうとするあなたの
アンテナの感度が鈍くなってしまうんですね。
これは億単位でお金を動かしている方に聞いたことです。
おすすめの本があれば、ぜひ教えてほしいのですが」
どれぐらい本気で取り組まれるか、その決意を私に教えてくれますか」
その私の戸惑いを見て、、、
そうすると損したときのリスクが生まれますから、自分ごとになるんです。
中途半端な人はとりあえずで、学ぼうとするから表面的なことしか学べない。」
そんな風にサバイバルの世界で生きる動物たちのように嗅覚が鋭くなります。
手に汗握ります。観察眼が鋭くなって、情報収集や決断力に磨きがかかります。」
成果を出す方は、そういったやる準備ができている人たちなんです。
なので、準備ができたらまた相談してください(笑)」
こんなお話を教えてくれました。
生徒に準備ができた時、教師が現れる
これは私が好きな言葉で、
学ぶ側に準備ができていなければ、
どんなに上質な話も、
どんなに優れたテクニックも
残念なことにその人を突き動かす
ツールやパワーになりません。
あなたが何かを学ばれるとき、
「これは役に立つ!奥深い!即実践だ!」
と思うときは、もちろんその話し手や書き手の力量も影響しますが
学び手の準備ができているとき、
その刺激的な学びのパワーは劇的に変わります。
最もおいしい料理は、
「おなかが減っているときに食べるもの」と言われるように、
どれだけあなたが何かを欲しているか、
手に入れようとしているかによるということです。
その準備として「リスクをとれる学び」が
できるかということです。
今回の記事は、YouTubeがダメだと、
安く手に入る本はダメとだという話しではありません。
リスクが生まれる代償の感覚を伴う学びの準備、
ここが大切だというお話です。
学びのステップRQADとは
自分の一生をかけるほどの決意、覚悟、コミットメントといった言葉を聞くと、この段階で挫けてしまう方もいるので、少しマイルドにしてご紹介するのが、
4つの学びのステップ「RQAD」です。
Recognize、Question、Adapt、Doの
頭文字を取った学びを形に変える4つのステップです。
RとはRecognize
認識する、理解するということです。
ここは2つの意味があります。
一つは「目的」の認識と、もう一つが「内容」の理解です。
まずは目的の認識についてです。
「なんのために学ぼうとしているのか」
ここが曖昧だと、
あなたのアンテナの感度がさび付いて情報の精度が下がってしまいます。
大切な役に立つ話であっても、雑多な情報として入ってきます。
これは情報を受け取るアンテナのようなものです。
目的が何かを明確にしていると、
あなたの情報のアンテナが立ちます。
これを脳科学ではRASと言います。
RASとは、Reticular Activating Systemの略で、
網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と言います。
シンプルにお伝えすると、
あなたが情報を拾う脳のアンテナです。
うまくいく方はこれを目的のために活用します。
これ取り扱い注意です!
うまくいかない方は手に入れたい状態や
理想の自分というものがあいまいなので、
逆に避けたい嫌な出来事や人といった事象を認識し始めます。
ですから、心理的には
- 「どうせ無理」
- 「これは使えない」
- 「そんなのできない」
という反応が生まれやすくなります。
うまくいく方は欲しいものを知っています。
ですから、そんなに頑張っているように見えない方でも、
ここぞというときのチャンスをものにできる人は、欲しいものを明確に知っていて
このアンテナを広げることが上手な方です。
逆にうまくいっていない人は、
アンテナが立っていないスマホのように
質の高い情報をキャッチできません。
そこでアンテナを立てるスイッチとして、
「目的は何か」を自ら再認識し、再設定する必要があります。
学びの目的を明確に特定することです。
そして明確にしてください。さらに限定してください。
もう一つは内容を理解するということです。
- その話の「要」は何か、
- 主要なポイントな何か、
- 「鍵」は何か。
ここを正確に理解することです。
特にテクニックについては、
正確に理解する必要があります。
長年こういった成長や啓発、人材開発といった分野で活動していますと、伸びる人は基礎がしっかりしています。意識的、無意識的に限らず、徹底しています。
正確な理解と実践をしているので、そこからにじみ出るその人の「味」で他を圧倒しています。
残念な方は、自分流を先に活かしてしまうので、ポッと出て、パッと消えます。
学びはじめは特に正確に理解することを意識してください。
R:Recognize
- 目的を認識すること。
- 内容を理解すること。
QとはQuestion
「問い」を活用するということです。
- これは何に活用できるだろうか?
