7.お金について学ぶならこの8冊
お金についての本は、今のあなたがどのステージにいるかによって良書というのが変わってくるものです。そして時代や経済状況によってやり方が変わってくるものです。
上手くいっている人は、投資や寄付、支出や浪費も含め、やり方ではなく、考え方を大事にしていることがわかりました。
そこで、ここでは長年にわたって読み継がれてきた本、そして成功している投資家たちが読んできた本、成功しているビジネスパーソンが読んできた本をピックアップしてご紹介します。
7-1.80年たっても読み継がれるお金についての本。世界中の富豪の教則本となる一冊
物語で語られ、どの時代、どの職業でも活用できる、「富、お金、仕事、繁栄」についての大切なメッセージが盛り込まれています。
とてもシンプルで、力強い教えは、「◯◯に投資しろ!」とか、「起業しなければ金持ちになれない!」とか、「インターネットを制するものが、仕事を制する!」といったものではありません。
今回、本をご紹介するにあたって、うまくいっている会社の経営者に調査したところ、全ての社長が「読んでる!」と答えた本で、投資の大切を実感させてくれます。お金の本の定番であり、根強い有名な本です。
7-2.なぜ、こんなに重要なことを学校で教えないのか。一生に一度は目を通しておく一冊
この本でお金に対する考え方が変わった人は数多くいることでしょう。
人々がお金について苦しむのは、お金については学校で教えてくれないからと言われます。
もしこのことを学校で教えてくれたら、その人の人生、そして世界が豊かになるでしょう。
お金を増やしたければ、知らないでは済まされない、重要な考え方が述べられた本です。
説明不要のおすすめ本です。お金を増やしたい人はもちろん、「投資は自分には遠い気がする」と思っている人にもおすすめです。
7-3.お金をどのように作っていくか、稼いでいくか、増やしていくかを教えてくれる一冊
前述の「金持ち父さん貧乏父さん」がお金の活かし方や考え方を説く本なら、この本は稼ぎ方や増やし方にテーマを絞った本として役立ちます。
この本に述べられている「収入のパイプを複数持つ」という考え方は非常に重要です。株式投資、不動産投資も資産運用の一つとして述べられていますが、ユニークな点は、権利収入という発想。
その権利収入を生かして、どんなビジネスができるのか、どのように始めていくのか、そのアイデアが具体的に手に入る本です。タイトルに「実践」と書いてあるだけに、何をやればいいか、その選択肢を増やしたい方にはおすすめです。
7-4.お金持ちのリアルを知れば、あなたの行動も変わる!資産家たちのルールを知る一冊
一言でお伝えするとお金持ちのリアルを扱った本です。
億万長者とは、実際どんな人々なのか?─アメリカ富裕層研究の第一人者であるスタンリー博士とダンコ博士は、1万人以上の億万長者にインタビューとアンケートをして、資産や年収、職業、消費行動のタイプを徹底的に調査。
結果は驚くべきことに、彼らのほとんどはありふれた職業と家庭をもつ「普通の人々」だったのです!
「お金持ち」「富豪」「ミリオネア」という言葉を聞くと、遠く離れた人のように感じる方もいるかも知れませんが、この本はそんな幻想を砕き、億万長者の消費行動を始めとする生活そのものがわかりやすく紹介されています。
この本でわかる内容の一部。それは、億万長者は「高級車や自家用ジェットや馬や執事付きの別荘がある人達」というわけではないということ。
お金の本は、稼ぎ方だけではなく、また投資方法だけでなく、支出管理も重要な視点です。
この本は、そんなこれまでにない視点を持った「資産家」の科学と言っても良いでしょう。
億万長者というイメージを「資産家」に変えて学ぶと、できるところからやってみようと思える本です。
7-5.お金への思い込み、そして稼ぐことに対するセルフイメージを変える一冊
ビジネスで成功し、一文無しになる。そしてまた億万長者になる。著者はこの自分の体験からお金持ちになるには、何が必要かという秘訣を見出しました。それは単なるお金持ちになるというだけでなく、幸せな人生、豊かな人生を生み出す秘訣とも述べています。
お金に対するネガティブな思い込み、そして自分自身をどう思うかというセルフイメージにも触れた本で、タイトルにもあるどんな「マインド」を持ったら良いのか、そのことについて書かれた本です。
お金に対する思い込み、お金を作ることに対する思い込みを確認したい方におすすめです。
7-6.ビルゲイツが学び、お金の専門家本田健が20代に読む本としてすすめている一冊
