「マインドフルネス」と「瞑想」の違いって
ご存知ですか?
最近なんだか疲れがとれない、
ぐっすり眠れていない、
注意力散漫でミスが多い、
イライラが止まらい、
こんな症状に気づいたとき
何か改善する方法は?と考えて
ネットや携帯で検索する人も、
多いのではないでしょうか。
そして、検索する中で
「マインドフルネス」と「瞑想」
どっちを行えば改善できるの?
と、ほとんどの方が
戸惑っていることでしょう。
本記事では、
「マインドフルネス」と「瞑想」の違いを
簡単にご説明していきます。
どちらを行うべきか迷われている方は
是非、最後までお読みください。
1.マインドフルネスと瞑想の違い
最近では、『マインドフルネス瞑想』という言葉が広く使われるようになり、マインドフルネスと瞑想、
「何が違うの?」「同じじゃないの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、マインドフルネスも瞑想も、精神統一や心の安定を目指しており、その効果や進め方について調べてみても大きな違いはありません。
そのため、「マインドフルネス=瞑想」と認識されることがほとんどです。
ただ、「違いはないの?」と言われると、そうではありません。
厳密に言うと、マインドフルネスとは、過去や未来に捉われず、「今現在の自分自身」に精神を集中している状態のことであるのに対し、
瞑想は、精神を集中するための具体的なトレーニング方法なのです。
つまり、瞑想を行う中で得られるのがマインドフルネスであり、マインドフルネスな状態にするために行う瞑想のトレーニングを、マインドフルネス瞑想と言っているのです。
では、マインドフルネスと瞑想についてもう少し詳しく見ていきましょう。
1-1.マインドフルネスとは?
マインドフルネスは、仏教の思想や技法をベースとし、米国マサチューセッツ大学の教授であり、分子生物学者のジョン・カバットジン博士によって、
1979年にストレス低減法として提唱されたのが、
マインドフルネスの起源とされています。
マインドフルネス瞑想は、宗教とは関係なく一般的な人にも取り入れやすいトレーニング方法として、
ビジネスの世界やスポーツの世界でも幅広く活用され、Appleの創業者スティーブ・ジョブズ氏やイチロー選手もその一人と言われています。
皆さんが幼いころ、友達との遊びに夢中になっていて「あれ!?もうこんな時間!!」と慌てて家に帰ったという経験、一度はあるのではないでしょうか。
これもマインドフルネスな状態に入っていたと言える一例です。
帰る時間を忘れてしまうぐらい「今、目の前の友達と遊ぶ」ということに集中することで、学校の先生に怒られて凹んでいた気持ちや、
今日中に宿題を終わらせないと!という焦りを手放し、全力で今を楽しんでいる自分に集中していたのです。
また、スポーツの世界でも、感覚が研ぎ澄まされ、高いパフォーマンスができている状態のことを「ゾーンに入る」といわれていますが、
あれもマインドフルネスな状態に入っていると言えます。
このマインドフルネスに注目が集まったのには、人は大人になるにつれて、未来への不安や過去からくる後悔など、多くのストレスを抱えながら日々生きているという背景にあります。
そのため、今、現在を生きている自分自身の状態に気づけず、身体の不調や心のバランスを崩すケースが多くなっているのです。
過去から未来に向かって絶え間なく移りゆく日常の中で、今、この瞬間に気づいて立ち止まり、
集中して思ったことや感じたことを、あるがままに受け止め、自分自身と向き合うことが大切です。
自分の状態に気づくということは、心や身体の安定に繋がるだけではなく、ストレスの低減や集中力のアップ、感情のコントロールなどにも繋がるというのがマインドフルネスなのです。
1-2.瞑想とは?