- これはどこで活用できるだろうか?
- 目標達成のためにどう活かせるだろうか?
- 問題解決のためのヒントがあるとしたら、それは何か?
と、問いの力を活用します。
問いの力は絶大です。
例えば「昨日食べた夕食は何ですか?」と聞くと、
私たちの脳は、昨日の夕食のシーンを思い出すために
自動的にその状況にフォーカスします。
「昨日何を食べましたか?」
この質問に対して、
- 学生時代は野球をやっていました。
- チャームポイントは笑った時のエクボです。
- 左の鼻の穴が右より少し大きいです。
こんな答えは生まれません。
つまり、私たちの脳は質問に弱いということです。
うまくいく方と埋もれてしまう方の違いは、最初のRとともに、この「問い」「質問」の力をどれだけ使っているかが大きな鍵です。
「知ったかぶり」の残念な方は、知るだけで終わり、知識を知識のままにします。
うまくいく人は「知識」を「知恵」にかえ、行動の選択肢を増やしていきます。
- どのように活用できるか。
- どのように実践できるか。
こう考えていくきっかけを作っていくのが
「Q:Question」です。
Q:Question
自分に問いかけ、「質問」の力を活用する
AとはAdapt
「適合させる」、ということです。
目的を明確にし、問いを活用していくと、いくつかのアイデアが生まれます。
- ◯◯をやる
- ★★をやる
- □□をやる
と、いくつかのアイデアが生まれ結果を創る方は、そのアイデアを
現実に適合していきます。
- 今のあなたの状況に合うやり方は何か。
- いつやったほうが効果を発揮しやすいか。
- 既存の利得を活かしながらバランスよく
実践するためにできそうタイミングはいつか。
こういった思考のもとに
現実に適合させていくことが必要です。
うまくいく方は、ここを考慮します。
そうでない方は、ここをスルーしてしまいます。
バランスを無視し、現状を無視して、周囲に混乱を起こしてしまいます。
何事もバランスが重要で、NLPではこういった考えを「エコロジカル」と呼んでいます。
周囲の人や環境、そして状況に合わせて適切な行動をとることです。
こういったことを無視すると、
周囲が混乱し、人が離れていくことも生じます。
- いつやればいいのか。
- やる際に事前にやっておくことは何か。
ぜひこういったことを考えて、浮かんだアイデアを適切に導入していくプロセスを大切にしてください。
A:Adapt
現在の状況に適合させるための工夫をする
D:Do
最後のDは、説明不要のDo、
やることです。
やること、
実践すること、
行動を起こすことです。
しかも即実践、即行動です。
着手をできるだけ早くしてください。
アイデアは生まれたての赤ちゃんのようなもので、
愛情を持って育てていくことで、
大きく成長し、社会に貢献していく存在になります。
あなたの目標達成や問題解決のアイデアもそうで
しっかり抱きしめ、すぐに実践できるように育ててあげることが必要です。
そのためにはスピードです。
生まれたての大切な赤ちゃんを放置する人はいません。
生み出しただけで終わりにせず、適合のステップで大切に育て、すぐに実践、すぐに行動を起こしてください。
そしてこのDoまでが
「学ぶ」ということです。
新しいことを知っていても、
具体的な目的を前提に持たなければ、
あなたは学んでいません。
自分に「問い」かけても、
浮かんだアイデアを適合しなければ
あなたは学んでいません。
現実に適合させるためのアイデアが生まれても
やっていなければ、あなたは学んでいません。
やるまでが、学びです。
やっていなければ、学んでないのと同じです。
こういった枠組みで
結果を創る新しい学びを生み出してください。
D: Do
やること、即実践、即行動、着手を素早く行うこと
最後に
今回は長年現場で見てきてわかっている
結果を創る人と埋もれてしまう人の違いをご紹介しました。
その一つとして学び方があります。
RQAD
- R:認識すること、理解すること
- Q:問い、質問を活用すること
- A:現実に適合させる工夫をすること
- D:やること、即実践即行動、着手を早く
ぜひこれらを実践し、
想像を超える結果を手にしてください!
編集部からのお知らせ
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今年も興味深いテーマです!
- 第1部:哲学・心理学・宗教の賢者から学ぶ
- 第2部:有意義な人生に必要な
- 第3部:〜言葉が人生を変える〜
詳しくは、こちらをご覧ください。
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