この本は、現在世界一の資産家と言われるビルゲイツを始め、多くの成功した経営者が学ぶ富の使い方のお手本です。次の世代に何ができるか、そのことを教えてくれた本であり、フィランソロピーのお手本とされる内容です。
経営者としてだけでなく、その資産を社会に還元した点でも尊敬される鉄鋼王と呼ばれたカーネギーは、経済だけでなく、政治や教育の世界にも大きな影響を与えた人物です。
社会で得た富を、最後には社会に還元していくのが人としての在り方だと説きます。 実際にカーネギーは、ニューヨークにあるカーネギーホールやカーネギーメロン大学、そして教育振興財団、国際平和基金を設立しました。
表立っていませんが、お金がない人でもいろんなことを学べるようにと、3,011箇所に図書館を寄贈する活動もしています。
7-7.日本に最も投資した人の考え方を学びたければこの一冊
「どんな会社に投資すればいいのか?」
その答えがあまりにも斬新で感動し、しばらく本を読み進めることができませんでした。
視点が違う、だからこそ、日本一の大投資家なんだと痛感したのを覚えています。
この他にも、「目先にとらわれずに与えること」、とよく聞くフレーズの目先とは何かなど、本を読み進めるごとに考え方を改めようという改心の連続でした。
なぜ、与えることが重要か、成功するための動機をどのように作れば良いのか。そして、豊かになるための究極のセルフイメージとはどんなものか。そういった疑問に著者の本田氏が優しくまとめられており、竹田氏の考え方同様、良い仕事をされたなぁと、しみじみと感じた本です。
100社以上の上場企業の個人大株主で、所有株式の時価総額は100億円以上。日本のウォーレン・バフェットと呼ばれる竹田和平氏。その竹田和平氏と500回以上寝食を共にし、和平さんの投資哲学、人生哲学をマンツーマンで学ぶチャンスを得た本田晃一氏の本です。
7-8.とにかく気軽に面白く、お金の仕組み、そして威力を学びたい方への一冊
マーケッターであり、コンサルタントであり、数々のビジネスを手掛けた神田昌典氏もおすすめするお金と人間を描いたマンガです。とにかく気軽に面白く、お金の仕組み、そして威力を学びたい方への一冊です。
8.本来の自分に戻り、心豊かに生きたければこの11冊
自分らしく生きることで、本当の豊かさや幸せは手に入ると言われます。その本来の自分に気づき、取り戻す11冊の本をここでご紹介していきます。
8-1.二つのアプローチで本来のあなたに気づき、創造性を発揮させる一冊
やったもの勝ちの価値ある一冊。おすすめです。
雑多な毎日を過ごしていると、自分が何をしたいのか、何をしたくないのか。気分はいいのか悪いのか、心地いいのか、不快なのかも気づかずに過ごしているときがあります。
この本は、読む本というより「やる本」です。中で紹介されている「モーニングページ」と「アーティストデート」は、気軽に取り組むことで様々な気づき、発見、癒しが生まれ、あなた自身を取り戻すことにつながります。
文中にアーティストという言葉が出てきますが、あなたがアーティストでなくても十分に価値を生み出せる、おすすめの一冊です。
8-2.「覚醒」を誰もが体験できるようにした「自分」を取り戻す一冊
この本が日本語で読める、
そして紹介できることが嬉しく
そして光栄に思います。
その名も「ホールネスワーク」
タイトルからして深いものですが、
帯にある
【あなたの悩みは、
無意識へのアプローチでとけてゆく】
不思議に聴こえるかもしれませんが、
これ本当です。
精神世界の教えである「覚醒」に基づきながらも、
より具体的で、万人が使いやすいスキルとして書かれています。
NLP(神経言語プログラミング)をベースにした
自分でもできる最新セラピー。
「心のチキンスープ」で有名な
ジャックキャンフィールドもおすすめの一冊です。
8-3.やりたいことがみつからない。そんなあなたに大きな驚きと発見をもたらす一冊
トコトン夢中になれるようなあなたの源(ソース)を見つけるためのガイドとしての役割をもつ一冊です。
ひょっとしたら、あなたも「わくわくすることをやっていればあなたは幸せになる」というメッセージを聞いたことがあるかもしれません。実際には、わくわくすることをトコトンやっていく覚悟が、重要なポイントだと教えてくれます。
さらに下記のようなメッセージで、これまで思い込んできた様々な思考や価値観の前提を解放することができます。それはあなたの源(ソース)を見つけるために役立ちます。
責任感とは、自分自身に正直になり、自分の心からの願いやニーズに忠実になること。