瞑想のルーツは古く、仏陀が悟りをひらくときに行ったとされているのが瞑想ですが、
その後は、さまざまな場所や時代、宗派などによって、進め方や考え方を変えて発展してきたと言われています。
そして、現代では、ヨガや呼吸法といったものも、瞑想を行うための手法として、広く知られるようになってきました。
瞑想とは簡単にいうと、「精神を集中させ、何も考えないようにする」ということです。
瞑想と聞いて、思いつくのは日本でいうと「禅(ぜん)」ではないでしょうか。
お寺などでお坊さんが警策(きょうさく)で肩をたたく姿をイメージした方もいると思いますが、あれも、雑念を取り払い「無」になるための一つの方法です。
※警策とは、座禅の時、修行者の肩ないし背中を打つための棒を指す。
(参考:警策 – Wikipedia)
皆さんも、やってみていただくと分かると思いますが、何も考えないようにする事って、とても難しいことです。
静かな場所で心を落ち着けて目を閉じていても、数秒後には「今日のお夕飯何にしよう」「冷蔵庫に人参あったかな?」なんてことが、次から次へと思い浮かんでくることでしょう。
「何も考えないようにする」ということは、精神を安定させるだけではなく、脳を休ませる事にも繋がります。
人の脳は、ただ日常を過ごすだけでも自動思考が働き、フル稼働している状態なので、休むことがありません。
瞑想を行うことで意図的に思考を休め、働きすぎの脳にリフレッシュタイムを与えることで、心や身体をリラックスさせるだけではなく、
心身ともに健康で安定した状態を手にいれることができるのです。
2.マインドフルネスと瞑想どちらがお勧め?
1章でも少しお伝えしましたが、マインドフルネスも瞑想も効果にほとんど違いはありません。
そのため、「何を得たいのか」ということで選ぶことをお勧めします。
どちらが向いているかという視点で分けてみましたので、下記にご紹介しておきます。
【マインドフルネス向き】
- パフォーマンスをより向上させたい方
- 集中力をアップさせたい方
- 暴飲暴食など悪習慣をやめたい方
【瞑想向き】
- リラックスしたい方
- ぐっすり寝れていないと感じる方
- ストレスや不安を感じている方
どちらのトレーニングを行っても、精神統一や心の安定につながりますが、瞑想のトレーニングを行うことで、マインドフルネスな状態に入りやすくなることは間違いありません。
3.自分自身と向き合うことが一番大切
この記事をお読みになっている方は、恐らくですが、今何か悩みを抱えていたり、心や身体の不調を感じていたり、
また、日常生活での疲れや、人間関係でしんどさを感じている方が、いらっしゃるのではないでしょうか。
マインドフルネスも瞑想も、間違いなく今の状態を改善するために力になってくれるツールですし、試してみる価値はあります。
今の状態を改善していくためには、どちらにも共通していることですが、一度立ち止まって自分自身と向きあい、
自分自身の感情や状態に「気づく」、ということが最も重要です。
もし、マインドフルネスや瞑想みたいに時間をとってトレーニングするのはハードルが高いな、、、。
とお感じになるのであれば、日常の中で日記を書いてみたり、お風呂に浸かりながら今日一日を振り返ってみたりするのもお勧めです。
また、テレビを観ながら、スマホを触りながら、といった「ながら」を意識的にやめてみたりするのも良いでしょう。
是非、自分自身と向き合う時間をつくり、自分を大切にすることを意識してみてください。きっと改善に繋がるはずです。
また、自分自身と向き合う中で、トラウマであったり思い込みであったり、向き合うだけでは改善できないことも、沢山見えてくることと思います。
その時には、一つの選択肢として、自分自身のことを理解するために「人の心理」について学んでみることをお勧めします。
中でも、『脳と心の取扱説明書』と呼ばれる心理学NLPは、他者とのコミュニケーションだけではなく、自分自身とのコミュニケーションについても学べる心理学です。
つまり、相手の心理だけではなく、自分自身との向き合い方や、深層心理を知ることができるので、ご自身の悩みや改善したいことの根本に、アプローチすることが出来るということです。
心理学NLPは、1970年代に3人の天才セラピストの治療パターンを研究し、誰もが活用できる方法として体系化された心理学です。
現在では、モチベーションの維持・向上や、感情のコントロール、自分の中で抱えている課題の克服、コミュニケーション能力の飛躍的な向上、思考や行動パターンを変化させることなど、
仕事やプライベートでも実践的に使える心理学として注目を集めています。
その効果の高さから、経営者や管理職・リーダー層、医師、弁護士、コーチやカウンセラー、教育者、主婦、学生など、たくさんの方が学ばれています。
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