8-4.物語が私たちに生きるための大きな示唆を与えてくれます。訳者も話題になった一冊
物語が進んでいく中で、今あなたが大切にしているものは何か、執着しているものは何かを問いかけてくれる本で、訳が村上龍ということも話題になった本です。
ページをめくりながら、ハッとあなたの心が留まった瞬間は、ゆっくりページを閉じて、自分との対話や自分自身を振り返る時間として、その時を味わってください。その時間は今後、あなたの仕事や人生に大きな違いを生み出してくれることでしょう。
良書というのは、その人が生きているステージによって、読むたびに「伝わってくるもの、感ずるもの、気づくもの」が異なってくると言われています。この本はまさにそのお手本です。
8-5.何かに夢中になれていたあなた自身を取り戻す一冊
強さとは何か、人を引き付ける魅力とは何か、そしてそのためには何が必要なのか。
そんな輝いて生きる生き方を取り戻せる本です。
この本も物語形式で、「ビジネスで成功した男性が、ある日突然事故で大切な妻子を失う」という状態から物語は始まります。著者はオグ・マンディーノ。人生を幸せに豊かに生きるために必要なメッセージを物語で書かせたら、右に出る者はいないと言われた作家です。
その本の出版数は累計3,500万部を超える世界的な人気作家の作品です。
堅苦しい人生論といった本が苦手な方は、こちらの本から始めていくと良いでしょう。
8-6.こちらは一作品で3,500万部のベストセラー。自分らしく優しく生きるための一冊
出版数3,500万部の隠れた名著で、著者自身がガンの克服体験をもとに、心、体の癒しをわかりやすく書かれています。
アメリカで心理系の仕事、特にカウンセラーやセラピストに従事している方にとっては定番の本で、もちろん職業としての専門書ではなく、一般の人が本来の自分を取り戻すために書かれた本です。
紹介されているエクササイズにじっくりと取り組んで、心、体を癒し、あなた自身をまるごと受け入れ、楽しく前に進める自分を手に入れていください。
8-7.品と知性と優しさを感じる一冊
「置かれた場所で咲きなさい」
あなたはこの本のタイトルを見て、何を感じ、何を考えただろうか。私たちは、他の誰かを見て、憧れます。時には嫉妬することもあるでしょう。それが成長するエネルギーになるときもあれば、自己嫌悪や自分を卑下することへつながります。
この本を読みながら感じるのは、今いる場所で、「ないものに意識を向ける」のではなく、「あるものに意識を向け、感謝しながら、徹底的に生きる」ことの力強さです。
著者は、マザーテレサが来日した時の通訳としても活躍されたノートルダム清心学園 前理事長の渡辺和子さん。温かく、生きる勇気をもらえる本です。
8-8.死を意識する時、私たちは生きることを真剣に考えます。自分の命を考える一冊
この本は、自分の生き方、命の使い方、そしてやりたいこと、やっておきたいことをリアルに感じさせてくれます。
著者は、末期患者と正面から向き合い、その尊い何人もの死を見届けた緩和医療専門医である大津秀一先生が書かれていて、死を自覚した人が思う「後悔リスト」を25項目にまとめた本です。
ライター自身も一緒に活動した経験がありますが、この本は自分で書こうと思ったわけではなく、末期がんの患者が、「先生、生きている人たちが後悔せず、自分の人生を大事に生きていけるようにまとめてほしい」という患者の声から生まれたものだと教えてくださいました。
大津先生の「これは私の本ではなく、患者さんの遺言です」という言葉に、内容の重みを感じずにはいられませんでした。
仕事や人生に退屈しているとき、多くの場合は決まって、自分の人生が明日終わるなんて思っていません。どこかで、「この先自分の人生はずぅ~と続く」と思っています。
もし、あなたの余命が何日とわかっていたら、その残された命をどのように使うか、真剣に考えずにはいられませんね。ただ、このことはリアルに考えることは難しいものです。
自分の人生、自分の命の使い方が見える、そして具体的な行動がわかる、そんな一冊です。
8-9.人生の様々なステージを見分け、次の課題を自然に見つけられる一冊
神話学者のジョセフ・キャンベルが、文化や宗教といった背景を超えて、その国々で語り継がれる神話の研究をもとに作られた内容の本です。
このステップを理解することで、あなたが仕事や人生でどのステージに居るのか、どんなことに注意を向けたらいいのかが見えてくる指標になることでしょう。
どんな物語、どんな人生にも、そこに登場する主人公は以下の8つのステップを辿ることを見出しました。そのステップとは、
「天命を知る」
「天命を辞退する」
「境界線を超える」
「メンター・守護者と出会う」
「悪魔との対決(他者だけでなく、自分の影に立ち向かう)」
「変化・変容を遂げる」
「課題を完了させる」
「故郷へ帰る・帰還する」
このステップが、映画「スター・ウォーズ」に取り入れられたのは有名な話で、「ロード・オブ・ザ・リング指輪物語」など、神話だけでなく、読み続けられる物語の骨子となっています。
心や脳、そして遺伝レベルの情報を統合して、あなたの成長に新たな視点をもたらす一冊です。
この本はかなり分厚く骨太な本なので、入門的に学びたければ、こちらの本をおすすめします。先にご紹介したNLP(神経言語プログラミング)の関連本です。
ロバート・ディルツ スティーブ・ギリガン NLP ヒーローズ・ジャーニー: NLPとエリクソン催眠による苦境を乗りこえる4日間ワークショップ
8-10.より大きな流れの中で、自分のビジョンを見つけ、調和の心を取り戻す一冊
言葉で表現できない意味ある偶然の一致、そしてこれまでの人生がどういった道の流れにあったのかといった、あなたの人生を大きな視点で見つめていける書籍です。
翻訳者は東大卒業の最高学歴のご夫婦ですが、その二人がスピリチュアルと呼ばれていた、日本ではまだ馴染みがなかった時代に、この分野の本を訳されたこともあり話題になりました。
物語形式の特徴で、読んだ時だけでなく、ある日、あなたにとってベストなタイミングで、突然重要なメッセージに気づくことができる、そんなユニークな本です。
8-11.マインドフルネスを生活に取り入れ、あなたの心を豊かにする一冊
マインドフルネスの手法はもちろん、名画としても読みものとしても価値の高い本です。
時々見直したい自分の仕事や人生、そしてあなた自身に気づき、癒し、より良い状態に再生させる文章と、名画の工夫が盛り込まれています。
マインドフルネスの歴史をたどれば、実は真新しいものではなく、古(いにしえ)の人類の知恵から生まれた方法です。今では、よりコンパクトな方法になり、Google社をはじめ多くの企業に採用され、ビジネスパーソンの多くも取り入れています。
購入の際には、実際に手に取り、絵のタッチや大きさなど、体の感覚を使って事前にチェックすると良いかもしれません。
※人生や生き方に影響を与える「セルフイメージ」についてまとめた記事はこちらから
9.年代別!読んでおきたいおすすめ本(20代から50代まで)
ここではこれまでご紹介してきた本の中から、この年代までには読んでおきたい本を20代、30代、40代、50代に分けて、それぞれ3冊ずつご紹介しています。
9-1.20代までに読んでおきたい3冊
どんな立場の人でも、とにかく読んでおかなければならない必読書3冊です。
9-1-1
9-1-2
9-1-3
9-2.30代までに読んでおきたい3冊
仕事では部下や後輩を持ち、結婚や子育てを考えていく社会人として責任を持って生きること、働くことを考える時期におすすめ本です。
9-2-1
9-2-2
9-2-3
9-3.40代までに読んでおきたい3冊
キャリアを積んだ分だけ、固定された思い込みに気づかず、仕事や生きることへの感動やときめきが薄れてしまう可能性を持ち始めるこの時期、生き方や働き方を見なし、現実を直視し、理想の自分を統合していくこの年代におすすめの3冊。
9-3-1
9-3-2
9-3-3
9-4.50代までに読んでおきたい3冊
老いを実感しつつ、自分の人生を振り返り残りの人生を考え、次の世代のことを考え、動き始める時期におすすめの3冊。
9-4-1
9-4-2
9-4-3
10.「人生とビジネスで使える学び」のご提案
あなたの仕事と人生を豊かに変える101冊の本の旅、いかがでしたか。
あなたの状況によっては、今はまだピンとこない本もあるかもしれませんが、私たちの成長のステージによって必要なテーマがあるように、その時にあなたの力となり、支えとなる本として現れることでしょう。
ぜひ、必要な時にこのおすすめリストに戻って気持を一新していく機会にしてください。
気になった本があれば、一度本屋で手に取り、自分に合いそうなものを選んでください。
「あなたに学ぶ準備ができた時、教師は現れる」と言われます。
ぜひ、出会ってください。あなたの仕事と人生を豊かにするために。
※【無料プレゼント】人生と仕事、人間関係で使える心理スキルや秘訣を公開!
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